東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ジャガイモの芽欠きと土寄せ、小麦の土寄せ

2016年04月26日 | 野菜:豆類ほか

 このところ農作業が全体的に遅れています。午後、3月に種芋を植えたジャガイモの芽欠きと土寄せをしました。そして、小麦の株元に土寄せをしました。最初にジャガイモの芽欠きをしました。8本位も芽が出ている株がありました。小粒なジャガイモを多く収穫したいのであれば、芽が多いほうが良いのです。しかし、私は大粒のジャガイモが好きですので、1株が2または3本になるようにジャガイモの芽を欠きました。なお、欠いた芽を捨てないで植えておくと、これまたジャガイモができます。

  ジャガイモの芽を欠いているEさん       芽を欠いて3本にした株
 

 ところで、一列のジャガイモは切った種芋をひっくり返して植えました。そのため、わずかに芽が小さいです。しかし、成長するにつれて差は無くなると思います。さて、ジャガイモの芽を欠き終ると、ジャガイモの株に土寄せをしました。これは、できたジャガイモが日に当たって緑化しないためです。緑化するとソラニンと呼ばれる毒が生成されるのを妨げるためです。ジャガイモの周りを耕運機で耕した後、三本クワを使って土寄せをしました。

             ジャガイモの土寄せをするEさんとAさん


 ところで、EさんとAさんがジャガイモの芽欠きと土寄せをしている間、小麦の土寄せをしました。去年は3月に土寄せしたのですが、今年は大幅に遅れてしまいました。ジャガイモの周りを耕耘し終わると、耕運機の抵抗棒を培土器に取り替えました。そして、小麦の土寄せ作業を始めました。なお、培土器は耕耘機が耕耘した土を両サイドに寄せる器具です。

 抵抗棒を培土器に交換    小麦の畝間を土寄せ     土寄せが終わった麦間
  

 私は小麦の畝間を90cmにしています。ところが、場所によって85cm位になっている場所があるようです。そんな畝間は、耕耘機のロータリーが小麦の株元を少しばかり耕して倒してしまいました。倒された小麦は枯れてしまうため、もう収穫できません。収穫の総量にはそれほど影響しない量だと思いますが、せっかく育てた小麦の一部が無駄になるのは残念です。来年は小麦の株間を95cmにすると良いかも知れません。
 今回、ジャガイモの芽欠き・土寄せ、そして小麦畑の草刈りを手伝っていただいたEさんとAさんご夫妻、ありがとうございました。

             小麦の畝間を、耕耘土寄せ中の耕耘機

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