東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 鱧まつりで、綿繰り・藍染め・織りなど体験コーナー

2017年10月08日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 2月の牡蠣まつりで、旧麻里府小学校跡体育館で織物などの手作り体験コーナーを設けました。今回の鱧まつりも同じようなコーナーを設けてみました。今年は綿繰りと藍染めを追加しました。ただ、今年は、スポーツ祭りと重なったり雨に降られたりして去年より少ない観客でした。しかしながら、のんびりと楽しく手作り体験をしてもらいました。お昼には美味しい鱧丼をいただきました。

            朝8時すぎに旧麻里府小学校跡地で準備


 今回は、畑で収穫した和綿と緑綿を持ち込みました。その綿には種があります。その綿から種を取り出してから糸を紡ぎ、藍染めして、手作り織機を使って織物を作るまでの一連の体験ができるようにしました。そのため、綿繰り器と藍染め体験できる藍壺を新たに追加しました。
 ところで、わざわざ倉敷からこのコーナーを見学しに来られた方がおられました。倉敷では、綿作りから始めて綿繰り、糸紡ぎ、織りなどを始めるそうです。市で予算化しているようですが、まだ体制が整っていないとのこと。そのパンフレットをいただきました。Gパンで有名なので、綿作りからGパンまで一貫してとの事かも知れません。このコーナーでいろいろ体験していただきました。緑綿の種などをさしあげました。

    綿繰りと藍染め      布を縛って絞り染め     綿繰りと糸紡ぎ
  

 今回は天候不順で何度か雨が降りました。天気予報では晴れだったのですが、念のため雨避け用のタープを用意していました。そのタープが役に立ちました。雨が降ればタープを張り、晴れればタープを外しました。ただ、タープを張る場所が悪かったため、紐を石柱,ポール,フェニックスの茎,溝などに結んで張りました。とは言え、一部の布や綿がわずかに濡れてしまいました。

          雨避けのためのタープを張った、手作り体験コーナー


 綿取り、綿繰り、糸紡ぎ、藍染め、織りなど、多種な体験コーナーでした。織り以外の体験はすべて私1人が担当しました。やはり、私だけでは目が回りました。それぞれにスタッフが付いていれば良かったのかな思いました。午後1時過ぎに体験コーナーを閉じました。片付けが終わると、近くにある喫茶Berry Berryに行き仲間達と楽しく談笑しました。思いがけなく取り立てのイチジクをいただきました。オーナー、ありがとうございました。

      ちえらるこコーナー          喫茶Berry Berryにて談笑
 

コメント
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