湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

東京駅の非常識な大人たち

2005-05-17 23:55:54 | あんな人こんな人
40歳前後のビジネスマン風の4人。
東京駅9・10番線のホーム。コンコースへの階段の上の囲いのようなところに寄りかかりビールを飲みながら話に夢中だ。
飲むのはいい。でも、その缶ビールやお菓子を、その囲いの内側(階段側)の突起物(20㎝ほど)の上に置くのはいけない。何とも危うい感じだ。缶をつかみ損ねて落とせば下を歩いている人に当たるかもしれないのだ。なんと非常識な大人たちだろう。
ライナーの列に並びながらその光景を見て、注意しに行きたくて一人で熱くなってしまった。
幸い警備員がそれに気づいて注意した。身体つきは華奢だが、背筋がピンと伸びていて毅然とした態度。仕事とはいえ、使命とはいえ、エライぞ若者!
それに比べてバカ者4人組は「なんでいけないの?」みたいな表情で、ちょっと頷くだけだった。でもそれで止めたのだろうから、まあいいかと思っていた。
ところが、ライナーの乗車が始まって列が進み、彼らの見えるところまで来たら、まだ缶やお菓子が並んでいるではないか、危険な場所に。
なめてんな、あいつら。
やっぱり注意すべきでしたね。同じ大人として情けない。恥ずかしい。
彼らは「落ちるわけがない」というかもしれない。
しかし、落ちるわけがなくないことは、このところの災害などでも、みんな認識しているはずだ。まぁ、彼らが今やっていること自体が普通では考えられないこと、すでに想定外ではあるが。
4人のうち一人も「止めようよ」と言わなかったこと。そして、電車を降りてでも注意に行こうとしなかった自分にもハラが立つ。クソッ!
おっと、はしたない。いけません、冷静になりましょう。
昨日、今日と富士山がキレイに見えましたよ。
そう、どっしりと静かに、平和に生きましょう。あぁ、でも噴火しちゃいそう。