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東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

上関町祝島のんびりウォーキング(1/2)

2025年05月28日 | 歴史探訪他ウォーキング

 友達の1人が行ってみたいとのことで、11年ぶりに上関町の祝島に行ってきました。11年前は高速船の船内ではなく船尾に座ったため飛沫を体に受けました。そして高速船があげる大きな波を見ながら快晴の瀬戸内海の島々を見渡すことができました。しかし、今回は眺めが見えにくい船内に座りました。
 船から降りた後、談笑しながらのんびり歩きました。途中で野イチゴを見つけて食べたり、道に垂れ下がったサクランボの実を失敬したりしてその味を楽しみました。2時間ばかり歩いていると、目的地の平さんの巨大な棚田に着きました。残念ながら、平さんは引退したとのことでその陽気な声を聴くことができませんでした。

     正面に光市の峨眉山を見て。曇り空で九州や四国は見えず


 袋掛けが終わったビワを左右に見ながら歩きました。途中、夫婦を載せた運搬機とすれ違いまし。私と同じくらいの年齢の夫婦でした。一緒に野良仕事できるなんて、とても羨ましく思いました。
 どんどん歩いていると前を歩く友達が野イチゴを見つけました。新緑の間に真っ赤な実はとても目立ちます。

  室津~祝島の高速船    運搬機とすれ違う    真っ赤な野イチゴ
  

 脚を止めて野イチゴを口に入れました。そのほんのりとした甘さは格別です。今はスーパーなどでとても甘いイチゴを購入することができます。しかし、私が子供の頃のイチゴはそう甘くありませんでした。そのため野原に行っては手あたり次第に野イチゴを食べていました。
 そもそもチョコレートやお菓子が少ない時代でした。野イチゴ、サクランボ、干柿、サトウキビなどが唯一の甘みでした。一度砂糖を口いっぱいに入れたことがありますが、甘みが強すぎて舌が麻痺したのか美味しくなかった記憶があります。
 
    野イチゴを取って食べる       道端のサクランボを手に取る
 

 野イチゴを堪能した後、少し歩くと今度はサクランボが付いた樹が道側に垂れていました。無数に付いたサクランボを野イチゴの同じように手に取って食べました。野イチゴとサクランボで道草をしましが、その後しばらく歩くと平さんの巨大な棚田に再開しました。
 以前訪問した時は田んぼに稲が植えてありましたが、今は稲は植えてありませんでした。以前平さんはこの棚田を息子に継がせないと言っていました。この御時世、残念ですが仕方ありません。

        祝島~平さんの棚田を往復ウォーキングしたコース


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