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朝、水道橋駅に着くと、すでに「チケット譲ってください」ボードを掲げた中年女性の姿あり。
そう、今夜も東京ドームではSMAPのライブがあるのだ。
なんでも夕方になると改札前はボードを掲げる女性があふれて、通り抜けるのが大変だったとか。頑張りますねぇ、みなさん。
帰りが遅くなってしまったこともあり、今晩もライブがハケる時間と重ならずにすんだ。が、まだたくさんの熟女たちが周辺を徘徊中。
気の毒だったのは、某中華料理店に着席していた女性たちだ。
近所の人たちは決してそのドアを開けようとはしないお店。食えれば何でもいい派の派閥代表を務める僕でさえも遠慮させてもらうことにしたお店。以前ある有名人のエッセイにも、そのズバ抜けた味が紹介されたお店。普段はランチタイムもディナータイムもガラガラ、ということは営業時間中ずっとお客の姿をほとんど見かけないお店。
それでもここが成立しているのは、そのビルを所有していて家賃収入があるのと、野球やイベント時にしっかり集客できているからなのだ。
そんなお店が、今晩は女性たちであふれかえっていた。
いいものを観て、さあ美味しいものでもとテンションの上がっている彼女たちを、これからとんでもない災難が襲うのかと思うと哀れでならなかった。いろんな意味で忘れられない夜になるだろう。
おぉ、松屋にも、吉野家にも女性客がたくさんいるぞ。こちらのカウンターに座っている女性たちは幸運。彼女たちの目の前に並ぶファーストフードが、宮廷料理クラスのごちそうに見えた。
尚、この日記はノンフィクションであり、登場する店舗名と写真のバス停の名との関連性はまったくないような気がします。