東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ほぼろ作りを応用して、ペットボトルケースを試作(2/2)

2021年02月04日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 わらを使ったペットボトルケースの試作品、ほぼろと比べて使うわらの量が少ないです。そのため、比較的早く完成することができました。何やら風情のあるペットボトルケースが出来上がりました。自画自賛ですが、手作り感満載で、実用的には保温性があり、このまま土に埋めれば腐って肥料にすることができます。現代の自然回帰や農的暮らしにマッチしていると思います。

         わらで試作したペットボトルケース


 さて、前回はペットボトルケースの側面をワラで編んで繋ぎました。今回は、ぶら下げることができる紐を付けました。続いて、底が抜けないように底部を編みました。そのために、わらを内側に折り曲げる底部円周上に太紐を縫い込みました。

   太紐を縫い込む     ぶら下げ用の紐     底部を紐で編み込む
  

 わらを内側に織り込むと、ほぼろと同じように底部を蜘蛛の巣編みします。底が丸くならないように、平らに編み込みます。丸いと、テーブル上に置いた時に倒れます。こうして、ペットボトルケースの試作品が出来上がりました。友達に見せて改善点を伺い、今後はより完成度の高いケースにしようと思っています。※同じ製法で蓋を作ってもいいかも。

    ペットボトルを入れる        平らな場所に置いてみる
 

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