東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

おつかれ!最後の脱穀作業

2005年11月23日 | 田舎暮らし
 今年最後の稲の脱穀をしました。これまでは重いディーゼルエンジン発動機と脱穀機を組み合わせて脱穀していましたが、一年ぶりに旧式のハーベスタを使って脱穀しました。今のハーベスタはキャタピラがついていますが、この旧式ハーベスタには今のハーベスタ先駆になったもので前輪と小さなキャタピラが付いています。この旧式ハーベスタは、畑に放置されていたものを二年ほど前に私が修理したもので、博物館に入れてもおかしくないほどの古い形式のハーベスタです。

 そのハーベスタを田んぼに移動して脱穀を始めたところ、収穫袋にまったく籾が入ってきません。
よく見ると籾を送り出すスクリュー部のカバーが脱落してありません。このため脱穀した籾が地面にどんどん落ちていました。このためエンジンを止めて、脱落したカバーを探すため移動させてきた道を探して歩きました。すると、アスファルトの道の上にそのカバーを発見しました。U字型のカバーは、脱落したあと何台かの車にひかれたのでしょうか、ペチャンコに平らになっていました。

 発見した鉄製のカバーを金槌でたたいて元のU字型に成型して元の位置に取り付けましたが、蝶番が壊れているためちゃんと取り付けることができません。応急的に紐で縛ってガムテープを貼り付けました。応急修理が完了したあとは、順調に脱穀することができました。 脱穀完了後、稲刈機とハーベスタを移動させて格納しました。機械類の格納後は赤米の種籾を脱穀をしました。これで、今年の脱穀はすべて完了しました。次のお米関連作業は、籾摺りと精米です。
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