「仙台サポーターのみなさん、観客動員にご協力ありがとうございます。また来年も、よろしくおねがいしま～す」
そんな田子さんの相手をヒートアップさせるステキなメッセージで幕を開けた湘南ベルマーレvsベガルタ仙台は、どうやら1－1のドローで終了したらしい。
「らしい」というのは、後ろ髪を思いっきり引かれつつ後半途中で競技場を後にしたので、見届けていないからだ。
今日明日と妻がバレーボールのコーチ資格取得のため不在。しかも、娘のバレーボールの練習がいつもと違う時間に始まるということで、僕が送っていかなければならなかったのだ。
それでも、できるだけ長い時間観戦しようと、娘を競技場に同伴させた。
はじめは嫌がっていた娘も、試合が始まると攻守の切り替えが速い展開に引き込まれてしまい、
「もう少し観ていこう」
「ちょっとぐらい遅れたっていいよ」
などと言い出す始末。
そのくらい、どうなるのか見届けたくなるゲームだった。
試合前は、相性が良くないし、仙台の外国人たちに振り回されるのではと不安だったが、よく対応していた（シュウェンク選手のFKは止めようがなかった）と思う。
気温は低めで、時折日が射す天気。今日みんなは、どんな帰り道になったのかな。
バレーボールの会場に向かうクルマの中、僕たちの話は弾んで温かだったけど。
