東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年は少し袋がけ作業が遅れた、ビワと桃の実

2014年05月26日 | 樹木,果樹

 ビワと桃の袋掛けをしました。今年は袋掛けが1ヶ月遅くなってしまったため、だいぶ実が大きくなってしまいました。
 最初、ビワの袋掛けをしました。いつもは4月に袋掛けします。ビワは冬に開花し、夏に実が成熟します。ビワ独特の甘さと風味がたまりません。種がやや大きいのが欠点ですが、夏には欠かせない果物の一つです。

    小さな実などを摘果して実を数個に       ビワ用の袋で覆うように掛ける
 

 ビワは実が数個かたまって付いています。その中で、色が変色したもの,虫が食った跡があるもの,小さなものなどの不良果を摘果します。そして、3個か4個に調整します。そして、ビワ用の袋を被せるようにして掛けます。そして、袋の根本をしっかり縛ります。これでOKですが、ビワの実が多いためこれを何十回と繰り返します。今年も美味しいビワを収穫できるでしょうか。

                   袋を掛け終わったビワ、約1ヶ月後に収穫


 続いて桃の袋掛けをしました。ビワと同様に袋掛けの時期が遅れてしまいました。去年は5月上旬に袋掛けしました。実が大きくなっていたため袋掛けがやや大変でした。実が大きくなると、摘果が大変です。実が大きいので、摘果中に枝を傷めてしまうことがあるのです。1ヶ月前ならば、指でなどるようにすると、ポロポロと摘果することができるのです。このように、作業にも適期があるのです。

    摘果後、袋を覆うように掛ける               袋の根本をしっかり縛る
 

 私は、我家の果物の中で桃が一番好きです。7月上旬に収穫しますが、桃は熟れてくると木の周りに甘い匂いが漂います。その熟れた時の桃はジューシーで最高です。しかし、収穫が遅れるとカブトムシなどの大型昆虫が袋を破って入ってきます。やはり適期に収穫することが大切です。今年もジューシーで甘い桃がたくさん収穫できるでしょうか。

                全ての実に袋をかけることができなかった桃

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