春になってスミレの中で一番最初に咲くアオイスミレは冬でも葉がきれいだ。
葉の間から伸び茎の先に閉鎖花による実がついていた。
スミレの仲間は春に花が咲いた後も閉鎖花がたくさんできる。
閉鎖花というのは花が開くことなく内部で自家受粉してしまうものだ。
最初下の方にあるが実るころには上を向くらしい。
熟すと三つに弾けて種を飛ばす。
先日可愛いい花を見たキッコウハグマも閉鎖花ができる。
仲間のコウヤボウキと同じように綿毛(痩果)ができる。
閉鎖花を分解してみると3小花に分かれ、長い冠毛の中にずいちゅう(シベ)が見える。
キッコウハグマも閉鎖花のほうがずっと多い。
自家受粉を嫌って工夫をする植物が多い中で閉鎖花でいいじゃないかというのが面白い。
今まで、閉鎖花とか雄性先熟、雌雄異株・・・
様々な専門用語?を拝見してきました。
でも 深く考えていなかったので、
基本的には 一つの花のメシベにオシベの花粉がついて結実すると思ってきました。
勿論、ハチや風によって。
閉鎖花は そう言う意味でよく理解できました。
ところが そうでない場合、違った花の花粉が運ばれる可能性も或る訳ですね。
「遺伝的多様性の維持」という利点があると記されていましたが
人間の近親結婚を避けることと よく似た意味があるのでしょうか??
人の手によって、低温や虫害に強い品種に改良されているのは
よく見ますが、そう言うことなんでしょうか?
すみません。まだ サッとしか検索しなかったので整理できていません。
ゆっくり納得していきたいと思います。
それにしましても「閉鎖花」と認識して見た経験がないのは ちょっと恥ずかしいです(涙)
何処もかしこも紅葉中。そんな中緑の葉が光るように輝く。
冬でも緑?でいられるのだろうか。すみれというから葉は、小さいのでしょう。
でも閉鎖花はけっこう多いようです。
ツユクサも開く花の他に閉鎖花状態のものがあります。
花が開くものでも虫の世話にならず一つの花のオシベメシベで受粉しているらしいのです。
そうすると花弁が開く必要はないので閉鎖花というのもありですね。
いずれにしても生き方の多様性には驚きます。
葉の大きさは1,2cmというところです。
あまり知りませんでした。(キキョウソウくらいのもので)
キッコウハグマも閉鎖花の方が多いとは。
おーちゃんが仰っているように、自家受粉を避けようとする花が
あるのに対し、これらは外部からの接触をシャットアウトしての自家受粉で
よしとしているのが面白いですね。
ちゃんと咲くのもあるということは、DNAの更新(?)も一応考慮している
ことになるのでしょうかね。
閉鎖花も結構多いみたいです。
進化の方向がどちらを向いているのかよく分かりませんが、
一応他家受粉できる花も用意するしたたかさは感心します。