山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

今度生まれて来るときは、、、、

2018-06-10 22:19:46 | 独り言
『1年1組せんせい あのね(鹿島和夫編集 理論社刊)』

この本は2006年2月17日に一度ご紹介したものです。

これから、たくさん楽しいことが待っていたであろう未来を、たった5年という短い命を
誰よりもいちばん愛してくれる筈の両親によって閉ざされてしまった結愛(ゆあ)ちゃんが
どれだけ悲痛な思いで書き残したであろうあの言葉が今も胸に突き刺さったまま痛みが消えません。

だからもう一度、7歳の子供たちの屈託のない目と心から紡ぎ出される感性溢れる言葉に触れてみたくて、
お母さんやお父さんに心から甘えられる平穏な家庭の暖かさ、子供たちの幸せを感じたくなってペ-ジをめくってみました。





(お母さんの心)
お乳はお母さんのこころ、赤ちゃんがのんで、お母さんのこころが赤ちゃんに伝わる。
それからおっぱいの心をいっぱいためて、心の大きい人間になってゆく。
そやから、お母さんの心はええ心でなかったらあかん。


(お母さんのたからもの)
お母さんに『お母さんのたからものは何』と聞くと『まあくんととっちゃん』といいます。
だからぼくが『お母さんの命よりもだいじ』というと、
お母さんはぼくとお兄ちゃんをだきしめて『うん』と言いました。
ぼくはとてもうれしいんです。


(安いけしょうひん)
お母さんが『きょう安い化粧品こうてきたん』ゆうたら
おとうさんが『なんぼええ化粧品こうてもむだやゆうことがやっとわかってんな』と笑いながらいうた。
安い化粧品は、おとうさんのへや-とにっくやった。


(よめさん)
お母さんがぼくに『けっこんするんやったらぶすとしいよ』ゆうた。
なんでやゆうてきいたら『ぶすは3日したらなれるけど、べっぴんは3日したらあきる』いうた。
ほんなら、うちのお父ちゃんはもうなれたんや。ほんでもぼくはぺっぴんのほうがええわ。


(くうらあ)
お父さんは、くうらあつけてねています。
いびきをかいて気持ちよさそうです。
お母さんは、でんきのめえたあのゆめをみるので気持ちよくねれません。


(お父さんのにおい)
わたしは、いつもお父さんとねていました。
お父さんといっしょにねられないときはお父さんのまくらをだいてねます。
お父さんのにおいがして、お父さんとねているようなきがします。
お父さんのまくらのにおいは、お仕事のにおいです。



もしも神様がいるのなら
結愛ちゃんのような子供たちが
もう一度生まれ変われますようにと心から祈りたい。

そして、今度生まれて来る時は
誰よりもお母さんとお父さんにたくさんの愛を注いでもらえますように
あなたのことを宝物のように自分の命に代えてでも守ってくれるお母さんとお父さんでありますように!

好きなものをお腹いっぱい食べて、友達と思いっきり遊んで、
家族と笑顔でおしゃべりして、心から幸せだな~と感じられる日々になりますように(合掌)
コメント (14)
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Dont trust over 30

2018-06-03 15:21:00 | 独り言
Dont trust over 30
30過ぎの大人たちを信用するな!

モリカケの陰で暗躍し最後まで言い逃れして国民を欺き通そうと画策する安倍一派しかり
卑劣な作戦を指示し学生に責任を押し付けて自分だけは逃げ切ろうとする卑怯な日大アメフト監督しかり
権力を握った人間たちが引き起こすこのような不祥事を見るたびにあの頃のフレ-ズが脳裏に蘇ってくる。

Dont trust over 30
大人たちを信用するな、あの頃の若者たちが大人たちに抱く不信感を凝縮したような共通語であった。
片足だけだが学生運動に身を投じた我らの心の中には、この言葉が鋭いナイフのように大人たちに向けられていたものである。








1968年5月、神田三崎町日大本部前で1万人を超える日大生が蜂起した。
34億円もの使途不明金事件、5千万円裏口入学事件など腐敗し堕落した古田体制の
営利第一主義に対する怒りと古田体制打倒を叫ぶ日大全共闘の先輩たちである。

あれから50年、日本大学の体制は何ひとつ変わってはいなかった。
日本大学に限ったことではなく、政治も行政も司法もまたしかりである。

森友の8億円は我らの貴重な税金である、安倍が自由にできるお小遣いではないのだ!
安倍の言いなりか忖度かは知らぬが天下の財務省までもが腐りきっていた。
官僚としての覚悟と矜持はどこへ消えてしまったのか!
文書を改竄し虚偽証言を繰り返した佐川が不起訴なんてありえない話である。
政治のチカラに負けて起訴できなかった検察の体たらくを見るにつけ三権分立が聞いて呆れる!

安倍も官僚も検察も内田も本来はサムライの筈である。
サムライならば世に恥じぬ生き方をしなければならない!
悪事に手を染めたら潔く責任を取る、責任を取らせるという
ケジメをつけなければ恥ずかしくて生きていけない人種である筈である。

残念ながら、長いこと我らは卑怯でずる賢い人間をお上に頂いて生きてきたようである。
卑怯な人間は正々堂々と生きられない人種なのであろう!
卑怯な人間は恥を知るという意識が備わっていない人種なのであろう!
だからそこ卑怯な人間は自らの矜持に基づいてケジメを付けるというサムライ精神の欠片もないのだ!

こんな自分もとおの昔にOver30の仲間入りである。
少なくとも我らは、こんな腐った人間たちを反面教師として
子供たちに後ろ指をさされるような生き方だけは厳に慎みたいものである!

(今回のコメントは結構です)
コメント (12)
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