会社近くのビルの前の花壇に、名前はわからないけど(ちゃんと書いてくれていたんだけど覚えられなかった)、背丈のある植物が整然と植えられていた。
やがて一斉に大きな蕾が花開き、それは見事な光景となった。背にするガラスにも反射して、毎朝目を奪われたものだ。
それが、昨日の朝のことだ。
左側の20本ほどだろうか、いやもっとか、なぎ倒されていた。
まるで、そこに誰かが飛び込んだような具合。明らかに人の仕業である。酔っ払いかもしれないな。
なんてヒドイことをするんだ。昨日はいたたまれない気分での始業となったのだ(さすがに写真を撮る気にもなれなかった)。
そして今朝。
なんだかいつもと様子が違うぞ。
え~っ?
なんと昨日まで植えられていた花が1本もない!
花壇には茶色い土と小さな植物だけが。
たしかに盛りは過ぎるころだったかもしれないし、なぎ倒されたものをそのままにしておくのはみっともないということなのだろう。
でも、だからといって全部引っこ抜いちゃうことはないじゃないですか、ねぇ。
それにしても急展開に驚かされっぱなしだ。
と思っていたら、夕方の外出時にこの前を通ると・・・
蕾の状態のあの花がまた植えられていた。整然と。
またまたまた驚かされちゃった。
ここで植えられたり、倒されたり、処分されたり、また植えられたり・・・
みんな生きている生の花なんだよなぁ。
毎朝、目を楽しませてくれるだけに、なんだか切なくなってきた。
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