湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

坂の町、坂のない町

2007-03-10 23:58:42 | 今晩の湘南ライナー車内


来週に迫った『2007湘南国際マラソン』の特徴は、134号線や西湘バイパスといった全行程がシーサイドであること。そしてもうひとつ、コースの標高差が11メートル(だったと思う)と、これまでの日本におけるマラソン大会の中で最もアップダウンが少ないことだ。
ホントそうなのだ。だから、休みの日の自転車男にとっても、湘南はとてもありがたいのだけれど。
ところが、ウイークデーの昼休みに散歩する(最近はママチャリも)本郷あたりは、坂ばかり。でも、坂は坂で、とてもいい。坂があるからこそ、街の表情がいろいろ変わって楽しいのだ。
そんな坂が満載されているのが、『東京人』の今月号。
昼休みが、また待ち遠しくなる話が満載だった

仰げばウトウトし

2007-03-10 01:42:24 | 思い出日和


卒業式で思い出すのは、中学校のとき。
校長先生の笑顔と大きな手だ。

横浜の郊外はちょうど宅地開発が進んでいる頃で、僕が通う中学は1学年11クラスもあった。しかも、その1クラスは50名前後という多さ。
だから卒業式も時間がかかる。
名前を呼ばれると一人一人壇上に昇り、校長先生から卒業証書を受け取る。受け取るとステージを横切り階段を下りる。
僕は8組だったので、そのオートメーション工場のような流れ作業を眠気と戦いながら眺め、順番を待っていた。
俺たちもたいへんだけど、校長先生も一人でたいへんだよなあ…
と、その時ちょっとしたことを思いついき、自分の番がきたときに実行してみた。

証書を受け取ってから、校長先生に握手を求めたのだ。
たいしたことではないかもしれない。だが、厳粛な雰囲気で進行していた式だけに、けっこう勇気をふりしぼってのパフォーマンスではあった。
壇上で、一人ドキドキしていた。
次の瞬間、校長は相好をくずし、大きくぶ厚い両手で僕の手をしっかり包み込んだ。
実はそれが、3年間通った中学校で、校長先生との最初で最後のコミュニケーション。それほど、マンモス校では校長先生は遠い存在だったのだ。
今日は息子が卒業式。
出席した妻によれば、式の間中アクビばかりしていたらしいが。

写真は、お昼に食べた『ヘルシーぎょうざロール』。真砂市場内の食料品店で購入。揚げ餃子ですよ。