山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

リバ-ブリ-ズ

2012-07-29 23:51:27 | フライフィッシング
当初の予定では3日間の南アルプス天泊釣行の計画でありました。
深夜11時過ぎに荷造が終わって重いザックを担いだ途端に張りつめていた心が折れてしまいました。
連日の暑さと蓄積疲労のためなのですが、一気呵成の突破力が減退してきたということなんですね。
潔く南アルプスを諦めて冷えたビ-ルをグビっとやって朝までぐっすり眠ってしまいました。
なんか年齢を意識して一抹の寂しさを感じた一瞬でもありました。



                   




ぐっすり眠った翌日、僕の疲れを癒してくれるのは通いなれた神の川なんですね。
この荒れ果てた風景になぜか癒されてしまうのです。







日蔭沢のヤマメ、きれいですね!







矢駄沢の出合い







(これは先週の熊さん、良型の岩魚を釣り上げました)







これは滝上の岩魚、お腹は鮮やかな柿色でした。







(先週のそうめん、ヤマケイに紹介されていたもので、そうめんの茹汁の塩味とレモン味が融合した爽やかそうめん。
 僕は旨いと思うのですが熊さんは酸味が強すぎるとダメ出し、すだちかかぼすの方がいいのかもしれませんね)







という訳で、今回はきざみネギたっぷりの麺つゆで由緒正しいそうめんを頂きました。







ツェルトを張るのも面倒なので広げたツェルトの上でそのままお昼寝です。
渓を渡るそよ風に吹かれながら眠る幸せ、来週はぜひ南アルプスの峪で満喫したいと思います。






皆様もどうぞ良い夏をお過ごしくださいませ!



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小さな手

2012-07-17 21:46:39 | 独り言
7月10日、この子は望まれてこの世に生を受けました。
いまは小さなこの子の手も、やがて成長していくつもの大切な絆を深めてゆくことになるでしょう。

この子を見ていたら僕たちが親になった頃のことを懐かしく思い出してしまいました。
息子が寝返りをうてるようになったとき、ようやくつかまり立ちができるようになったとき
僕たちは決して手を貸すことなく、ただただ頑張れと心の中で応援しながら見守っていたように思います。

決して多くを望むことなく、ただただ元気にすくすくと育ってくれることだけを願っていたように思います。
それがいつの間にか原点を忘れてあれもこれもと欲張りの気持ちが頭をもたげるようになってしまうんですね。








やがてこの子も愛する人と家庭を築き、ママとなって我が子を抱きしめる日が来ることでしょう。
僕はおそらくその日が来るまで生きていることは叶わないだろうと思います。

せめてこの子がしっかり歩けるようになったら一度でいいから一緒に山を歩いてみたいと願っています。








ささやかでいい、平凡でいいのです。
この子の未来が平穏で幸せな日々でありますように、ただただそれだけを願うばかりです。








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