東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

梅雨入り前に、和綿の耕耘除草

2019年06月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 5月初旬に種をまいた和綿がだいぶ育ってきました。そして、その周辺の雑草も大きくなってきました。これらの雑草は、梅雨入りするとさらに大きくなります。すると、綿の背を越してしまいます。そうなると、除草がとても困難になります。クワや鎌を使っての除草は、暑い夏に入ると体にこたえます。そのため、和綿の南北方向と東西方向に耕耘機を動かして耕耘除草しました。梅雨入り後も、数回このような方法で除草します。

        耕耘機を東西南北に動かして、和綿の除草作業中


 和綿の株同士の間隔は1mにしています。耕耘機のロータリーが耕す幅は80cmです。そのため、綿の株と株の間を余裕をもって耕耘除草することができます。最初、南北方向に株の間を耕耘除草します。それが終わると、今度は東西方向に株の間を耕耘除草します。最後に綿の株の下だけに雑草が残ります。

  綿の株の間を耕耘機で除草耕耘      東西方向を耕耘機で除草耕耘
 

 和綿の株下に残った雑草は手で引き抜くしかありません。腰を下ろして、1株ごとに雑草を引き抜きました。今ならば雑草だけを引き抜けますが、今より雑草が大きくなると大変です。雑草を引き抜くと、雑草に引きずられるように一緒に和綿が抜けてしまうのです。なお、今は1株数本の和綿が育っています。来月、1本になるように間引きします。当初ネキリムシの被害にあいましたが、再度種まきをするなどして被害を防ぐことができました。今年も和綿の綿を収穫することができそうです。

        1株あたり数本育った和綿、来月1本に間引き

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