東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

真空管ラジオの修理,部品購入

2010年05月12日 | 古ラジオ修理工房

 朝から雨だったので田畑での農作業はできません。このため、使っているラジオの修理をすることにしました。ラジオ放送を受信することはできるのですが、受信周波数をうまく変更することができなくなり、パイロットランプも数箇所点灯しなくなってきました。さらに同調を知らせるマジックアイもほとんど光りません。

      修理する真空管ラジオ           分解する前につまみを外す
 

 受信周波数を変更できなくなってきたのは、バリコンを動かす特殊な紐(ひも)が滑りやすくなってきたためと思われます。このためラジオ用の専用紐を手に入れる必要があります。しかし、真空管ラジオ用の部品などは今はどこも扱っていません。

          外側の箱から内部を見ると真空管などの古い部品が鎮座


 切れたランプは6.3V用のものです。これまた昔の真空管ラジオ用のランプですので手に入れにくそうです。なお、子供の頃にラジオを作ったときには主にネオンランプを使っていました。ネオンランプは一昨年去年の1月に木製こたつを修理したときに使いました。

         バリコンを回転させるプーリーと、それを動かす滑りの悪い紐


 雨の中、真空管用ラジオ用の部品を今でも売っていると思われる秋葉原に行きました。今回は久しぶりに中央線御茶ノ水に下りてから向かいました。昔はこの駅から秋葉原によく行ったものです。以前勤めていた会社の本社ビルを久しぶりに見ました。何かの発表でこのビルに行ったことが懐かしく思い出されます。

       以前勤めていた会社の本社ビルが高くそびえる御茶ノ水駅


 秋葉原に着いた後、真空管用の部品を探しましたが思っていた以上に苦労しました。6.3Vのパイロットランプ(47円/個)はすぐ見つかりましたが、バリコンを回す紐がどうしても見つかりません。あるお店で、古いラジオを扱っている別のお店を紹介していただきました。
 そのお店を訪ねるとその紐(400円)がありました。店主の話では「今扱っているもので終了」だそうです。売り切れる前に訪ねて良かったです。残念ながら、その紐を引っ張るバネは無いとのこと。ついでにマジックアイがあるとどうか尋ねると、今では値段が5,000円位するそうです。マジックアイを買うのはあきらめました。真空管用部品は高価になったものです。今や稀少価値なのでしょう。

     6.3Vのパイロットランプ          バリコンを回す特殊な紐
 

コメント
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