いつも驚くのは、注文を取りお金を受け渡すことはもちろん、トッピング作業以外のそばに関する作業をお兄ちゃん一人でこなしていることだ。
『相州そば本店』である。
「そば」か「うどん」か、「温」か「冷」か、そして「大盛り」があったり、トッピングを追加する人がいたり、セットもののそばにさらにトッピングを頼むすごい人、ネギ抜きをお願いするわがままな人と、オーダーは実に複雑だ。しかも、混雑時などは間断がない。
それをすべて受け止めて、自身のメイン作業であるそばの茹で、洗い、湯がき、盛り、出汁の注ぎなどを順々にこなしながら、他のスタッフ、つまり揚げ物、トッピング、ご飯ものなどを受け持っている4~5名に的確に指示を出していく。見事というしかない。
厨房に面したカウンターで食べるときなどは、その妙技がまたいいオカズになる。
スピーディーな動きを上目遣いで追っていると、ついつい自分のズールズルもスピードアップ。なんか負けちゃいられないって感じになるのだ(笑)。
で、今日も「イカねぎそば」(430円)の味や食感をじっくり楽しむことさえ忘れ、あっという間に食べ終えてしまったのである。
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