東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

移動郷土館 麻郷の蓮輪いきいきサロンで歴史講話

2019年06月29日 | ふるさと

 今年度最初の移動郷土館を開催しました。今回やって来たのは田布施町麻郷の蓮輪地区です。蓮輪には、私の小学生時代の同級生が何人もいます。そのため、子供の頃はよくその友達を訪ねては遊びました。来られた方々もどこかでお見かけしたような方ばかりでした。最初に、古代から現代までの田布施町や蓮輪の成り立ちのお話をしました。歴史講話が約1時間半、フィルム映画が約30分でした。時間が足りず、ダイヤルのない古い電話機、蓄音機、電蓄、幻燈機などを実演する機会がありませんでした。最後に皆さんから拍手をいただき、ありがとうございました。

            フィルム映画を鑑賞している蓮輪の方々


 歴史講話中に、今は無いお地蔵様の画像をお見せしました。すると、ある方がそのお地蔵様についての思い出を語りました。結婚式で嫁入りがある家に、そのお地蔵様を運びこんだことがあるとのこと。お嫁さんが実家に戻らないようにとの願いを込めてとのことです。こうした風習はよく聞きますが、蓮輪地区にもその風習が最近まで残っていたのですね。ところで、フィルム映画は名犬ラッシーを放映しました。もともとはカラー映画なのですが、古いフィルムのため色が落ちています。それでも、楽しんでいただけてうれしく思います。午後、田布施農工高校に行かなければなりませんでした。そのため、移動郷土館が終わるとすぐに蓮輪地区を離れました。後日お聞きしたのですが、時間が足りず実演できなかった蓄音機、幻燈機なども見たかったとのことでした。

雨の中、映写機などを集会所に待ちこみ     フィルム映画の放映
 

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