湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

濃い汁お好みそば

2007-09-27 01:54:09 | B食の道


東海道線品川駅の下りホームにあるそば処の『常盤軒』。
いつも人があふれている感じで、ずっと気になっていた立ち食いそば屋だ。
月曜日に代々木へ向かう途中、品川駅での乗り換え時に、急に思いついて突撃してみた。わざわざ下りホームに降りて行って(笑)。
自動販売機のメニューは豊富。だが、みんなが頼んでいるのは「お好みそば」のようだ。その流れに乗ってチケットを購入し、少し外で待たされてから店内のカウンターにつくと、まず「そば」か「うどん」かを問われる(品名は「お好みそば」なんだけどね…)。
次は「卵がサービスです。生にしますか、茹でにしますか」
この二度にわたる選択を終えると、サッと「お好みそば」が手元に出てきた。
でも、まだ卵が乗っているだけのただの「かけそば」状態だ。
この「かけそば」が、ここから「お好みそば」に華麗なる変身を遂げるのである。
なんと目の前のカウンターの端から端まで、ズラリとプラスチック容器が並んでいる!そして、それぞれの中には長ネギ(薬味)や天かすはもちろん、細切りの油揚げ、ゴボウ天、ちくわの輪切りの磯辺あげ、サンマ天、わかめ、山菜、削り節などが入っている。
これらを、あなたのお好みに従って、好きなだけトッピングしてねというのが名物「お好みそば」の正体であり、いつもここが満員の理由だったのだ。
「そば、茹でね」と言いながら入ってきた常連らしきおじさん。
見ていると、乗せ放題の具のいくつかを入れただけでズルズルッ!
今度は違う具材をヒョイヒョイと取ってはズルズルッ、また取ってはズル…
おおっ、はじめにお好みで全部トッピングするのではなく、お好みで継ぎ足し型全具材投入方式ではないか。なんと素晴らしき立ち食い野郎!
そうか、そうか。さっそく僕も、最後の方でゴボウ天とサンマ天、薬味の継ぎ足しを行なった。
ところが、もともと味が濃い目のツユに味のついた具材を投入しすぎて、もう濃い濃い。すっかりお好みの味ではなくなってしまったのであった。
でも、これで380円!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿