東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

周防大島町 庄地古墳や棚田等の史跡巡り(2/2)

2014年05月19日 | ふるさと

 庄地古墳群や庄地水洞などを見学し終わった頃、お昼になりました。そこで、先日家内と一緒に行った道の駅サザンセトとうわに行きました。家内と行った時は、連休のこともあり大混雑していましたが、今回は比較的すいていました。2階のレストランもすぐにテーブルに座ることができました。私は肉料理を、他3人は魚料理を食べました。

               手前私は肉料理、ほか3人は魚料理(めばる他)


 昼食が終わると、私のリクエストで久賀町にある久賀歴史民俗資料館(八幡生涯学習のむら)に行きました。10年位前は確か醤油屋を改造した資料館でしたが、今はとても立派な建物や敷地となっていました。国のお金も費やした資料館です。この資料館を新設するにあたって、故宮本常一博士が監修したそうです。

久賀歴史民俗資料館(八幡生涯学習のむら)       たくさんの展示物を見学 
 

 この資料館では、醤油屋,石工,漁業,農具などに関わる資料が豊富に保管されていました。説明員の方にいろいろ説明していただきました。ありがとうございました。
 ところで、田布施町郷土館は建物が狭いため収納や展示に苦労しています。古い道具などを寄贈したい方がおられるのですが、お断りせざるをえなかったり、廃棄せざるをえなかったものが少なからずあったようです。とても残念なことです。空き教室や空き倉庫などが利用できると、もっと充実した保存や展示ができると思うのですが。

      久賀歴史民俗資料館(八幡生涯学習のむら)隣りの薬師堂のお地蔵様    


 久賀歴史民俗資料館(八幡生涯学習のむら)の見学が終わると、隣にある石風呂堂を見学しました。石風呂堂は周防大島八十八ヶ所お礼所の五十二番個所です。車で巡礼していると思われる方が次々に訪れていました。名前のとおり石風呂です。平安時代末期に創建された西日本最古最大の石風呂とのこと。国指定重要有形民俗文化財です。いわゆるサウナで、海藻を使っていたそうです。
 石風呂を見学後、すぐ傍の薬師堂や嫁いらず観音を参拝しました。そして周防大島大橋を渡った後、途中柳井港付近の喫茶店でくつろいでから我家に帰りました。

    西日本最古最大の、久賀の石風呂        薬師堂や嫁入らず観音を参拝
 

コメント
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