東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施コットンクラブ 藍の採種、小麦の種まき、小豆の鞘取り、どんぐり収集など

2020年11月16日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今週のコットンクラブは、秋らしい野外活動をしました。まずは、枯れた藍から種子を収穫しました。収穫した種は、来年の春に種をまきます。なお、並行してドライフラワー用のどんぐりも収集しました。続いて、天日乾燥した小豆の茎から鞘をもぐ作業をしました。1月の放課後学習成器塾で、収穫したこの鞘から小豆を取り出す体験を子供達にしてもらいます。小豆の鞘取り作業と並行して、小麦の種まきもしました。手押し式の種まき機や手で種をまきました。来年の夏に小麦を収穫します。やはり成器塾で、パスタやホットケーキ作りに使おうと思っています。

   みなさんと一緒に、カラカラに乾いた小豆の茎から鞘を取る


 藍の種の収穫ですが、房状のようになった殻を手ですくい取るように収穫しました。確認のためにその殻を擦ると、ゴマ粒大の黒光りする種が出てきました。藍畑はどんぐりの一種であるクヌギの下にあります。たくさんの丸いどんぐりが落ちていました。ドライフラワーやリースのするのでしよう、どんぐりやその帽子状の殻を集めました。このどんぐりは真ん丸なので、コマにしたり、笛にすることもできます。隣に綿畑があります。ついでに綿やその殻も収穫しました。

   藍の種子を収穫     どんぐりを収穫     小麦の種まき準備
  

 みなさんが藍の種を収穫している間、私は麦の種まき準備を始めました。それが終わると種まきをしました。最初、手押し式の種まき機を使って種まきしました。ところが、小麦の種に混じっていたゴミが穴が詰まってしまいました。そのため、途中から手まきに切り替えました。種まきが終わると、二人の方に土寄せをしていただきました。

    手まきで小麦の種まき        種まきが終わると土寄せ
 

 藍の種の収穫が終わると、小豆の鞘を収穫しました。去年はカメムシ大発生で収穫ゼロでしたが、今年は去年の反省をもとに、種まきを一ヶ月早めました。それが大成功で、バケツ二杯分の小豆の鞘を収穫できました。1月の成器塾の料理教室で鞘から小豆を取り出します。余るであろう小豆を、田布施コットンクラブで美味しいお汁粉にしようと思っています。野外活動が終わると屋内に移動しました。そして、密にならないように座って楽しいコットンタイムをしました。参加された方々、お疲れ様でした。

  小豆の鞘を収穫     バケツいっぱいの鞘   楽しいコットンタイム
  

コメント
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