ビートルズよりビーチボーイズ。ビーチボーイズより、カラパナが好きだった。
ミスター天邪鬼の真骨頂である(笑)。
どーしても王道は行かない。とはいっても、西海岸からハワイへと広がったブームに乗っていただけという話もあるけど。まあ、それにしてもカラパナはよく聴いた。レコード(C Dじゃないよ)もたくさん持っていた。横浜スタジアムで開催された『ジャパン・ジャム』の時は、バイトしながら聴いた(笑)。ただし、その時のカラパナは分裂後で、第三の男でもあるDJプラットが率いていたのだが、その時のライブ盤もある(お宝!)。
あぁ、青春のカラパナなのである。
そのヴォーカル、マラニ・ビリューの歌声が鴨宮(小田原市)の空に響き渡った。
信じられますか?しかも、ショッピングセンター主催の無料ライブ。おぉ、さすがに喰いついて見ているのは、おじさんおばさん。この秋に出すというソロアルバムの曲とHERE COMES THE SUN以外はおなじみのカラパナのナンバー。それを従弟と二人、ギター2本のアコースティックで奏でる。暑い風と、青い空に心地いい。ちょっとユルイ感じも、ショッピングセンターの前の広場にぴったりだった。
今は亡きマッキー・フェアリー(ポップでメロウなメロディーライン担当)やDJプラットのヴォーカルのパートは、その従弟が担当。これも、なかなか迫力があってよろしい。思わず「ジューリエッ、ジュリエ~~~」(愛しのジュリエット)と一緒に口ずさんでしまったぞ。
最後は名曲『MANY CLASSIC MOMENTS』。若い頃、カーステレオでならしながら海岸線を走った日が、せつなくよみがえってきた。遠い目をしているおじさん、おばさん、みんな若かったんだよね。
それにしても、残されたナチュラルでローカル担当のマラニ・ビリューが健在でなにより。秋のアルバム発売が今から楽しみだ。
こちらは、直前までやはりライブをやっていたLauLaの松井貴志氏(右)越しのマラニ・ビリューと彼の従弟。
そのLauLaのステージは、ハワイアンなお姉さん越しに。
マラニ・ビリューvoce of カラパナは、
この週末にかけて東京(コットンクラブ)と横浜(赤レンガ倉庫)でライブをやるそうですよ。
ハワイのCM、歌の存在感ありますね。気になってました。