東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町少年少女発明クラブ、アイデアシートや工作の指導

2016年05月29日 | ふるさと

 2週間ぶりに、少年少女発明クラブで子供達の工作指導をしました。工作とは言いながら、作りたい工作を最初アイデアシートに書きます。いわゆる工作物の設計図を書きます。大人でも、なかなかできるものではありません。思いついた理由,どうやって使う,工夫点,そして出来上がり図や構造図などを描きます。低学年生にはなかなかハードルが高いと思います。

        作りたいアイデアを紙に表現、低学年生にはなかなか難しい


 今回、アイデアシートの最終提出日です。このアイデアシートが国に送られます。すると、良いアイデアと思われるものが選ばれます。選ばれると、9月初めまでにそのアイデアを工作します。なお、選ばれなくてもがっかりすることはありません。自分のアイデアを形にして今度は県に送ります。そして、選考会が行われます。田布施町では毎年、数人の子供達が選ばれています。

 早速のこぎりで工作開始     友達と一緒に工作      きれいに板をカット
  

 しかし、選ばれることが工作の目的ではありません。自分のアイデアをいろいろな道具を使って実現したり、実現しようと努力することが大切なのです。小学低学年生は、まだまだ道具を使うことが上手ではありません。この機会に、いろいろな道具の使い方を学んで欲しいと思っています。

  ペットボトルの加工方法を学ぶ        指導員と一緒に作り方を考える 
 

 今年は子供達の数が多いので、指導するのが大変です。指導はどうしても1対1になりがちですので、幅広く子供達を見なければなりません。子供達の問いかけに答えることも大切ですが、暇そうにしている子供を見つけては一緒に考えてあげることも大切です。私は一応6班の子供を見ていますが、時々他の班に出かけては子供達全体の様子を見ています。また、けがをしていないか見ています。今回、のこぎりを使っていて指に血がにじんだ子が二人いました。すぐ消毒液を付け、その指を保護しました。

           どんな工作をするのかな?考えている子供達

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする