山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

感動のDVDセミナ-

2007-12-31 01:46:46 | 書籍
仕事納めの翌日から、静かになった事務所でひとり研修の時間が持てた。

DVD研修。この3日間で14本のDVDを聴講しようと決めていた。
とりわけ今年は忙しくて、講演やセミナ-を聴講したり、先端を走る日本有数の歯科医院を見学してまわることが出来なかった。

こんな私にとって、このDVDたちはとても貴重であり、ありがたいものである。



世界トップクラスの歯科医院グル-プ、日本有数の歯科医院、お手本とされる総合病院、飲食店グル-プやドライビングスク-ルなどなど。

何ヶ月もかけてじっくり取材されドキュメンタリ-風にまとめられたDVDは、とても見応えのある仕上がりである。私が1日をかけて見学するよりも、その真髄をつかむことには遙かに優れていると感じる。

このDVDたちを聴講して、、、、、。
たくさんの志の高い方々に出会うことが出来た。
斬新な発想やアイデアに目から鱗がはげ落ちた。
夢見ることの素晴らしさを再認識した。
チ-ムづくりの大切さを学んだ。
事を成し遂げるためには、妥協せず、諦めず、ひたむきに取り組むことの大切さを学んだ。
そして、明日へのエネルギ-をもらった。

このDVDたちを見ていて、感動の涙があふれた。
ここで働く人たちは、何故あんなに活き活きとしていられるのだろうか?
楽しそうに、やりがいを感じて働けるのは何故なんだろうか?
ここで働けることに、あんなにも誇りを持てるのは何故なんだろうか?

そこには必ず強い情熱を持ち続けるリ-ダ-が存在する。
そこには必ずリ-ダ-の素晴らしい経営理念が存在する。
その熱い想いを、繰り返し繰り返し諦めずに伝え続けている。
スタッフの成長を心から喜んでくれるリ-ダ-が存在する。
成し遂げることを喜び合える仲間たちが存在する。

素晴らしいチ-ムを創り上げるのは、一朝一夕にはできない。
10年も20年もかけて、やっとのことで出来上がる。

情熱を持ち続けること、妥協せず諦めないこと、このことを深く心に留めたい。
そして、来年からの事務所のチ-ムづくりとお客様へのコンサルティングに活かしたい。
今回もたくさんの素晴らしい事例に学ぶことができた幸運に感謝したい。

仕事は人生そのものである。
人は仕事の中でこそ大きく成長を遂げられる。
来年もまた自分磨きに精進しよう。
来年はもっともっとおもしろくなるぞ!


皆様、今年一年良いおつきあいをいただきありがとうございました。
皆様と出会えた幸運に感謝いたします。
そして親密なおつきあいを続けさせていただいたことに感謝いたします。
来年もまた、日々進化し、もっともっとおもしろい1年にしたいと思います。


皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいますように!




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けんちん蕎麦

2007-12-28 22:59:38 | 蕎麦、うどん、ラーメン
今日ですべての仕事が完結した。
何もやり残すことなく、9日間の長期休暇に入れるのは何年振りのことだろうか?

麹町で今年最後の仕事を終えた。
笹塚で電車を降りて、吸い寄せられるように『山横沢』の暖簾をくぐった。
ここの蕎麦、一度食べたら魔法にかかったように後を引いてしまう恐さがある。

満員の店内、私に気づいたお客さんが一番端の席をひとつ空けてくれた。
迷わず『けんちん蕎麦』を注文した。塩辛とだし巻き卵で一杯ひっかけようと決めていたが、満員なので今日は我慢である。



けんちんと田舎蕎麦の相性がドンピシャである。
一口つゆをすすっただけで、ふる里の掘り炬燵でうたた寝しているような懐かしさがよみがえった。

蕎麦の上によそられたけんちんは充分過ぎる量で、このけんちんだけでお酒がいけそうなボリュ-ムがある。しっかり味のしみた大根も小芋もゴボウも柔らかく熱々で、これぞ田舎の味、おふくろの味。やみつきになってしまう。

どんぶりいっぱいのつゆも、一滴残らず飲み干してしまった。旨かったあ~。

こんなに旨い蕎麦を喰わせるなんて、君は罪な男だせ!
この味、懐かしくて離れられなくなってしまいそうである。








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チャレンジシ-ト

2007-12-24 23:57:54 | 独り言
毎年この時期にチャレンジシ-トをつくる。



たった1枚のこの紙に、来年の夢と、5年ごとのビジョンがぎっしり詰まっている。



このチャレンジシ-トを書き終えるとワクワクしてくる。

自分の夢、やりたいこと、学びたいこと、成長の姿がこのシ-トの中にある。
お客様、事務所、スタッフの成長の姿がこのシ-トの中にある。
5年ごとのビジョンに一歩一歩近づいてゆく喜びがこのシ-トの中にある。

思い描いていることが、今までずっと思いどおりになってきたのは、この一枚のチャレンジシ-トのお陰かも知れない。
思えば叶うこと、行動に変えること、チャレンジすることの大切さを強く感じる。

濃密な1年が終わるとき、いつも思う。
『今年も良い年になったな。来年はもっとおもしろくなるぞ!』


新しい年の始まりを、ワクワクしながら待っている。
そしてまた、来年の終わりには言いたいものだ。
『今年も良い年になったな。来年はもっとおもしろくなるぞ!』

さあ、またチャレンジの一年が始まる。アクティブ&アグレッシブ!








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夢追いびと

2007-12-17 23:09:14 | 蕎麦、うどん、ラーメン
今日はとびっきり嬉しい一日となりました。

お蕎麦とフライフィッシングをこよなく愛し、ひたむきに生きてきた友が夢を叶えた。こんなに嬉しいことはありません。2月3日の当欄でご紹介したE田ちゃん(まんまです)が4年間の修行を経て、遂に夢をカタチにしたのです。

『手打ちそば 山横沢(やまよこさわ)』。お父上のふるさと、新潟の地名をいただいたそうです。



6月20日の開店からちょうど半年、めちゃ遅れの開店祝いです。
お店が混雑しない午後2時前に暖簾をくぐると、それでも4人のお客さんがおりました。新蕎麦は10月から。



先ずは『景虎』の冷酒をなめながらお蕎麦を待ちましょう。



大きなキノコがたっぷり入った『秋限定きのこそば』。人気が高くて冬になっても秋限定のまま。



『鴨つけそば』
出汁とかぼすの香りがたまりません。こんなにたっぷりの鴨、他にはありませんね。このたっぷりの具でお酒が一杯いけそうですな。いやぁ写真がいまいちでゴメン。ほどよい濃さの澄んだ出汁が美味しくて、最後はそば湯とともにすべて飲み干してしまいました。



これが独特の『田舎そば』。
太くて腰があって、ホントに旨い。蕎麦好きにはたまりません。
喉ごしで味わう江戸打ちに慣れた人には、この太さと腰の強さに初めは戸惑うでしょうが、結局やみつきになって常連さんになってしまうのです。



2時半に暖簾を下げて、たっぷりE田ちゃんと語り合いました。
修業時代のこと、支えてくれた奥さんや開店準備に関わってくれた人たちへの感謝、内装の殆どを自分でやったこと、4年間フライフィッシングを封印していること、蕎麦に対する熱い想い、来年は山菜やキノコや自然薯を収穫に行こうなどと。40才の男の再出発、まだまだ夢はふくらんだままなのです。



カウンタ-に並ぶ日本酒の前には、尺イワナの焼きものが置かれていました。
フライフィッシングをこよなく愛する男の想いの深さを感じます。また一緒に溪に立ちたいなあ。



遙か年下の友が叶えた夢のカタチに触れて、ちょうど20年前に看板を掲げた頃の自分が蘇りました。長い修行の時代を経ての独立に、微塵の不安もありませんでした。そうすることが必然であるように、歩み始めたことがただただ嬉しくて。

もう一度、初心に帰って頑張ろう!
そんな気持ちにさせてもらった友との再会でした。


手打ちそば『山横沢』
所 在 地:渋谷区笹塚1-58-9
電話番号:080-6709-1589
営業時間:月~土11:30~14:30 17:00~21:30
定 休 日:日曜日








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ひとりになりたい時は、、、、

2007-12-09 23:54:32 | 川飯.B級グルメ
たまらなく一人になりたい時がある。
誰にも邪魔されず、誰にも気兼ねせずに、ひとりだけの世界に身を置きたいときがある。

誰とも出会うことのない山奥に来るとほっとする。この荒涼とした雰囲気も好きだ。



矢駄沢にテン場を決める。
台風による鉄砲水で沢の姿は見る影もなく荒れ果てている。今日はここで一人だけの夜を過ごしたい。



この雑木林で薪を集める。
翌朝まで火を絶やさないほどの薪を集めよう。



先ずは焚き火。



そしてビ-ル。
今日はたっぷりの酒をザックに詰め込んで来た。ウイスキ-もある。ちびりちびりと夜通し酒をなめて過ごしたい。



ビ-ルをぐびりとやりながら酒肴をつくる。今日は簡素に。調理場はこんな感じ。



寒い季節に鍋は欠かせない。



焼き鶏も定番。ガ-リックパウダ-と塩で。



さあ心ゆくまで一人の時間に浸ろう。テン場の前に本流の風景が広がる。



ちょっと冷えてきた。やっぱり熱燗がいい。



ぎんなんが焼ける時間が待ち遠しい。



熱燗を2本空ける頃には、夜のとばりが下りる。この時間がいい。



溪泊まりには焚き火が欠かせない。
ゆらめく炎を眺めていると、なぜか心が落ち着いてくる。今夜は焚き火のそばで眠ろうか。この温もりがあればテントもシュラフもいらない。




久しぶりにただひとり、贅沢な時を持てたような気がする。










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手紙

2007-12-05 09:16:07 | 独り言
アメリカに住む釣友SatoshiからAIRMAILが届いた。ちょっと早めの年賀状。

心温まる一言が添えられてあった。私のためにしたためられた手紙が飛行機に乗って海を渡って来たんだと思うと、手にした手紙になぜか温もりを感じてしまう。



インタ-ネットの時代に暮らす今、殆どのことは早くて便利なメ-ルで事足りてしまう。でも、メ-ルにはない暖かさが手紙にはあるんですよね。

お詫びの気持ち、祝福の言葉、押さえきれない恋心、励ましの言葉、照れちゃってうまく伝えられない気持ち、そんなものを手書きの文字に託して、、、、。

そして、四つ葉のクロ-バ-とか、想い出のちょつとした品をさりげなく添えたりして、、、、。

メ-ルでは決して伝えられない優しさや暖かさ、手紙ならではのものがあるんですね。元々は手紙を書くことが好きだったのに、忙しさにかまけてメ-ルばっかりになってしまった。

これからはまた、大切な人には手紙を書こう。そんなことを気づかせてくれた釣友からの手紙でした。

Satoshi ありがとね!
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ちょっとお山歩

2007-12-02 23:52:07 | 山歩き.散歩
『金持ちと時持ち』、東京大学の吉川 洋先生の言葉である。

お金は無くても自由な時間はたっぷりある学生時代。周遊券を手に北海道や九州を1ヶ月もかけて一人旅に出たものである。心のおもむくままに山にも出かけられた。こうしたことは、まさに『時持ち』にのみ許される贅沢であり学生の特権である。

そして実業界へ。一所懸命働いて豊かになり、やっと『時持ち』になったときには時間の楽しみ方を忘れてしまっている。これが一番寂しい。

できることなら今こそ、金持ちであり時持ちでありたい。
金は無くても自由な時間があり好きなことさえできればそれでいい、そんな逃げ口上やネガティブシンキングはしたくない。素直に、豊かで且つ、たっぷり時間も手に入れたい。などと想いながら叶わない、叶わないから人生はおもしろい。


なんと6週間も自然に触れていない。煮詰まってくると気が狂いそうになる。
いよいよ辛抱たまらん状態に達した。意を決して2時間ほど山歩に出かけた。

こんな時、近所に山があるとありがたい。
自転車で10分の『浅間山』170メ-トル。こんな雑木林が府中にはいくつもあって、時間貧乏の私には心を解き放てる癒しと救いの聖地のような存在になる。







目にやさしい雑木林をゆっくり散策し、落ち葉の上に寝ころんで、コ-ヒ-とチョコレ-トでタバコを一服する。ただそれだけでリフレッシュできてしまう。





疲れた心身に、樹々は何故こんなにも優しいのだろうか?
自然が失われたとき、多分人も動物も一緒に滅んでしまうのだろうな。





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