東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

午前 発明クラブ、午後は麦畑の草刈り

2015年06月14日 | 麦,穀類,雑穀

 隔週、発明クラブで子供達の工作指導をしています。今回から、発明工夫展に出す工作を作り始めました。二人のお子さんを見ていますが、つい私が子供の頃と比較してしまいます。今は小学生でも電気ドリルや半田ごてを使います。私が子供の頃は、道具と言えば農作業で使うカマ,ノコギリ,ナタ程度でした。事前に自分で使いやすいように研いだものでした。ドリルは高校生の頃に手回し式のものを使っていました。今は、あらゆる道具が揃っているのでうらやましい限りです。

     ピンポン玉を糸ノコで分割中           ベニヤ板をノコギリでカット中
 

 子供達を見ていて気が付くのは、道具が溢れているためか使い方が乱暴のように思えます。例えば、ノコギリを使っている様子を見ると、押したり引いたりが乱雑で上手ではありません。家庭でこれらの道具を頻繁に使うことがないからでしょう。私が子供の頃、毎日の風呂焚き当番でした。このため、毎夜ノコギリで木を輪切りにし、斧で割っては風呂にくべていました。
 今年発明クラブに入った四年生は、六年生まで三年間あります。いろいろな道具の安全な使い方,手入れ方法,整理・整頓方法などを覚えて欲しいと思います。大人になった時、必ず役に立つので。

                   草刈機に関わる小道具
        A:草刈機,B:防護服,C:カマ,D:防護メガネ,E:燃料,F:代えひも


 午前中の発明クラブが終わると、午後からは草刈り作業をしました。今回、草を刈り取ったのは麦畑です。小麦の刈り取り以降、仕事や雨降りの関係でなかなか草刈りができませんでした。今回、曇り空で雨が降らないためようやく草刈りすることができました。麦畑に持ち込んだのは、草刈機,防護服,カマ,防護メガネ,燃料,代えひもなどです。これは私が草刈りする時に持ち込む必須セットです。

   田んぼとの境の斜面   田んぼ側を最初に刈り取り      草刈り完了の斜面
  

 最初に草刈りしたのは、田んぼとの境の急斜面です。すべての斜面は刈れなかったのですが、一番目立つ南側斜面を刈り取りました。あまりに急斜面のため、滑って一度田んぼにずり落ちてしまいました。それでも、なんとか南斜面は綺麗に刈り取ることができました。終わった後、倒した木の幹に座って休憩しました。

   刈り取り紐の交換作業      紐をセット後に蓋        ガソリンを給油
  

 南斜面を草刈り中に、刈り取り紐が無くなりました。作業を中断して、新しい紐を2m程度カットして組み込みました。気分的なものなのでしょうが、紐を新しくするとよく切れるような気がします。紐を組み込んだ時、ついでに混合ガソリンを給油しておきました。南斜面の草刈りが終わると、小麦跡の草刈りをしました。

     小麦跡に生えた雑草の刈り取り          草を刈り取ると気分スッキリ
 

 小麦跡の草刈り作業が終わると、サツマイモの畝間に生えた草刈りをしました。サツマイモは黒マルチに植えてあるため、黒マルチを傷めないようにしなければなりません。草刈機を慎重に動かしながら、サツマイモの畝間を草刈りしました。それが終わると、サツマイモの根本に生えた雑草を取りました。一本一本丁寧に手で掴んで抜きました。これでしばらくは、この畑の除草をする必要はありません。これから、オリーブ畑、桃園、山の笹刈りなどがあります。草刈りする場所があまりに広いので気が滅入ります。

                  草刈りが終わった麦畑、中央はサツマイモの畝

コメント
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