東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 少年少女発明クラブ 楽しい巣箱作り(1/2)

2017年10月21日 | イベント,行事

 10月14日、私が雨の中を八ヶ岳山麓を下っていた午前中、田布施町少年少女発明クラブでは巣箱作りの真っ最中でした。私の提案で巣箱作りになったのですが、八ヶ岳に行くことをすっかり忘れていたのです。そのため、巣箱作りのマニュアルを書いておいたり、子供達分の木材などを買い揃えておきました。サンプルも用意しました。そして、担当の方に作り方などを伝えておきました。巣箱作り当日、巣箱作りの過程を写真に撮っていただきました。子供達に巣箱作りを教えていただいたO先生、写真を撮っていただいたEさんありがとうございました。

  事前に作っておいた巣箱サンプル      指導員の事前ミーティング
 

 使用した木材ですが、最初は子供達が加工しやすい桐の板を使おうと思っていました。しかし、桐の板はとても高価です。一番の難点は子供達の人数分の板を確保することが困難なことでした。そこで、家の建築によく使われている間伐材に目をつけました。木目があったり、年輪があったり、綺麗にカンナがけされていません。しかし、安くてしかも、ふんだんに在庫があるのです。小鳥にはむしろ間伐材のような無垢な木材が向いています。そのため、巣箱の材料として間伐材に決めました。

            子供達一人一人に、1枚の板が渡される


 東京から帰って、巣箱作りの様子を聞いて安心しました。ノコギリで怪我をしたり、金づちで自分の指を叩いたような事故は特に無かったようです。早い子供は2時間程度で巣箱を作り上げてしまったそうです。小学生向けに一番簡単な巣箱作りにしたのですが、もう少し難しい形状の巣箱でも良かったかも知れません。あるいは高学年生用と低学年用に分けた巣箱でも良かったかも知れません。

 さしがねで板に線引き     板をノコギリで切る    小鳥が出入りする穴を開ける
  

 次回、出来上がった巣箱に水抜き穴や紐を通す穴を開けようと思います。そして、出来上がった巣箱を採点しようと思います。ポイントは隙間なくきっちりと板が組み合わさっているか、そして小鳥が入りそうなデザインになっているかです。主観が入りやすいので他の指導員の意見を取り入れようと思います。出来上がった巣箱は、観察しやすい樹木か塀に保護者が取り付けて欲しいと思っています。そして、小鳥の巣作りや子育てを観察して欲しいと思っています。

              板を組み合わせて巣箱を組み立て中

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