山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

GWは新緑の木陰で

2017-05-07 16:01:00 | 山歩き.散歩
今年のGWは上高地に天泊して徳本峠と蝶をやる計画でしたが思うように体が動かず
南アルプス日向山の麓に変更して3日間のんびりの天泊生活で体を労わることになりました。
急な計画変更で4軒のキャンプ場に断られ最後に辿り着いたのがここ、1泊1000円で駐車料金なし、残り物に福ですねえ。




1日目はちょっと離れた渓で1時間ほどロツドを振ってボ、早々に温泉に浸かってからテン場に帰って宴会というくだり。

 



2日目は日向山(ひなたやま)に登って大展望を楽しみます(コ-スタイムは2時間20分です)




今回は矢立石経由の楽なコ-スを選択すると、最初は急登
中間は適度な登り、そして最後の20分はこんな平坦な登山道に変わります。

 


2時間余りで白砂の日向山1660m。
登山道の木の間越しに見えていた雄大な甲斐駒も今は雲に隠れて全貌が望めません。




北側には赤岳、権現など八つの主峰群の大パノラマが展開しています。




さあザックを頂上にデポして白砂の蟻地獄を散歩致しましょう。




甲斐駒側はこんな感じ




両側は切り立った蟻地獄になっています




足を踏み外したら蟻地獄の底まで真っ逆さまでしょうね




風化した花崗岩が造り出すオブジェが別世界に居るように美しい。








頂上で早めの昼食を取りながら1時間半も粘ったものの甲斐駒にかかった雲は一向に晴れず諦めて下山です。




下山路から眺める鳳凰三山、地蔵岳のオベリスクがひときわ鮮明に望めます。
あと1時間待っていたら甲斐駒のデカくて無骨な岩峰を目の当たりにできたのになあ!




1時半に下山、温泉で汗を流して道の駅で地元の食材を仕入れて
テン場の戻ったのが3時半、ちょっと早いけれど宴会を始めます。




地のトマトとほうれん草が安くて美味しい!
高血圧や糖尿の持病を持つ我らには野菜中心の酒肴が嬉しいのです。







山や釣りを語りながら呑んでいると、あっという間に夜の帳が下りてテン場は良い雰囲気に包まれて、、、

 




3日目は午前5時半に美しい流れの尾白川(おじらがわ)に入渓








2時間ほどロッドを振ってオ-ちゃんに20センチほどのアマゴが1尾
僕は渓畔で朝食とコ-ヒ-を楽しみながら『渓語り.山語り』を読んで新緑の渓でまどろんでおりました。




皆さんはGWをどんな風に楽しまれたのでしょうか?
テントを張りっぱなしにして何もしない時間もそれはそれでなかなかいいものでございました。
コメント (31)
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