東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

2日延期、サツマイモ苗の植え付け

2016年05月15日 | 野菜:芋類

 2日延期した今日、サツマイモ苗の移植作業をしました。サツマイモの品種は安納芋です。この芋はやや作りにくく、例えば天候が悪かったりすると収量がとても少なくなります。しかし、焼芋にすると、透けるような黄色に焼け、しかもとても甘いのです。私はサツマイモの1級品だと思います。この安納芋以外にも、蜜芋と呼ばれる品種も甘いです。蜜芋は8年前に栽培したことがあります。今では、毎年のように安納芋を主に作り続けています。

  畑の最南端の畝に黒マルチを被覆        40cm間隔で黒マルチに穴開け
 

 さて、今年は畑の最南端の一角(東西方向)をサツマイモ用の畑にしました。これまで、雑草が生えほうだいの無管理だった一角です。しかし、日当たりが最高に良い場所です。サツマイモ栽培に向いているのではないかと思い、今年になってから耕耘機で何度も耕して畝にしました。三本グワで土を盛り、レーキで鞍型に整形しました。そして、黒マルチを張り、巻尺を使って正確に40cm間隔で穴を開けました。

  畑の南北方向の畝      三本クワで土を盛る     黒マルチ両サイドを固定
  

 次に、畑の南北方向の畝の一つを、今年もサツマイモ栽培用にしました。耕耘機で耕し、三本グワで土を盛り、レーキで鞍型に整形し、黒マルチを張りました。そして、正確に40cm間隔で穴を開けました。
 黒マルチは草が生えないためのものですが、唯一欠点は植え付け直後、まだ根付かない苗が熱で干からびることがあります。移植後の苗を守るため、刈取った草で遮光します。苗が根付いた後、草は早期に取り除きます。

               サツマイモの苗を次々に移植


 いよいよサツマイモの苗の植え付けです。私は次のように植え付けています。穴に棒を斜め横下に20cm位差し込んで穴を開けます。その穴に苗を差し入れます。差し入れ終わると、穴をつぶすように押さえて穴の周りに土を寄せます。さらに、黒マルチの穴全体にも土を盛ります。特に黒マルチ内の熱風が出ないように隙間なく盛ります。最後に、サツマイモ苗を草で覆い遮光します。

  左は草で遮光済、右は植えた苗       苗を植え付けつつ、草で覆い遮光
 

 今回は40本の苗を植え付けました。植え付け完了後、木陰にシートを敷いて休憩をとりました。麻郷公民館祭りで売るサツマイモは100本です。一つの苗から3本以上の芋が収穫できれば、100本の芋を十分調達できます。この秋、去年のような楽しいサツマイモ収穫パーティーができればと思います。今回、サツマイモの苗を植え付ける作業を手伝ってくれた、Eさん,Nちゃん,A君ありがとうございました。

           最後の苗を植え付け完了、このあと木陰で休憩

コメント
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