東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

和綿,藍畑,そしてサツマイモ畑の耕耘除草

2019年06月12日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 和綿,藍,そしてサツマイモの畑の耕耘除草をしました。和綿の種をまいたり、藍の苗を植え付けたり,そしてサツマイモ苗を植え付けてから約1ヶ月もの間草取りをしていませんでした。そのため、遠目にも雑草が目立つようになりました。このまま放置していると、畑を草が覆いつくしてしまいます。平クワを使っての除草は時間がかかり疲れます。そのため、耕耘機のロータリーを使って効率よく耕耘除草しました。

        耕耘機のロータリーを回しながら和綿畑を耕耘除草



 ロータリーを回しながら耕耘除草する時、間違って和綿の芽を傷つけないように注意しました。そのため、芽をギリギリ避けながら耕耘除草をしました。畝間も株間も1mにしたため、ロータリーを使って畝間も株間を機械的に除草できます。これから梅雨シーズンに入りますます雑草が勢いを増しますので、今後も暇をみては除草しようと思います。


  サツマイモ畑の除草   和綿の芽を避けて耕耘   寄生植物ネナシグサ
  

 耕耘除草をしていると、珍しい植物を見つけました。その植物はネナシグサです。名前のとおり葉がない寄生植物です。葉緑素を持っていないため白か黄色をしています。他の植物に巻き付いて、その茎に根を差し込みます。そして、その巻き付いた植物の栄養を吸い取ります。この寄生植物がはびこると、栽培植物は養分を吸い取られ枯れてしまいます。そのため、見つけるとすぐに引きちぎって投げ捨てなければなりません。

   株回りにびっしり生えた雑草     手で綺麗に株回りを除草後
 

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