湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

おじさん観戦スタイル

2013-05-22 23:22:28 | 湘南ベルマーレ


やはりメンバーが大幅に入れ替わっているからか、動きが悪いわけではないんだけれど、キックオフからどうも両チームともシャキッとしないのだ。
なんだろ、どちらかがグイグイいけば、それにつられて相手もどんどん良くなっていって、見ている方も引き込まれていくっていうのがあるじゃないですか。
ところが、いつまで経ってもギアを上げないというか。悪いわけじゃないんだけど。
そんな中、いい時間に菊池選手のハーフバウンドのボールをズドーンと見事なゴールで先制。ようやく僕の目も覚めた!



後半は、川崎が大久保選手と中村憲剛選手の二枚替えで、一気にギアを上げてくれた。
しかし、こっちはギアをあげようにも防戦一方になってしまう。
結局、前回のリーグ戦での展開をなぞるように追いつかれてドローになった。

そうはいっても、試合全体を通して相変わらずベルマーレの若い選手たちは、前線からプレッシャーをかけながら実によく走っている。スルスルスルスル滑るように相手に迫る動きは、見ていて気持ちよくなってきた! それが決してムダになっていないこと、次のプレーにつながっていくこともよくわかってきた。スタンドからは、それを見てタイミングよく拍手がわくようにもなってきた。いいぞいいぞ。
「湘南スタイル」を体現する選手たち、それを見逃さず反応するスタンド、だんだん一体感も高まっているようで嬉しい。

今日は平日の夜ということもあって、仕事帰りの集団があちこちに。
僕のそばに座った5~6人のおじさんたちは、かなり盛り上がっていた。ピンチに悲鳴をあげ、チャンスに叫び、外すとガックリ。楽しい、楽しい。ドローの笛を聞くと「いや~、面白かった」「惜しかった」「でも今日は楽しかったぁ」と感想を言い合う。
なんかギアが上がらないなぁなんて冷めた目で見ていた自分が恥ずかしくなった。
そうだ、こうやってのめり込んで思いっきり楽しまなくっちゃ!とおじさんたちは気づかせてくれたのだ。
僕は挨拶にやってきた選手たちに向かい、おじさんたちに負けないくらい拍手を送ったのである。



相変わらずの円陣ダッシュも気持ちいい。元祖の千葉も最近はユルくなっちゃったからねぇ。

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