東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田んぼで麦の種蒔き(3)

2010年12月07日 | 麦,穀類,雑穀



 先日麦を田んぼに播種しました。今回は、それに続く今年最後の麦の種蒔きです。12月に麦を蒔くのは初めてのことで、種蒔きとしては異例に遅れました。このため、芽が出たとしても育たないのではないかと思っています。その場合は春に刈り取って緑肥でもできればと思います。

                田んぼ用の麦の種蒔き機を使って麦を蒔く


 蒔いた麦の品種は農林61号です。日本で一番多く栽培されている品種だとのことですので、日本での栽培に適しているのでしょう。ところで、日本では麦の収穫時期は6月で梅雨の時期です。また、田植えなどのシーズンと重なります。さらに麦価も低いままのためか、最近では麦を作っている田畑を見ることがほとんどなくなりました。

                市内にある種苗店で購入した麦(農林61号)


 畑では麦を蒔いた後に土を被せます。しかし、田んぼでは耕耘機のロータリーで土を跳ね上げて土を被せることがありますが、今回は短くカットした稲ワラを蒔きました。自然農法で知られた故福岡正信氏は田んぼに麦や稲をばら撒いた後にワラを被覆していました。それを真似てワラを被覆してみることにしました。どうなることやら。

                   麦を蒔いた後、その上に稲ワラを被覆

コメント
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