東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

Core i7-2600Kパソコンの製作(4/6)

2011年12月23日 | パソコン,電子機器

このパソコンの制作履歴です。それぞれをクリックしてください。
  制作(1/6) 制作(2/6) 制作(3/6) 制作(4/6)
  制作(5/6) 制作(6/6)

 BIOSの画面が出たため、今度はOS(Windows7)をインストールすることにしました。OSのインストールは、家内用のWindows Vistaをインストールして以来です。それまで、私の愛用OSはWindows XPでした。OSが変わると、操作方法が変わるので覚え直さなければならないのでとても疲れます。しばらくは、Windows7を体得するのに時間がかかると思います。

          Windows7をインストールする前のパソコンケース内       


 OSのインストール先はSSDです。SSDはまっさらの状態でしたので、OSのCDをDVD装置に挿入して電源を入れると自動的にOSインストールが始まりました。Windows XPのインストールよりも簡単です。

            各種OSファイルの読み込み動作中画面


 SSDは120GBの容量で、Windows 7を入れ終わると空きが90.5GBでした。Windows 7事態の容量は20GB位なのではないかと思います。この残り90GBには主にアプリケーションプログラムだけインストールしようと思います。Mailやドキュメント類はハードディスク側に入れようと思います。

       ファイルの展開中画面      OSインストール後の残メモリ90.5GB
 

 思っていたよりも簡単にOSがインストールできました。OSインストール後、パソコンをシャットダウンしてみたり再起動してみましたが、SSDの効果が出ていました。(1)立ち上がり時間がとても早い。電源スイッチを入れて30秒足らずで立ち上がりました。(2)音がとても静か。SSDはハードディスクのようなシークがないので、全く無音で立ち上がります。ハードディスクのカリカリ音がなく不思議な感じです。

              ゴミ箱アイコンだけのWindows 7のディスクトップ画面

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Core i7-2600Kパソコンの製作(3/6)

2011年12月21日 | パソコン,電子機器

このパソコンの制作履歴です。それぞれをクリックしてください。
  制作(1/6) 制作(2/6) 制作(3/6) 制作(4/6)
  制作(5/6) 制作(6/6)

 OSを入れるCドライブ用のSSD(120GB)を取り付けました。SSDの入っていた箱に、5inch対応のアダプタが付いていたので、そのアダプタにSSDをネジ取めしました。そして、パソコンケースに組み込みました。SSDはあまり熱を持たないので一番下に取り付けました。

       SSDをアダプタに取り付け          SSDを一番下に取り付け
 

 次に、電源(500W)から出る電線をマザーボードやケースファンなどに取り付けました。電線は、本数がとても多くてゴチャゴチャしますので分類しながらも、綺麗に配線されるように気をつけます。将来さまざまな部品を増設するときに困らないように配線します。後で綺麗に束ねます。

               電源装置から出る沢山の電源関連の電線


 最初にマザーボートへ電源を供給する電線を配線をしました。各種ファンへも配線します。次にパソコンケースの電源スイッチ,リセットボタン,各種表示装置など、コントロール関係の装置へ配線します。そして、USBや音声端子(マイク,イヤホンジャックなど)などへも配線しました。

     コントロールパネルへの配線          音声関連端子への配線             
 

 次に、DVD装置をパソコンケースへ取り付けて配線します。DVD装置は現在使用しているパソコンに取り付けているBD(Blue ray Disk)用のものを流用しました。なお、DVDはOS組み込み後は必須ではありません。電源の配線が完了すると、これまでの配線を再確認しました。そして、表示装置,マウス,キーボートを取り付けて100Vの電源を入れました。すると、すぐにBIOS初期画面が表示されました。これまでの作業に間違いはなかったようです。次にOSなどを組み込むことにします。

      DVD装置を取り付けて配線         無事、BIOS初期画面を表示
 

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Core i7-2600Kパソコンの製作(2/6)

2011年12月19日 | パソコン,電子機器

 このパソコンの制作履歴です。それぞれをクリックしてください。
  制作(1/6) 制作(2/6) 制作(3/6) 制作(4/6)
  制作(5/6) 制作(6/6)

 パソコンを構成する、ケース,マザーボード,CPUなどが揃いました。OSはまだ購入していませんが、のんびりとパソコンを組み立てることにしました。まずはマザーボードが組み立て終わればすぐに取り付けできるように、電源付きパソコンケースを箱から取り出しておきました。

            箱から取り出した電源(500W)付きパソコンケース


 最初にマザーボードを組み立てることにしました。箱の上に静電気防止シートを置いて、その上に箱から取り出したマザーボードを置きました。マニュアルを見て、だいたいどこに何があるのか確認しました。これまでMicro ATXしか組み立てなかったため、第一印象としてATXは大きなマザーボードのように感じました。

        静電気防止シートの上に置いたマザーボード、これから組み立て開始


 まずはCPU(Core i7-2600K)をマザーボードに取り付けました。箱からCPUを取り出して、慎重にソケットに取り付けました。次に、CPUファンを取り付けました。今使っているパソコンで使用しているCPU(Pentium D 930)よりもファンが小さいように思います。消費電力がCPU(Pentium D 930)よりも小さいのでしょう。続いてメモリ2枚を取り付けました。

  CPU(Core i7-2600K)を取り付け       メモリ(4G x 2)を取り付け
 

 マザーボードにCPUとメモリを取り付け終わると、今度はこのマザーボードをパソコンケースに組み込みます。今は乾燥した冬、とても静電気が発生しやすい季節です。静電気でマザーボードを傷めないように注意しながらパソコンケースに取り付けました。

             CPUとメモリを取り付け終わったマザーボード


 マザーボードをパソコンケースに取り付けるにあたって、マザーボードを浮かせて取り付けるネジを装着しました。そして、パソコンケースの背後に取り付ける各種I/O端子のカバーをこのマザーボード用のものに交換しました。

     マザーボード取り付けネジを装着     各種I/O端子のカバーを交換
 

 パソコンケース内にマザーボードを取り付けて、今回の作業は終わりとしました。次回はOSを入れるSSDを取り付けて、電源線などをマザーボードに取り付けようと思っています。そして、BIOS画面を出してみようと思います。それが完了してから、OSをインストールしようと思っています。

               マザーボードをパソコンケースに取り付け完了

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Core i7-2600Kパソコンの製作(1/6)

2011年12月17日 | パソコン,電子機器

このパソコンの制作履歴です。それぞれをクリックしてください。
  制作(1/6) 制作(2/6)  制作(3/6) 制作(4/6)
  制作(5/6) 制作(6/6)

 5年ほど前に自作したPentium D 930パソコンを使用していますが、性能的に劣ってきたことと、マザーボート内の放熱フィンが外れるなど傷んできました。今回5年ぶりに新規にパソコンを製作してみることにしました。CPUはCore i7-2600K(LGA1155)、マザーボードはチップセットZ68のATXにしました。これまでMicro ATXばかりでしたので、ATXを使用するのは初めてです。メモリは8Gバイトです。

   マザーボード Z68X-UD3H-B3とメモリDDR3 PC3-10600 4Gを2個


 パソコン販売店でCPU,マザーボード,メモリのセット販売をしていましたので、それを購入しました。最初、CPUは省エネCore i7-2600Sにしようと思っていのですが、無いのでCore i7-2600Kにしました。ハードディスクは今使っているものを再利用することにしました。新たに、OSを入れるCドライブにSSD ADATA S510 120GBを使ってみようと思います。

     ADATA製 SSD 120GB                     ATX用パソコンケース
 

 SSDを使うのは初めてですが、OS立ち上げや動画編集などの性能向上に役立てばと思います。電源は2年前4年前に故障して散々泣かされてきました。このため電源は流用しないで、500W電源付きパソコンケースに新調しました。DVDは、今使っているBDが使えるものを流用しようと思います。これまでパソコンを製作したのは、①セレロンD325,②D 930,③家内用のWin Vistaですので、今回で4個目になります。なお、CPUが8080や6800のものからを加えると、いったい何個のパソコンを作ったのか忘れてしまいました。OSはハードが完成後に購入する予定で、DSP版のWindows7 Professionalにしようと思います。

             今回購入したCPU Core i7-2600K (LGA1155)

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愛用の古アナログテスターの修理(2/2)

2011年12月14日 | パソコン,電子機器

 今年の初め、壊れた愛用のアナログテスターをなんとか直そうとしました。しかし、内部に複雑に発生した錆などで故障箇所を特定できです、そのままになっていました。ところが、偶然同じメーカーSANWA製で同じ型の中古品テスターを見つけてしまいました。しかも、2個で1000円でしたのでつい買ってしまいました。

          故障した左と全く同じテスター(右2個)を偶然発見して購入


 どこか違うところがないかと調べました。すると愛用のテスターのモデルはSP-6で、購入した中古モデルはSP-6Dでした。中古品はSP-6の改良型のようでした。メーターの目盛りはほぼ同じです。

       愛用の故障テスター            購入した中古テスター
 

 ところで、壊れた愛用のテスターは私が高校2年の時に購入したものです。それ以来、いろいろと電子回路などの製作や修繕に何かと使ってきました。しかし、知らないうちに電池の漏液ですっかり内部が腐食して壊れてしまいました。とても直せそうもありませんでした。ところで愛用テスターとその改良型中古品テスターでは、ネジ止めの位置が異なっていました。改良型はネジ穴が一つになっていました。

    高校生だった1969.3.23に購入       右が改良型中古品テスター
 

 テスターの内部を調べてみると、ほとんど同じでした。違いはネジ穴の位置と安全装置でした。メーターは少しの電流で傷みます。このため、改良型ではメーターと並列にダイオードが互い違いに取り付けられていました。これはメーターに過大な電流が流れそうになった時にダイオードで過電流を逃がす工夫です。今後、使い慣れた愛用テスターと同型の中古テスターを使い続けようと思います。

       左は愛用の故障テスター、右は安全装置が付いた改良型中古テスター
        一番右の丸は、互い違いにした過電流保護用ダイオード2個

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不安定パソコンの修理(Windows XP再構築)

2011年09月11日 | パソコン,電子機器

 2月に私の知り合いのノートパソコンを修理しました。ところが今度は、私が5年前に作ったパソコンの調子が悪くなりました。当時パソコンに使われていたCPUはとても発熱します。このためでしょうか、パソコンの電源を切ってしばらく扇風機に当ててから起動すると調子が戻ります。熱がこもるためでしょうか、ビデオカードのコンデンサがパンクしたことがありました。性能的にも最新のパソコンに劣ります。今年始めに購入したノートパソコンにも劣ります。作った当時保存していたバックアップデータを基に再構築することにしました。再構築に当たって各種データをバックアップしておきました。

     再構築ソフトが起動                    再構築の指定
 

 再構築しても根本的な解決にはならないのですが、溜まりに溜まったゴミからサヨナラできるので、少なくとも性能は当時に戻ります。今の状況は、削除できないソフトが溜まった上に、動作が遅くなり、さらに時々システムダウンします。

    ハードディスクにOS再構築の指定     バックアップされたファイルの指定
 

 もう一度パソコンを作っても良いのですが、費用的にまたは時間的に今のところ無理です。今回の再構築の効果があまりないようであれば、新たにパソコンを作ってみようと思います。作るとすると熱が出ない低消費CPUであるi5-2400sかi3-2100Tを使ってみたいと思っています。

                  第1ハードディスクのOS再構築の開始支持画面


 これまで私が使ってきたCPUは古いところでは、8080,6800,6805などの8ビットCPUです。この当時はパソコンの筺体も自作しました。OSはなくモニターと言っていました。記憶装置はカセットテープでした。そして、準OSであるCP/Mを使っていました。
 その後しばらくして、Celeron600,次にPentium4を使ってパソコンを作りました。そして今回再構築するのはPentium D 930を使ったパソコンです。これまで使ってきたOSは、95,98,ME,そして今回のXPです。1月に購入したノートパソコンは、CPUがi5でOSは7です。家内が使っているパソコンは、私が作ったものVistaを使っています。

         再構築進行中の画面              再構築完了の画面
 

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我家のパソコンを地デジ化 ・・使い勝手とても不便

2011年07月26日 | パソコン,電子機器

 25日からテレビが地上デジタル放送になったので、我が家のパソコンも遅ればせながら地デジ対応にしました。さすがに綺麗にテレビが見えるようになりまた。しかしながら、こんなに不便きわまりないものだとは思ってもみませんでした。

           パソコンのUSBに取り付けた外部チューナー(I/Oデータ製)          


 テレビチューナをつなぐと最初、チャンネルを自動的にサーチしました。従来のチャンネルより放送数が多くなりました。例えば、放送大学も入るようになりました。次に、インターネットで番組を取り込む操作をしました。そして、試しに予約録画を試してみました。これも思ったよりも順調に手続きできました。録画した放送も綺麗に見ることができました。しかし・・・・・

     チャンネルを自動的にサーチ     インターネットで番組を取り込む操作中
 

 録画されたデータに付いたファイル名が分かりずらい名前だったのでファイル名を変えました。しかし、これがとんでもないことになるとは思いもしませんでした。ファイル名を変えたことをコピーされたと判断されたのか、データが無くなってしまいました。せっかく録画したデータがパーになってしまいました。コピーガードが厳しすぎるのは困りものです。以前のように、自分なりの加工/編集ができなくなるようです。使い勝手が格段に悪くなって嫌になります。多少画面が悪くてもアナログの方が自分なりにいろいろ工夫できる余地があったので良かったような気がします。

            予約録画したデータを見る、画面は格段に綺麗だが

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電子気温計の製作(3/3)

2011年07月16日 | パソコン,電子機器

 前回製作途中だった電子気温計を完成させました。結局LEDパネルがチラチラするのはパネルの故障と分かりました。購入したときにすでに故障していたのか、又は購入後に誤って故障させたのかは分かりません。先日秋葉原に行ったときに再購入したLEDパネルと交換すると正常に表示しました。

 プラスとマイナスの片波整流電源線     温度計測用+5Vと-5Vの定電圧供給
 

 今回は、マイナスの温度表示もするように温度計測素子にマイナスの定電圧(-5V)がかかるようしました。そのために、秋葉原に行ったときについでに買ったマイナス5Vの定電圧IC(7905)を使用しました。

              +5V-5Vの定電圧を3本足の温度計測素子に接続


 温度計測に使った素子はLM35DZです。LM35,LM35A,LM35Cほど精度はありませんが100円とトランジスタ並みに安いので、アマチュ用としては最適です。この素子の良いところは、10mV/摂氏度の出力が直接読み取れることです。OPアンプでいろいろ変換しなくてよいので設計がとても楽です。今回のように、この素子とパネルだけで気温計を作ることができます。

   正面はLEDパネル、左は温度計測用+5V-5V電源、手前はLEDパネル用電源


 なお、LEDパネルは1999mV表示のため、温度計測素子の出力を1/10に分圧する必要がありました。出力電圧を可変抵抗で1/10にしてパネルに繋ぎました。こうして、ようやく気温計が完成しました。20年ほど前に自作した電子気温計と一緒にしばらく室内で併用して、精度などを確認・調整しようと思います。

     3端子の温度計測素子は露出          ようやく完成した気温計
 

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電子気温計の製作(2/3)

2011年06月11日 | パソコン,電子機器



 先日はLEDパネルを筐体に取り付けたり、電源トランスやラグ板を取り付けました。今回は、気温を大まかに測れる程度の製作をしました。最初は、LEDパネルに5V定電圧電源を供給しました。まずは、100Vの交流電源をヒューズを通してトランスにつなげ、次に出力側にシリコンダイオードをつないで整流しました。

     トランスに100Vを繋げる加工       5V低電圧をLEDパネルに供給
 

 LEDパネルに供給する電源は5V定電圧なのですが、トランスの出力側は交流6.3Vで電圧の安定性に不安がありました。このため、両波整流用シリコンダイオードを使って整流した上で大きめの容量のコンデンサで平滑しました。そして、さらにドロップ電圧が低い3端子5V定電圧ICを使いました。

              5V定電圧を供給したLEDパネル、計測電圧は0


 LEDパネルが動作することを確認すると、今度は温度センサーICの出力をLEDパネルに接続する加工をしました。この温度センサーICには、+5Vの定電圧を供給します。温度センサーICはあまり電力を消費しないので、片波整流を平滑した電源を+5Vの定電圧ICに供給します。

                 温度センサーICをラグ板に仮取り付け


 +5Vの定電圧を温度センサーに供給して、温度センサーICの出力をLEDパネルに繋ぎました。そして、LEDパネルの可変抵抗を回すと温度らしきものを表示するようになりました。温度センサーICをに指を近づけると体温でLEDパネルの数値がどんどん上昇しました。しかし、表示がとても不安定でチラチラと表示が変わります。どこか不安定なところがあると思います。今回は時間がないのでこの段階で工作を止め、次回は表示が安定するように調整しようと思います。

                  温度を表示するも、チラチラと表示が動き不安定

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電子気温計の製作(1/3)

2011年06月05日 | パソコン,電子機器

 現在自宅で使用している気温計は20年位前に、私が当時最先端の部品を購入して作ったものです。しかし、気温が30度以上になるとセンサーに電流を流す構造による自己発熱によって不安定になります。今回、やはり最先端の部品を使って新しく作り直すことにしました。部品は先日秋葉原に行ったときに購入済みです。まずは、気温計を収めるケースの加工から始めました。

     LEDパネルをはめる窓を開ける            ヤスリで窓を綺麗に研磨
 

 電子気温計の部品をケースに収めることができるように、最初LEDパネルをはめることが出来るように、ケース前面に窓を開ける加工をしました。ハンドニプラーで大まかに穴を開けて、続いてパネルが正確にはまるようにバリを取るなどヤスリがけをしました。綺麗に窓を開けることができて、LEDパネルをパチンとはめることができました。ついでにLEDパネルの隣に温度センサーの開口穴を開けておきました。

              収納ケース前面に、LEDパネルをはめ込む


 収納ケースの前面を加工し終わると、今度は後面の加工をしました。後面は100Vの電源コードとヒューズを取り付ける穴を開けました。前面も後面もアルミ板のため簡単に加工できます。最初、電気ドリルで穴を開け、その穴径をリーマを使って広げ、続いてヤスリでバリを取りました。

      リーマを使って穴径を広げる      穴を開けた後、ヒューズ類の取り付け
 

 次に収納ケース底板に、トランスやラグ板を取り付け穴を開けました。使うネジの直径に合わせて4.5mmのドリルを使って穴を開けました。底板は鉄板で出来ているため、アルミのようには簡単に穴が開きません。しかし回転するドリルをぐっと押し付け続けていると、粉にような削りカスが出てきてそのうちポンと穴が開きました。

   ケース底板にドリルで穴を開ける         ケース底板にラグ板を取り付け
 

 このようにして、電子気温計の電子部品を取り付ける収納ケースを加工しました。すべての加工が終了すると、LEDパネルやトランスなどの部品を取り付けました。今日は時間がないので、作業はこれまでとしました。明日以降の空いた時間に部品間の配線をしようと思います。20年ほど前に作った電子気温計は、ADコンバータ,LED表示装置,センサーなどをいろいろ組み合わせて作りました。しかも製作後に複雑な調整が必要です。しかし、今回はセンサーとLEDパネルだけで電子気温計が作れます。しかも、ほとんど無調整で済みます。電子機器も進歩したものです。

           配列した電子部品,トランス,ラグ板など、あとは配線のみ

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古いトランジスタ方式時計の修理(2/3)

2011年04月30日 | パソコン,電子機器

 私が学生時代に購入したトランジスタ方式時計を先日修繕しました。しかしまた、時々止まるようになりました。そこで再び分解修理することにしました。現象は時々針が止まってはまた動き出したりすることです。

                再び動かなくなった古いトランジスタ方式時計


 前回は単に軸に油を差しただけでしたが、それ以外の根本的な故障があるようです。分解していると、なんと電池を押さえているマイナス電極のぜんまい部分がぐらぐらしているではありませんか。

    ぐらぐらしているぜんまい電極           ぐらぐら部分を取り外す
 

 長年の間にぜんまい電極の途中が錆びたのだと思います。そして、ぐらぐらしている部分の電気の通りが不安定になっているのだと思いました。このため、そのぐらぐらしている部分を思い切ってちぎるように取りました。電極が少し短くなりましたが、電池を抑えるには差し支えないようです。このまま再び様子を見ることにしました。

  短くなったぜんまい電極部              電極を直した後、裏蓋を閉じる
 

 このようにして直した古いトランジスタ方式時計は購入からほぼ40年。長い付き合いなので、捨てないでなんとかこれからも持たせようと思います。今のところ、止まらないで動いています。

               再び元気に動くようになったトランジスタ方式据え置き時計

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秋葉原の散策、部品購入

2011年04月07日 | パソコン,電子機器

 4ヶ月ぶりに秋葉原に行ってきました。近所では手に入らない部品を購入するためです。一つ目は、今年始めに真空管ラジオを直すために購入したはずのダイヤル糸と6.3V豆ランプが紛失したようで見つからず、それを買いなおすためです。二つ目は20~30年前に自作したデジタル気温計の調子が良くない(特に夏が調子悪い)ため新たに作り直すためです。そして、三つ目としてこの東日本大震災のためにこの夏電力不足が予想されます。その個人的な対策として停電時に自動的にバッテリーで動作するLEDランプなどを作るためです。

      秋葉原ガード下                    ラジオデパート入り口
 

 最初に秋葉原ガード下のお店に行きました。古くから真空管ラジオやその部品を売っている店です。そこで、ラジオのチューニングダイヤルを運針する特殊な糸を購入しました。その後はラジオデパートに行きました。そこでは、6.3Vの豆ランプを6個購入しました。

             ダイヤル糸を購入したガード下部品販売店の数々


 続いて、学生時代からよく通っている秋月電子に行きました。そこで、LEDデジタル電圧計と高精度温度検出ICを購入しました。このICは10.0mV/度で温度を測定できます。このICを使うと、校正しなくても温度を電圧として計測できます。

      ダイヤル糸と6.3V豆ランプ         高輝度LEDユニット(12V用)
 

 最後に12Vで動作する高輝度LEDユニットを購入しました。このLED内には低電流装置が組み込んであるので多少電圧が変わっても輝度は変わりません。電流は50mA程度で、まだ光らせていませんが相当明るいはずです。このLEDと12Vバッテリーを組み合わせて停電時の明かり対策装置を自作しようと思っています。

             下はデジタル電圧計,上は高精度温度検出IC

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古いトランジスタ方式時計の修理(1/3)

2011年03月28日 | パソコン,電子機器



 古くから使っている置時計がついに動かなくなってしまいました。この時計は私が学生時代18歳の時に下宿近くの時計屋さんで購入したものです。当時はまだぜんまい式の時計が少なくなかった時代でした。4~5千円でしたでしようか、トランジスタ方式の時計です。この時計が数時間ごとに止まるようになってしまいました。

              私が学生時代に購入したトランジスタ式電池時計


 この時計は学生時代によく分解改造したことがありました。そして、テンプに自己流で油を差したり、内部のトランジスタを置き換えたこともありました。どうもその改造部分が長い間に劣化したのかも知れません。

     ほぼ40年前の購入日付             ベルは今では珍しい電磁式
 

 今の置時計は全てクオーツです。そして、目覚まし音も電子音かモーターです。しかし、この置時計は電磁式です。目覚まし時計としてはこの時計を使っていませんが、今でも大きな音で鳴らせることができます。使用しているトランジスタはソニー製のもので、どうも私がオリジナルのトランジスタと置き換えたようです。

            テンプ部分(基板には私が置き換えたソニー製トランジスタ)


 テンプの往復部分の油が劣化している様子なので、アルコールで綺麗に拭きました。そして、薄く機械油を付けておきました。このテンプ部分や基板部分の電子部品はずいぶんと私が改造した記憶があります。よくまあ40年もの間、動き続けているなあと思いました。

           アルコールを綿棒に付け、でテンプの往復運針部分を清掃


 テンプ往復運針部分を綺麗にした後、再び時計本体ケースに収めました。そして、電池を入れて様子を見ました。1時間ほど動かしましたが調子よく動いています。この調子だと、あと20年ほどは十分動き続けることができそうです。今ではクオーツが幅を利かせている時計が多いですが、私はぜんまいからクオーツに切り替わる間に活躍した、トランジスタ方式や音さ式時計がとても好きです。

       テンプケースを収める              ベルをケースにはめる
 

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EAGLE(回路図,基板図用CAD)の試用(1)

2011年02月10日 | パソコン,電子機器

 学生の頃、電子回路の基板をよく作っていました。回路に合わせて銅箔を残す部分にマジックを塗ったり、ペンキを塗ったり、アートワークの線を貼ったりしていました。このようにすると腐食剤を基板を浸しても銅箔の部分が腐食されずに残ります。続いて部品を挿入する穴を開けるなどして回路基板を作っていました。とても根気が必要な作業でした。誤ってしまうと、最初に戻って基板の作り直しでした。

       EAGLEで基板を学習試作してみる、製作済みの簡単なLED点滅回路


 最近、パソコン上で回路図を作るとそのまま配線パターンを作ることができるEAGLEというソフトがあることを知りました。すでに作っている簡単な電子回路基板を、EAGLEの学習のために試作してみることにしました。

      IC(LM3909)を使った簡単なLED点滅回路、部品を手動で配置,配線


 使ってみて最初は戸惑いました。一番困ったのは使いたいディスクリート部品がなかなか無いことです。まず、単三ソケット部品がないことです。また、NS製のICであるLM3909がありません。仕方がないので、ICソケット図を使って回路図としました。配線パターンはある程度自動でできるのでとても簡単です。もう少し使い込みすると、便利なツールのようです。昔、苦労しながら配線パターンを作って、その形に合わせて腐食防止のためのマジックを塗ったりペンキを塗ったのが夢のようです。

                回路図を作った後、自動で作られた配線パターン

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ノートパソコンの修繕を依頼される

2011年02月09日 | パソコン,電子機器
  同僚からパソコンの修繕を依頼されています。修繕と言っても、壊れたパソコンを修理するのではなく、性能が落ちたパソコンを元の性能に戻すだけなのですが。このパソコンは5年程度前に購入したとのことで、しかも知り合いにパソコンを貸している間に性能が落ちたとのこと。

                 ゴミ掃除するなど性能を改善中のパソコン


 性能改善の常套手段である、ゴミを削除することやディスクの並び替えをしましたがあまり効果がありませんでした。いろいろ調べてみると、ウィルスチェックプログラムは入っていないのでパソコンが汚染されていることが考えられます。さらに、いろんなプログラムをダウンロードし過ぎています。ダウンロードしたプログラムのうちどれを削除してよいのか持ち主に聞いてもまったく分からないとのこと。このため、同意を得て購入時に戻すことにしました。

       購入時に戻す作業中               OSのプログラム更新中
 

 購入時に戻した後、OS(Windows Vista)の更新プログラムをダウンロードしました。これで、パソコンを購入時に戻すことができました。そして、持ち主の希望どおりプリンタが使えるようにしました。自分のパソコンだと気楽にさわれるのですが、他人のパソコンは壊してはいけないので緊張しながら修繕しました。

              HP製(手前)のスキャナ兼プリンタが使えるように設定中
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