横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

熱海梅園

2010-01-25 07:43:57 | 近所

熱海梅園

子供のころ熱海は日本随一の温泉・観光地で、新婚旅行のメッカであることも知っていた。
貫一お宮の金色夜叉は映画や舞台にお笑いでも取り上げられることが多かった。




そして図らずも関東に住むようになって40年ぐらいになるが、
意外にも熱海で宿泊したりゆっくり観光することが一度もなかった。
今回安いホテルのプランがあったので2泊してきた。




早咲きが見られるだろうと梅園に行ったが、まだちょっと早かった。
しかし、そこそこ咲いていて金曜日でもけっこう賑わっていた。




熱海梅園は早咲きから遅咲きまで60品種450本以上があり長く楽しめる。
散策路には多くの歌碑や句碑がありスイセンなどの草花もみられ、
歩き疲れると足湯で休むこともできる。




園内には韓国庭園のほか中山晋平記念館や彫刻の澤田政廣記念美術館もある。
平成12年に森善朗総理大臣と韓国の金大中大統領が熱海で会談したことを記念して、
伝統的な様式をとりいれた韓国庭園が平成14年に完成した。




「ゴンドラの唄」「東京音頭」「てるてる坊主」をはじめ数多くの名曲を作った
大正、昭和の代表的な作曲家中山晋平は熱海市内の別荘で亡くなった。
その後、別荘は中山晋平記念館として運営されていたが平成3年にこの梅園に移された。




記念館の庭にはキバナアマの花が見ごろになっていた。。



キバナアマ(アマ科)
キバナアマは中国で「雲南月光花」とか「迎春柳」とも呼ばれるそうだ。