東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

デモ用として使っている卓上織機を修理

2017年10月09日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 イベントなどで、織りのデモに使っている二つ折りにできる卓上織機がだいぶ傷んできました。普通の織機は分解・組み立てがとても困難です。そもそも持ち運びやすいようにはできていません。しかし、この織機は持ち運びやすいように二つ折りにできる便利な織機です。ただし、持ち運びしやすい反面筬などが使いにくい欠点があります。私はデモ用と割り切っています。今年の桜まつりでデモ用に使いました。

          デモ用としてたまにイベントで使う卓上織機


 故障個所は運搬時に織機を止める留め具です。二つ折りにした時に力がかかるようで、いくつかの部品が外れてしまいました。その部品は織機の底に落ちていました。部品一式を取り外して、部品をペンチで硬く留め直しました。溶接したら強度が上がると思います。再度壊れるようであれば、溶接しようと思います。

  壊れた上下の留め具     上の留め具を修理      下の留め具を修理
  

 留め具の修理が終わると、容易に二つ折りにできるかチェックしました。しばらく使っていなかったため、最初はうまく二つ折りにして閉じることができませんでした。特に筬の置き方によって閉まるときと閉まらない時があります。筬を正しい位置に置くと閉じることができました。修理した留め具もパッチンと止めることができました。この折りたたみ式の卓上織機は持ち運びしやすいので、屋外での織りのデモに重宝しています。

    二つ折り途中の卓上織機        閉じてカバン状になった織機
 

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