東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

中古ハーベスタのベルト交換作業(2/2)

2021年03月26日 | 建設,工事,修繕

 仕事が忙しかったり天候が悪かったりしたため、ハーベストのベルト交換作業が遅れていました。ようやくベルトを交換する時間を取れました。耕運機のベルト交換は何度も経験済みですが、ハーベスタは初めてです。一番困ったのは、長いベルトを交換する時にベルトを緩める箇所が分からなかったことです。二ヶ箇所も緩める箇所があるとは思いませんでした。
 そんなこんなでベルトを交換後、最初に脱穀したのは砂糖モロコシです。砂糖モロコシの穂は箒にすることができます。ところがハーベスタの力が強すぎたのか穂がかなりちぎれてしまいました。これでは箒にできるかどうか分かりません。その後、残していた麦を脱穀しましたが、これまた穂先がちぎれて無くなりました。回転数を調整する必要があります。小麦の脱穀をする初夏までに最適回転数に調節しようと思います。

         試しに砂糖モロコシの穂を脱穀するも、残念!


 緩める二ヶ箇所を除けば、比較的スムーズにベルト交換できました。ベルト交換後、エンジンを回しながらプーリーに油を差しました。ところで、10年以上前に東京で使っていたハーベスタは旧式でとても古いものでした。修理しながらだましだまし使っていました。今考えれば骨董の部類に入る農業機械でした。今のハーベスタは左右のキャタピラで前後左右移動します。しかし、私が使っていた旧式ハーベスタは左右のキャタピラは前後しか動きませんでした。前輪を左右に振って動く方向を決めていました。私が何度も修理したこともあり、思い出のあるハーベスタでした。

  回しながら油を差す    箒でゴミを掃除    ベルトのテンション調整
  

 ところで、このハーベスタはディーゼルエンジンで動きます。寒い時は始動がめんどうです。エンジン内に少量のガソリンを溜めて、寒い時にガソリンを少し吸入口に入れるようです。しかし、どこにガソリンを溜めるのか場所が分かりません。これから暖かい季節になるので始動困難になることはないと思います。来冬までにその場所を探しておこうと思います。今のところ、暖かい日は機嫌よく始動するディーゼルエンジンです。

  保護カバーを取り付け終わる       残念なサトウモロコシの穂
 

コメント
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