横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

那須の紅葉

2007-10-24 08:29:38 | 旅行

会社の先輩から姥ケ平の紅葉は見事だと聞いて、
月曜日に行ってきた。
北から三本槍岳、朝日岳、茶臼岳、南月山、黒尾谷岳を那須五岳と呼び、
1915mの茶臼岳から西へ少し下がったあたりが姥ケ平だ。


朝7時ごろ出て那須塩原10時発のバスで茶臼岳のロープウエー山麓駅に向かう。
ところが那須湯本温泉あたりから渋滞でノロノロ運転。
しかたなく大丸温泉で下車して何度も車道を横断して山道を歩く。


予定より1時間遅れでロープウエー山頂駅に着く。
このあたりより上は大小の石がゴロゴロ、下は低木や草が紅葉している。


山頂を目指す人たちと別れ、我々二人は牛ケ首から姥ケ平の方に向かう。


上の写真の右手に見える人たちを望遠で見ると、
先生を先頭に小学生たちのようだ。


石がゴロゴロした上り下りを進むと左手に次第に紅葉が見えてくる。


ところどころ大きな岩がひび割れているのを見る。
小さな割れ目に水が入って氷の力で割れたそうだ。


現在も活火山である茶臼岳は1881年に噴火した。
このため2000mに満たないが亜高山帯の植物が多いそうだ。


遠く那須塩原市街を望む。
那須塩原市は黒磯市、西那須野町、塩原町が合併して2005年に誕生した。


牛ケ首に着いて姥ケ平の方向を見渡すと、こちらも見事な紅葉だ。


このあたりはところどころ噴煙を上げている。


姥ケ平のほうから茶臼岳を見る。
くびれているところを牛ケ首と見立てたのだろうか。


3時を過ぎると、もう夕方の日差しで色合いが変わってくる。


山頂駅から東北側の斜面を見て紅葉と別れた。


鹿の湯あたりで立寄り湯に入ろうと予定していたが、
朝の渋滞のせいで時間が足りなくなって温泉神社の近くの足湯にした。

新宿までの高速バス、時間はかかるが安いのが取り柄だ。

追記:何枚かの写真で白くススキのように見えるのは「コメススキ」のようだ。