横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

タンポポは 夜ねむる

2005-10-25 13:34:44 | 近所


北海道・富良野では寒くなって、ことし最後の牧草ロール作りが急ピッチで進んでいるようだ。





いっぽう暖かい横浜・上瀬谷、海軍道路そばの空き地にはタンポポがたくさん咲いている。


 
ここの 在来タンポポ                  別の場所の セイヨウタンポポ

タンポポも何種類かあるらしいが、最近多いのはセイヨウタンポポ。
セイヨウタンポポは、どこにでも単独で生えている。
在来のタンポポは、自家不和合性というのがあって単独では繁殖できず、昆虫により他の花と受粉して繁殖する。
このため在来タンポポは、最初の写真のように集団を作るようだ。

花の下の2層になっている総苞片のうち、外苞片が
在来タンポポではしっかり花についているのに対して、セイヨウタンポポでは外に反り返っている。


在来タンポポと言ってももいろんな種類があるのだろう
ここのタンポポの花を観察してみると、下の写真のように形がちょっとづつ違っていたりする。
断定できる材料はないが、このあたりに咲くのは、カントウタンポポ でいいのかもしれない。

 

 

タンポポの葉は地上すれすれにあるが、その下に短い茎がある。
長い花茎の先の花は、朝開いて夕方には閉じる。
2,3日するとしおれて、立っていた花茎はいったん地上の方へ倒れる。
そして綿毛がつくようになると、また立ち上がる。面白い動きだ。

 
朝8時半ごろ、少し開き始める            9時半ごろ、ほぼ開花

タンポポが夜に眠るとは知らなかった。