この前から話題にしていた、違法ダウンロードおよびリッピングをしたら逮捕されると言う改正著作権法案ですが、衆議院に続いて参議院でもアッサリと可決してしまいました！
違法ダウンロード刑事罰化・著作権法改正案が可決・成立 10月1日施行へ
違法ダウンロードに刑事罰を導入する著作権法改正案が6月20日午後、参議院本会議で賛成多数で可決、成立した。ダウンロード刑事罰化などは10月1日に施行される。
改正法では、違法アップロードされたものを違法と知りながらダウンロードする行為に対し、懲役2年以下または200万円以下の罰金が科される。権利者の告訴がないと罪に問えない親告罪とした。
また暗号によるアクセスコントロール技術が施された市販DVDやゲームソフトを、PCのリッピングソフトやマジコンを使って吸い出す行為が私的複製の範囲外として違法行為になった。罰則はない。
写真に絵など著作物が写り込んだ場合に著作権侵害を問われないとするほか、国立国会図書館が絶版資料などを各地の図書館などに公開できるようにする内容も盛り込まれた。
当初、政府が提出した改正案には違法ダウンロードへの刑事罰導入は含まれていなかったが、音楽業界の要望を受けた自民・公明が6月15日、刑事罰を導入する修正案を議員立法により衆院委員会に提出し、これに民主も賛成して衆院で可決していた。刑事罰化は修正案の提出から5日間で成立したことになる。
コイツら、自分達が何をしてしまったのか判ってるのでしょうか？
極端な言い方すれば、プチ人権侵害救済法案を成立させてしまった様なもんですよ！
それも刑事罰に関してはたったの５日間で決めてしまっています。
例え私的利用でも、そんなに複製する人が憎く、許す事が出来ないのでしょうかね？
もうそこまで行くと、支那共産党や北朝鮮の金一族のやっている事と何ら変わりがありませんわ！
日本の政治家ってのは全然勉強しないとは聞いていましたが、ここまで愚かだったとは・・・・・・知っていましたけど、改めてコイツらのバカっぷりを見せつけられた気がして、非常に気分が悪い！
自分達が、旧ソ連の轍を踏んでいってるって事にいい加減気づかんかい、ドアホ！
上記改正著作権法については、インプレスの記事の方がもう少し詳しく載っていますが、読んでて益々呆れました。
10月1日からDVDリッピング違法化＆違法DL刑罰化、改正著作権法が可決・成立
多分ネットで動画見る際にも、一時的にとは言え自分のＰＣやスマホに関連データを“ダウンロード”して、それを“一時保存”しているって事すら理解出来ていないのでしょう。
しかしこの法案からすると、私らがYouTubeやニコニコ動画で見たり、音楽を聴いたりする事すら“引っ掛かる”可能性すら出てきました。
そうなったら、怖くて迂闊にくだんのサイトを見に行けませんがな！
そこまで日本人が“そういうの”をタダ見するのが許せないのだったら、いっその事、日本からのアクセスを全て遮断させた方が良くね？
そして、もしかするとこの法案成立を踏まえて、あの悪名高きＣＣＣＤが復活する可能性も出てきました。
あのＣＣＣＤってヤツは本当に酷かったですなあ。
音質は悪くなるわ、再生機器を壊すわで、あまりにも評判が悪かった故に消えたのに、下手すると又もエイベックス辺りが再採用しかねません。
まあ、エイベックスのＣＤがそこまで保護しなければならないほど売れているかどうか、非常に疑問ですが。
と言うか、今回の改正著作権法成立によって、ＣＤやＤＶＤ、ＢＤの売上が大幅に下がることも予想されます。
だって、わざわざ自分の金を出して買ったものでさえ使用や用途を制限されるのですから、馬鹿馬鹿しくって誰も買いませんわな。
しかしこの議員達は、この法案がコンテンツ産業や、ネット関連産業及び、それに付随した技術とその発展を全て否定している、と言う事も、既得権益にのみ目がイッてしまっていておそらく理解出来ていないのでしょうな。
そして、そういう風に個人の所有物にまで干渉し、規制し、それらを不満に思ったり従わない者は処罰する・・・モロに支那の発想ですな。
で、インプレスの記事を読むと、法案成立後に「どういうのが違法かを今後決める」などと言い始めました。
こういった弾圧法案の恐ろしい所は正に“そこ”なんです！
一度成立してしまえば、後からどうとでも“内容の付け足し”が出来る様になるし、それを執行する側の拡大解釈によって、どうとでも出来るようになってしまうのですから、こんなにコワイものはありません！
自民党は一応人権侵害救済法案とかには反対していましたが、この法案の「恐ろしさ」には全然気づいていなかったのですな。
そういう点が「年寄りばかりで“終わった”政党」と言われる所以なのでしょうな。
つ～か！
誰か止めるヤツはおらんかったんかい！
え？
あまりにも心配しすぎだって？
いえいえ、こういった心配をするのは、以下の様な実例があるからなんです。
B-CASカードの改造問題で、京都府警サイバー犯罪対策課は6月19日、電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、京都府宇治市の男（30）を逮捕した。
調べでは、男は5月中旬、データを改造して有料放送を無料で視聴できるようにしたB-CASカードを自宅PCで使用した疑い。
男は5月ごろ、「平成の龍馬」というブログでB-CASカードを書き換える方法を紹介。同ブログで手法が“ポピュラー”になり、ICカードリーダーが各地で売り切れる事態になった。ブログはその後閉鎖されていた。
これ、確かにやり方を紹介してはいるのですが、それによって当人が本当に「タダ見」をしていたのかどうかすら証明のしようがありません。
当人が「有料放送ではなく、無料放送を円滑に見る為にやった事で、有料放送を見る気は無かった」と否定すれば終わる話。
なのに、間の手順すっ飛ばしていきなり逮捕っちゃあ、いくら何でも乱暴過ぎ！
これは、かつてのwinny製作者逮捕事件と全く同じ経緯を辿っています。
winnyも結局無罪が確定しましたが、京都府警は今でも「逮捕は間違っていなかった」とツッパねまくってます。
更にB-CASの場合は、そもそも“タダで見られる放送番組”にスクランブルを掛け、B-CASカードを使用しなければ解除出来ない所と、有料放送も同じスクランブルを使用している点に問題があるのに、いわゆる専門家や法律家などがその点に触れた事は、私の知る限りまずありません。
そんなに“タダ”で見せたくないのならば、いっそ放送なんて辞めちまえってんだ！
そしてこのB-CASを含めた、著作権に関しての日本独特のいびつな解釈と既得権益化が、日本の家電メーカーのコストを増大させ、利益を圧迫し、世界的に進出しづらくし、価格競争で負けている要因の一つでもあるのに、その事に触れるヤツも殆どいません。
一昨日、この「法案成立のアリバイ作り」で委員会に呼ばれた「導入反対派」の人はそういった類の意見を述べていたようですが、所詮、欲に目が眩んだ豚共の耳には届かなかったようですな！
更には、著作権協会が主張している、
「ダウンロード等の違法行為によって受けた損害は６，８００億円ニダ！」
ってのにも
「最も音楽が売れた９０年代でさえせいぜい６，０００億円だったのに、それよりも大幅に衰退しきっている現在で６，８００億円も損害が出るハズがない！損害の根拠が弱すぎる！」
って主張も完全無視されてましたっけ。
それはオリコンを見ても一目瞭然で、オリコン１位になった曲のＣＤ販売数が数千枚ってのも昨今ではザラ！
そういった事実は無視して、著作権協会の言い分だけを信用している時点で、この法案を推し進めている連中の「立ち位置」が非常に良く判りますが。
すなわち「結論ありきの連中には、何を言っても無駄」って事ですな！
( ゜д゜)、ペッ
で、更にコワイのは、この改正著作権法を拡大解釈して、いずれは新聞の記事や写真などにも適応させようと言う話が出ているらしいんですな、これが！
そうなると、例えば私の所みたいに関連記事を紹介し、その一部をコピペしていたら、それだけで「著作権法違反」として逮捕されるワケです。
と言うか、どうも今回の件は「２ちゃんねる潰し」と、YouTubeに上げられた「尖閣ビデオ」みたいな事をさせない為だ、という話も漏れ聞こえてきていますが、さもありなん。
いやもう、ここまで来ると「自分達に刃向かうヤツは容赦しない」と言う、
立派な言論弾圧
ですわ！
今の日本の議員連中が如何にボンクラでゼニの事しか考えていないか、がよ～く判りましたわ！
だから私は今の政治家、いや政治屋は嫌いなんですよ！
そして今回の改正著作憲法は、「民自公が連立を組んだら日本はどうなるか」と言う見事なまでの実例となってくれました。
すなわち国民そっちのけで、自分達のやりたい放題やりまくり、いずれは日本を滅ぼしてしまうと言う事が！
ああ！
何の力も金もコネも無い自分が歯がゆい！
ちなみに、今回の件に関わった主な議員は以下の連中だとか。
447番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です：12/06/20 18:33 ID:slFoRYVu0
消費税増税に続いてろくなことしない議員だな
479番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です：12/06/20 18:35 ID:/0Y4E9eK0
>>447
●ダウンロード違法化に関与した議員リスト
委員 あべ 俊子君 あべ としこ 自民 ５３歳
委員 甘利 明君 あまり あきら 自民 ６３歳
委員 遠藤 利明君 えんどう としあき 自民 ６２歳
委員 河村 建夫君 かわむら たけお 自民 ７０歳
委員 下村 博文君 しもむら はくぶん 自民 ５８歳
委員 田野瀬 良太郎君 たのせ りょうたろう 自民 ７０歳
委員 永岡 桂子君 ながおか けいこ 自民 ５９歳
委員 古屋 圭司君 ふるや けいじ 自民 ５８歳
委員 富田 茂之君 とみた しげゆき 公明 ５９歳
委員 三輪 信昭君 みわ のぶあき きづな ７０歳
委員 土肥 隆一君 どい りゅういち 無 ７３歳
委員長 石毛 えい子君 いしげ えいこ 民主
理事 金森 正君 かなもり ただし 民主
理事 田島 一成君 たじま いっせい 民主
理事 永江 孝子君 ながえ たかこ 民主
理事 松本 大輔君 まつもと だいすけ 民主
理事 村上 史好君 むらかみ ふみよし 民主
理事 馳 浩君 はせ ひろし 自民
理事 松野 博一君 まつの ひろかず 自民
理事 池坊 保子君 いけのぼう やすこ 公明
委員 石井 登志郎君 いしい としろう 民主
委員 石原 洋三郎君 いしはら ようざぶろう 民主
委員 大山 昌宏君 おおやま まさひろ 民主
委員 岡本 英子君 おかもと えいこ 民主
委員 奥村 展三君 おくむら てんぞう 民主
委員 川口 浩君 かわぐち ひろし 民主
委員 城井 崇君 きい たかし 民主
委員 笹木 竜三君 ささき りゅうぞう 民主
委員 瑞慶覧 長敏君 ずけらん ちょうびん 民主
委員 杉本 かずみ君 すぎもと かずみ 民主
委員 高井 美穂君 たかい みほ 民主
委員 高野 守君 たかの まもる 民主
委員 高橋 昭一君 たかはし しょういち 民主
委員 中屋 大介君 なかや だいすけ 民主
委員 室井 秀子君 むろい ひでこ 民主
委員 本村 賢太郎君 もとむら けんたろう 民主
委員 山岡 達丸君 やまおか たつまる 民主
委員 笠 浩史君 りゅう ひろふみ 民主
委員 和嶋 未希君 わじま みき 民主
「大ボス」はどうやら池坊らしいのですけど、馳浩と下村博文も率先して動いていたって話なので「同罪」ですな。
しかし見事なまでに胡散臭いヤツが集まりまくってますな。
よく見ると、金賢次の息子の達丸も入ってるし。
あ、そういえば金賢次と言えばこんな事をほざきまくっているようです。
超党派の国会議員でつくる「活字文化議員連盟」（会長・山岡賢次前国家公安委員長）の総会が２０日、国会内で開かれ、消費増税に伴い特定品目の税率を低くする「軽減税率」を新聞・出版物に適用するよう求める声明を採択した。
総会には国会議員のほか、新聞協会長の秋山耿太郎朝日新聞社長ら新聞、出版関係者も出席。山岡氏は「新聞や出版物等の知的産業に消費税をかけるべきではない。このことは、かなりの人が共通認識として持っていると思う」と述べた。
おーおー、何とか新聞業界の支援とゼニ貰おうと必死ですな！
( ゜д゜)、ペッ
それにしても、自民党までこういう「裏切り行為」をしてくれると、今度の総選挙では一体どこの党に入れれば良いのか判らなくなってきましたわ！
自民党も、ここで例えパフォーマンスだと言われても「保守」っぽい事だけしていれば支持率も上がって、今度の選挙では大勝した可能性もあったのに、自分達でその可能性を消しちまうんだもんなあ。
更にインプレスの記事を見ると、改正案に反対していた森ゆう子を含む数名は、採決当日に突然解任され、別の議員が委員会に参加していたとか。
私はこのオバハン嫌いですけど、そんな事をして良いとは決して思いません。
つ～か、「自分達に賛成な人間だけを集めて採決する」のは、民主主義に対する冒涜じゃねえのか？
結局、古来より一番バカを見るのはモノ言えぬ一般庶民であると言うワケですか。
こんなのの、どこが民主主義だよ、全く！
日本の民主主義は死んだ！
いや！
今国会議員やっているバカ共によって
殺されたんだ！
以上、乱筆乱文失礼致しました。