東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 柳北方面の史跡散策(1/3)

2021年03月24日 | 歴史探訪他ウォーキング

 先日、馬皿地区の史跡を散策してみましたが、今回は柳井駅前から馬皿地区までの史跡を散策してみました。これまで何度も伊陸や日積方面に行きましたが、必ず柳北を経由して車で行きました。しかし、歩いたことは一度もありませんでした。実際に歩いてみると、柳井市街を見渡せる神社境内、閉じてお参りできない祠、そしてかわいいお地蔵様などがたくさんありました。いつか、皆さんをお連れしようと思います。柳北地区の公的駐車場をよく知らないため、柳井駅から歩いてみることにしました。

        柳井市街を見渡すことができる弥山寺/弥山権現


 柳井駅を出発するとひたすら北に向かいました。緑橋を渡り白壁の街を通り抜けると、街並み資料館前に出ました。そして、近くに置かれたマロニエの木陰の歌碑、柳井市役所跡地の碑を見学しました。続いて、少し離れた場所に安置されたお地蔵様1(火伏地蔵尊)に行きました。そのお地蔵様1から金剛寺に向かう細い道を、小さな川沿いに上流に向けて歩きました。しばらく歩いて、小さな墓所前に安置されたお地蔵様2に着きました。初めて見るお地蔵様2です。

   街並み資料館       お地蔵様1         お地蔵様2
  

 お地蔵様2付近から大きく左に曲がりました。金剛寺には行きません。そして、丘に向かって登りました。少し丘に登ると正福寺の山門が見えてきました。今回は大まかな散策が目的のため境内には入りませんでした。その正福寺から丘伝いに歩くと、山上に向かう少し荒れた小道がありました。その急な上り坂をしばらく登りました。登っては時々振り返ると、柳井市街が眼下に見えるようになりました。フーフー言いながら登っていると石の鳥居が見えてきました。その石鳥居には弥山権現と刻まれていました。 

    正福寺の山門と鐘撞堂          弥山権現の石鳥居
 

 弥山権現と刻まれた石鳥居を過ぎると、ようやく山頂に着きました。鳥居があったので神社があるのかと思っていたら弥山寺がありました。神仏混合の神域ではないかと思います。少し離れたところに立派な鐘撞堂がありました。急坂を登ったため汗が噴き出しました。そのため、ここで水分補給して眼下の景色を見ながらしばらく休憩しました。平日のためか誰もいない静かな山頂でした。

           柳井市柳北地区の史跡散策コース

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