東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口産ウールを紡いで座布団を試作(12/14)

2022年09月10日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 空いた時間を利用して少しずつ座布団を作っています。前回のコットンクラブで、カーディングした羊毛をそのまま入れると表や裏の羊毛布に絡まっていわばフェルト状にならないかとの指摘がありました。確かにその恐れがあります。そこで絹の袋に入れることを思いつきました。他の布でも良いのですが、なるべく薄い布にするには絹が良いのではと思いました。
 そこで、座布団の大きさに合わせた絹の布で袋を作りました。藍染め用にいただいた絹の布がありました。それを利用することにしました。袋状に縫うため、古い手回しミシンを取り出しました。

      カーディングした羊毛を絹の袋に入れて座布団に押し込む 


 さて、座布団にいれる絹布を使った袋を作りました。絹は他の布と違った音が出ます。いわゆる絹擦れの音です。また、手触りがするするします。早速絹布をハサミで切ることにしたのですが、ちゃんと切れず失敗しました。直線に切れないのです。もともと裁縫の素人です。絹布のしわがよってだんだん直線が曲線になるのです。念のためチャコペンで直線をひいていたのですが、だんだん直線から外れてしまうのです。恥ずかしながら何度も切り直して必要なサイズの絹布を切り出しました。

  チャコペンで直線    手回しミシンを取り出し    絹布を袋状に縫う
  

 続いて手回しミシンで絹布を袋になるように縫いました。そして、その袋にカーディングした羊毛を詰め込みました。続いて、座布団の中に押し込んでみました。絹は滑りが良いのでするりと入ります。いい感じです。次回のコットンクラブで、よりたくさんのカーディングした羊毛を詰め込もうと思います。そして、座布団の中に押し込んでみようと思います。羊毛が寄れないように毛糸で数か所結ぼうと思います。最後に座布団の入口をふさぎます。あまり大きくない、お尻にピッタリサイズの座布団になるのではないかと思います。さてどうなることやら。

      完成した絹布の袋        羊毛を入れて座布団に押し込む
 


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