山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

今日までそして明日から

2006-10-31 01:01:30 | 独り言
待ちに待った嬬恋コンサ-トの映像、きのうやっと見られた。
拓郎とかぐや姫、もうこれが最後の嬬恋になるだろう。
父や母がそうだったように、私の青春の曲も、もうナツメロになりつつあるんだな。できることなら35000人のこの熱い輪の中にいたかったけど、、、。



拓郎も年を重ねていい顔になってる。時々見せるしわを刻んだ笑顔が優しくなっていた。拓郎も言っていたな。『年を経てきたから皆、いい奴になったんだよね』って。



『神田川』を聞きながら、あの頃を思い出しちゃった。
今のカミさんに恋して切ない夜を過ごしたこと、古いアパ-トで一緒に暮らし始めた貧しかった学生時代のこと。貧しかったけど自由と夢だけはいっぱいだったこと。

父や母が昔の曲を聴きながら、人目もはばからずに涙しながらテレビの前で歌っていたっけ。今ならそんな父と母の気持ちが理解できるような気がするなぁ。



中島みゆきも魅力的ないい女になった。いまの彼女とならバ-ボンを傾けながら夜通し話をしてみたい気がする。女性も年を重ねるごとに魅力的になる。若造には分からないんだろうな?



最後の曲が終わったとき、拓郎も涙ぐんでた。あれが全てを物語ってるんだよね。
音楽っていいよね。同じ時代を駆け抜けて来た者同士が、共感し合える共通語なんだよね。



中島みゆきや拓郎を見ていて強く思った。年を重ねながらもっといい男になりたいと。魅力的な男って何だろう。

人間が好き。
相手を不快にさせない。
他人の痛みが分かる思いやり。
自ら信ずることを貫く。
誠実に生きる、恥を知る、責任を取る。
多様な価値観を認める柔軟さ。
常に感動を覚える若々しい感性。
創造性、好奇心、向上心、夢を持ち続ける。
遊び心を忘れない。
お洒落であり続ける。
セクハラなんてしない。
カミさんを泣かせず、ずっと一緒に歩いて行こう。
息子の生き方の良き理解者になる。
家族との食事を楽しむ。
スタッフを家族のように大切にする。
自分のふる里を愛し続ける。
好きなことだけをやり続ける。
溪と川飯の旅を生涯続ける。
自分を大切にする。
幸せに生きる。

俺は俺なんだ。自分を良く知り、自分らしい生き方をする、それでいいんだ。
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これがあるから頑張れる

2006-10-29 10:48:03 | 川飯.B級グルメ
昨日もフル回転の一日であった。
朝から午後3時半まで大船のお客様へ。そのあとは東京へトンボ返りして午後5時から8時までセミナ-の受講。

テ-マは『医療法改正のポイントと税務対策』。ここでも大切な事を学んだ。



講師の先生の話が始まった。テ-マからして医療法の改正点に絞って話が進むと思っていたが、第一条から解説が始まる。『もう分かっていることだから改正点だけ話してよ』と心の中で叫びながら聞いていた。

でも間違っていた。聞いていて、今までの自分の解釈と違う部分がいくつかあった。休憩時間に質問してみると、確かに自分の解釈が間違っていた。多分、仕事の上で、あるいは他の沢山の法律の解釈でも誤解釈があるのかも知れない。
もう一度、もつと深く学び直す必要を感じた。またひとつ新たな気づきを与えて頂いたセミナ-であった。

セミナ-後も質問、帰ったのは午後10時になっていた。
腹ぺこである。食卓には、なま湯葉の刺身、すじ煮込み、マイタケの炒め物、ギンナン焼き、鮭ご飯が並んでいた。さあ一杯と思っていると、おもむろに冷蔵庫からもう一つ出てきましたよ。『うわぁ、馬刺しぃ~!。しかも会津のぉ~!』



カミさんの弟が会津から送ってくれた馬刺しである。
私は馬刺しとお蕎麦が世界で一番好きである。しかも、日本中の馬刺しを食べ歩いているが、会津のヒレ肉の馬刺しは別格だと勝手に信じている。ニンニクなど何種類もの香辛料を味噌の中に混ぜて寝かしたものを醤油で溶いて頂く、これはもう絶品で私を最高に幸せな世界に誘ってくれる。私の最後の晩餐は、会津の馬刺しと会津のお蕎麦、そして母の作ったふきとタケノコの煮物にしたいと思っている。

今日だけはカミさんの手料理には目もくれずに馬刺しだけを食べる。焼酎のハ-フロックを飲みながら500グラムの馬刺しはあっというまに皿から消えた。
会津にいるときは1キロを一度にたべるが、今回は明日の楽しみに残しておくことにした。あぁ、やっぱ馬刺しは会津にかぎるよなぁ!これ、あくまでも私の独断と偏見ですから悪しからず。

馬刺しの後は、やはりお蕎麦に限ります。
せっかく鮭ご飯があるのに『お蕎麦ある』と勝手なオ-ダ-をだしました。
カミさんは『まったくぅ』と言いながらも、手早く鳥ダシのお蕎麦を。マイタケが残っていれば、鳥とマイタケのダシが最高だったんですがね。



またまた満足な一日となりました。
やはり一日の締めくくりは、美味しい食事と美味しいお酒、そしてカミさんとの穏やかな時間が一番ですね。これがあるからまた頑張れる。カミさんに感謝感謝です。






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やまめウォッチング

2006-10-27 23:36:21 | フライフィッシング
今日は午前中、相模湖のお客様を訪問し、そのあとヤマメの自主放流グル-プの一人と会う約束をしていた。今年の発眼卵放流の打ち合わせと探釣が目的である。

このトンネルの向うに、会いたい人と会いたい娘が待っていてくれる。



トンネルを抜けると、まるで時間が止まってしまったように佇む小さな集落がある。



最初に迎えてくれるのは炭焼き小屋。まだ現役のおじいちゃんが趣味のように炭を焼き、何ヶ月かおきに炭焼き窯の煙が立ちのぼる。



炭焼き小屋を過ぎて林道を下ってゆくと小さな集落が出現する。この集落は、私の生まれた集落の隣の隣に位置するたった15軒の集落で、斜面にへばりつくように肩を寄せ合って暮らしている。会いたかったKさんは道ばたの畑に佇んでいた。



車を降りてKさんに挨拶するとびっくりしたような顔をした。当然である。
午後1時半の約束なのに、仕事が早く終わって11時半に到着してしまったからだ。『昼飯は食ってかぁ?』『いや、まだ』『ほんじゃあ蕎麦食うかよぉ?新蕎麦打ってやるべえ。30分もありゃあ打てるからその辺ぶらぶらしてろや』
そう言って小走りに蕎麦打ちに帰って行った。



道ばたに車を止めて集落を散策することにした。



ここは、入道丸への登山口。去年のことである。ここで山歩きの荷造りをしていて一人の登山者に出会った。そのひとは横浜の住人で神奈川県と東京、山梨、静岡の県境を一年がかりで歩いていると言う。ホントに多種多様な趣味があるものだと感心したものである。



30分後、Kさんのお宅に戻って新蕎麦で打ったきのこ蕎麦をたらふくごちそうになった。野菜のおひたしもお新香も旨かった。やはり田舎の味が一番である。
食べながら先々週の探釣結果をKさんに報告した。大きく育ったヤマメの話にKさんは顔をほころばせて喜んでくれた。



昼食後はいよいよ探釣である。私のふる里の沢で2番目に大きい沢である。
ヤマメの数と成長具合が楽しみである。ここから入溪しよう。



入溪して釣り支度をしようとしたがその必要はなかった。
ゆるやかな流れの中で8寸ほどのヤマメが悠然とペアリングしている。上へ下へと泳ぎながらパ-トナ-を探しているヤマメも目に付く。どのヤマメも私たちの気配を感じているだろうに、意に介さないように悠然としている。遡行しながら15組ほどのペアリングを確認できた。嬉しくてKさんと手を握り合い、顔をくしゃくしゃにしながら、大口を開けて声を立てずに笑い合った。幸福感と満足感、早く他のメンバ-にも知らせてあげたい。



最上流部の源流帯も覗いてみたが、まだこの場所にはペアリングの数が少ない。あと2週間ほどすれば中流部のヤマメたちもここに集まるだろう。



源流部のここまで来ると水深は15センチ程である。ヤマメたちはここで産卵し、使命を全うしてここで息絶える。孵化した稚魚はここで冬を越して下流に下る。
地元の人たちの地道な努力によって、一度は絶えてしまった生命の営みがまた繰り返されるようになった。素晴らしいことである。この穏やかな流れと生命の営みが悠久の世に続きますようにと願ってやまない。



先々週の探釣結果と今日のペアリングを見て大満足の一日であった。心ない釣り人に荒らされなければ、今年を最後に来年の放流は必要ない状態になった。
仕事の都合で私は放流に立ち会えないが、鉄砲が解禁されたらまたこの地を訪れて鹿刺しとキジ鍋を囲んで酒を酌み交わそう。そう約束して帰路についた。



たった数時間、田舎の穏やかな風に吹かれ、飾らない人たちと接するだけで、なぜこんなにも癒されるのだろうか?


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ふるさとの溪を旅する

2006-10-22 15:19:29 | フライフィッシング
2週間ぶりの釣りは、ふる里の溪に決めていた。
道志川中流域のここは実家から徒歩10分、子供の頃から親しんだ愛着の溪である。

あの橋のたもとから急坂の入溪路を降りる。さあ、ここから今日の旅が始まる。4キロ上にあるダムの下流域は漁協が関わっていないフリ-エリアで、いつでも釣りが楽しめる。すぐ下流に1箇所、上流に2箇所の管釣りがあって絶えずレインボ-が供給されている。久しぶりに8フィ-ト4インチのロッドを思いっきり振れる、大きな溪流である。



先ずは穏やかな流れのプ-ル。左岸から合流する沢がつくるフィ-ディングレ-ンでライズ発見。飛んでいるのはミッジか?20番のCDCダンを流す。一発で出た。



まだ婚姻色が出ていない美しいヤマメだった。昔、この川にはヤマメと鮎とカジカ、ウナギやもずくガニがたくさん生息していた。下流にダムが出来て鮎とウナギが川から消えた。上流にもダムができて水質が悪化し、ヤマメやカジカは沢や湧き水の流れ込みにしか住まなくなり、今ではレインボ-の川になり果ててしまった。寂しい限りだ。



この川は、荒瀬と穏やかなプ-ルが交互に繰り返す変化に富んだ水量豊かな溪である。どのプ-ルにも昔から『○○淵』と名前が付けられていて、泳いだり、素潜りで魚を捕ったりしたものだ。



ここも子供の頃から変わらぬ穏やかな流れである。奥の大きな二つの岩は『じじいばばあ』と言う名が付けられて親しまれていた。いったい何百年、あの場所で二人してこの流れを見つめてきたのだろうか?



懐かしくて、何度となく河原に腰をおろし、コ-ヒ-を沸かし、タバコの煙をくゆらせながら、子供の頃の想い出と話をした。年に一度しか来ないが、この川はいつまでもいつまでも想い出の川であり続けるだろう。

大好きな沢に入って川飯の準備をしよう。
今日はキムチ味のもつ鍋を作る。食材と調味料を並べる。また今日も忘れ物をしてしまった。ぬたを作ろうと思ったが、その調味料がまるで抜け落ちている。まあいっか。



先ずはワケギのおひたし。ぬたを作りたかったが酢みその材料を忘れた。やむなくキムチ鍋の素をまぶした。これは中々いけまっせ!是非お試しあれ。
酒肴は、メインディッシュの食材を少しずつ拝借して作る、これが私の流儀。
こうすると食材の種類を増やさなくて済むんですよね。



二品目は大好きなセリのおひたし。これは醤油で。香りの強い野菜は旨いんですよ。これでやっとビ-ルが飲めますです。



次はギンナンを焼きながら大根でカクテキ。薄く切った大根を塩もみして10分ほどおいて、水分を切ってからキムチの素をまぶして出来上がり。浅漬けも結構いけちゃいました。



そうこうしているうちにギンナンが焼けました。皮をむいて塩をまぶして。うみゃぁぁっ、もっと持ってくれば良かった。ギンナンは実が白色から緑色に変わったら焼けた証拠。それと焼く前に、必ず皮にちょつとだけ割れ目を入れて下さいね。これカミサンから伝授されました。



さぁてと、ここらでそろそろ焼酎の出番となりましたねぇ。今日も芋の『黒霧島』をハ-フロックで頂いちゃいました。これ、安いけど旨いんですもんねぇ。
今日もこの川には誰ひとり姿がありません。独り占めしている私はなんて幸せ者なのでしょうか!



よしっ、最後はもつ鍋か!
根菜とモツを煮込んで、柔らかくなったらキムチ鍋の素をドボドボッと入れて、少量の味噌、塩、醤油で味を調えてから臭いの強い野菜と油揚げをぶち込む。入れすぎじゃない?と思うくらいがちょうどいいんですよコレが。



エノキが余っちゃった。どうしようか?エェ-イ、茹でちゃえ。もう酔っぱらってるから何でもありってことで。茹でてポン酢ともみじおろしで。いけるじゃん!



ハイッ、モツ鍋の出来上がり!
あんなに沢山あった野菜もこのとおり。『なんだキムチ鍋じゃん』ってか?。違いますっ、絶対にキムチ鍋ではありません!もつ鍋のキムチ味なんですってホントに。
締めくくりは、残ったス-プでインスタントラ-メンを煮込んで辛ラ-メンでございました。ところで、この鉄鍋良くなくない?ひとりぼっち鍋をとっても楽しくさせてくれるスグレモノなんです。最近のアウトドアグッズ、中々よかですたい。



辺りは薄暗くなり始めています。もう完全に黒霧島がまわっちゃってます。頭上の色づいた葉がきれいなピンクに見えてしまってます。でも帰って写真を見てみると確かにきれいなピンクなのでした。もしかして酔ぱらっていなかったのかも?



今日は覚悟の上の溪泊。
人間、覚悟しちゃうと暗闇も怖くなくなるものなんですねぇ。真っ暗闇の中で、ユラユラ揺れる焚き火を眺めながら瞑想にふけります。いや迷想か?妄想?
もう思考力もなくなって何も考えられない状態なんだから、やっぱり瞑想の世界に入っているのでした。焚き火の炎で瞑想、これネイティブアメリカン(インディアン)の人たちがやっていたようですね。



今年最後の溪泊が、まったりとした時間の中で終わろうとしています。
大自然の、変わらぬ優しさと浄化作用によって救われて来たように思います。
だからずっとこれからも、山と溪の旅人であり続けたいと思っています。
山よ、溪よ、ありがとう!










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Vフォ-メ-ション

2006-10-20 00:56:58 | 書籍
先週から始まりましたねぇ、Drコト-の続編が。
うれしいですねぇ、また私の涙腺はゆるみっぱなしになっちゃいますですヨ。

人間は皆、ホントは寂しい生き物なんだと思います。
弱い生き物なんだと思います。
皆さんも、ふっと寂しさがこみあげてくること、ありますよね?
理解しあえる人がいない、信じあえる人がいない、将来がたまらなく不安、ひとりぼっちで過ごす夜、一人旅の旅先で、そんなとき、ひとりぼっちの孤独感が重くのしかかってくるものです。



私などは、その孤独感を味わいたくて、わざわざ一人で山奥の渓流に出かけます。
寂しいですよ。でもその寂しさがたまらなく好きなんですねぇ。
時々、圧倒的な孤独感を味わってしまうと人恋しさもひとしおで、温もりが欲しくなるのです。

人は皆、決してひとりぼっちではありません。
誰にでも必ず、信じあえる人がいるはずです。
語り合い、理解しあえる人がいます。
支え合い、心配しあえる人がいます。
自分は一人じゃないんだと実感できるとき、前に進む勇気が湧いてくるものです。
そんな友や家族、大切にしましょうね。

私の心に残る一節をご紹介します。
『目的の地を目指す渡り鳥はVフォ-メ-ションの隊形を作る。
リ-ダ-の渡り鳥が疲れた時、その鳥は風が直接当たらないポジションにさがり、他の渡り鳥が代ってトップに立って飛び続ける。後ろに続く鳥達は鳴き声を上げることでトップの鳥を励まし続ける。そして、とても重要なこと、、、。
一羽の渡り鳥が病気になったり傷ついたりしてフォ-メ-ションから脱落したとき、二羽の渡り鳥がフォ-メ-ションから外れ弱った渡り鳥を保護します。その二羽の鳥は、弱った鳥が回復するまで、あるいは死ぬまで一緒にそばに付き添います。
そして、他のグル-プのフォ-メ-ションに合流するか、もしくはもとのグル-プに追いついて再び一緒に旅を続けます』

私たち人間の関わりも、同じだと信じたいものです。


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学び続けること

2006-10-18 23:09:22 | 独り言
先週金曜日、酔って財布を紛失した。よくよく数えてみたらイオカ-ドやパスネットなどをあわせると総額11万円の損失である。交番に届けて6日目、財布は出てこない。世知辛い世の中になった。財布の中には、大切にしていた母の形見のしわくちゃの一万円札が一枚と千円札が2枚入っていた。これを使った不届き者め、お前は必ず呪われてまともな死に方はしない。亡き母の呪いを思い知るがよい!

さすがに寝込みはしなかったが、ショックと金欠で遊びにも出られず週末は休まず仕事と研究に充てた。50才を過ぎると中一日の休養は絶対に必要なのであるが、仕事と研究が興に乗ってくるとランナ-ズハイのごとき快感が生まれ、ハ-ドワ-クを楽しんでいる自分に気づく。困ったものである。

先日、10月2回目のセミナ-を受講した。
極めて法律論の色濃いセミナ-で受講者はたったの25人であった。
セミナ-も様々で、自己啓発セミナ-や顧問先拡大ノウハウのセミナ-、スタッフの意識改革セミナ-などには200人以上の受講者が集まっていつも満杯になるのに、職業会計人にとって最も大切にすべき法律講座の受講者は極めて少ない。




これでいいのだろうか?
我々職業会計人は元来が法律家である。企業の成長に資するコンサルティングと、税務署と法律論で真剣勝負する法律家としての側面があるはずである。
会計人のレベルの低さがいつも話題に上る。帳簿屋に成り下がってはいないか?
お客様を訪問して世間話でお茶を濁してはいないか?真剣勝負をしているか?

上に揚げたセミナ-はどれもみな大事なものである。どれもみなバランス良く聞いて、バランス良く身につけて成長していく必要がある。
いつも成長し続けたいという向上心を持ち続ける、変化の波を感じ取って変化の波に乗る、スタッフの好奇心をかき立てる、会計人本来のスキルアップ、おしなべて大事なものである。

私のお客様の医療人の方々は皆、勉強家である。時間とお金を惜しまず自分とスタッフに教育投資する姿勢に敬意を表したいし、誇りにさえ感じる。
時代は日々進化し続けている。自分が立ち止まることは後退することに等しい。
日々進化、専門職に携わる者は立ち止まってはならない。お互いに励まし合いながら日々進化してゆきたい。その意欲とパワ-が消え失せたときは潔く退場するときである。


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酒は失敗のもと

2006-10-14 13:56:53 | 川飯.B級グルメ
午前6時、老犬モモに起こされた。いつもの事である。
でもちょっと変だ、何か違和感がある。気がつくとダイニングの椅子の上に居る。
夕べはここで眠ったんだ。そして数秒後、ヤバ-ッ!カミさんにまた叱られる。

昨夜の記憶を辿ってみる。
タクシ-で家に着いた。料金を払おうとした。あっ、サイフがない。いくら探してもサイフがない。慌ててカミさんに頼んで支払ってもらう。昨夜は息子と息子の彼女と飲んだが『ぶんじ』でも『いながき』でも支払いは自分がした。

リビングに入ってソファに横になると、サイフなんてどうでもよくなった。
カミさんは息子の携帯に電話して交番に届けるように指示し、次に銀行やらカ-ド会社にテキパキと連絡をとっている。、、、、様であった、、、そこから先の記憶は霞のような、、、、。

今朝、カミさんに言い渡された。『もう外で飲むことは許しません!』
あちぁぁぁ---、やっぱりね。しばらくはおとなしくしていようっと、お金もないことだし。しかし、一番悪いのは焼酎よオマエじゃ!オマエが誘惑さえしなければこんな事にはならなかったのじゃ!って、いい加減にせえよ、一番悪いのは何を隠そうこの自分なんでした。大反省。





サイフにはキャッシュカ-ドにクレジットカ-ド、デパ-トのカ-ドやイオカ-ドなど数えてみたら10枚ほどのカ-ドが入っていた。おまけに名刺までもが。これを悪用されたらたまったものではない。カミさんが方々にテキパキ連絡したのは当たり前の事だったんだな。

以前、こんな事があった。
Y先生が東京の某所でクレジットカ-ドを使った。
翌日、カ-ド会社から電話。『○○様は今、どちらにいらっしゃいますか?』
『自分のクリニックですよ、あなた、今電話しているでしょ』『そうですよね、実は先ほど大阪のあるお店で○○様のカ-ドが使われまして、少々不審に思いましてご連絡させて頂きました』『ボクのカ-ドはボクの手元にちゃんとありますよ』

恐い話である。多分カ-ドのデ-タを盗まれてのことだろう。
カ-ド時代の昨今、カ-ドの取り扱いには充分に注意したい。私のようなたわけ者はカ-ドを持たないのが一番の対策かもしれない。まあ、お酒を飲まないのが一番良いのだが、、、、、。


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カマトロ

2006-10-12 23:20:09 | 川飯.B級グルメ
『きょうの~しごとはつらかった~ あとは~しょうちゅうを~あおるだけ~』
岡林信康の『山谷ブル-ス』、わかんねぇだろうなぁ?

今週は久方ぶりに仕事がきつくてヘロヘロ状態『こんな日はあの人の、、、』なんて歌ってるより焼酎をグイッと。なんて考えていたら来ちゃいましたよカマちゃんが。いつもマグロのカマを差し入れて下さるお客様のA川さんが今日突然に。

聞いてみると、きのうカミさんが買い物途中にA川さんにばったり、『この間のカマ、うちの主人が泣いて喜んでました』ってお礼を言ったのだとか。
こんなことならボク毎日だって泣いちゃうもんね、いやホントに。
A川さん、本当にありがとうございました。カマトロ、ねぎとろ丼、カマ焼き、3日かけてじっくり味あわせて頂きます。

本日は先ずカマトロ。出刃包丁と刺身包丁でカマトロをそぎ落とします。
大トロとはまた違う上質の脂が泣かせてくれちゃうんですねぇ。今日食べる分だけホンの少量、これで充分なのですよ。どうも年を重ねるとたくさん食べるよりも美味しいものを少しだけ頂く、これがいいんです。



焼酎も濃い~のを少しだけ、旨かったあ!
また明日も頑張れます。
新聞紙にくるんで、ス-パ-の袋をぶら下げて、こんな気取らない差し入れ。
でも私にはとても暖かい心遣いを感じます。こんなおつきあいをさせていただいて
ホントに感謝感謝です。今日も泣いて喜んじゃいましたよ~A川さ~ん!
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我がカ-ティスクリ-ク

2006-10-09 23:42:30 | フライフィッシング
週末の二日間、オフィスに缶詰になって仕事と研修を終わらせた。
さあ、今日は私だけの時間である。昨日、親友のOちゃんが川から電話をくれた。
人が目をシバシバさせながら勉強してるのにアンタは釣りかよ!とムカっときたが、ついでに大雨後の増水の状態を聞いた。徒渉困難で釣りにならずの報告を聞いて胸がスカっとした。ざまぁみやがれ。しかしOちゃんもしぶとい、溪泊して明日に賭けると言う。テントごと流されないように気をつけなされよ。

と言う訳で当初の計画どおりS沢に入ることにした。S沢は私のふるさとを流れる4本の沢のうち一番大きい沢である。午前6時に沢に入るが、深い森に抱かれた沢は薄暗く、7時半になってやっと陽の光が差し込んできた。やはり光はありがたい。



この沢は行程2キロの中に様々な表情を見せる魅惑の溪である。こんな穏やかな流れもあれば、激しく落ちる滝もあり。



10年ほど前のことであろうか、釣りブ-ムの陰で心ない釣り人たちによって私のふるさとの沢ではヤマメが絶滅した。地元有志の地道な放流活動によって、ここ数年ようやく沢にヤマメが蘇りつつある。今日は、晩秋の放流活動に備えての探釣が目的である。元気なイワナが飛び出した。元々ヤマメの沢であるが、放流した発眼卵にイワナが混入したのだろうか?



30分ほど遡行すると大滝が現れる。増水時でなくてもこの滝の迫力はかなりのものがある。水深もあり大物が潜んでいる気配ムンムンである。



大滝の左岸をよじ登って更に遡行すると、三段の釜が現れる。フライを流してみよう。



一番上の釜の巻き返しからヤマメがゆっくりライズしてフライをくわえた。すでに婚姻色をまとった今日一番のサイズ。抱卵しているかナ?たくさん子孫を残してくれることを願ってリリ-スした。平水時は極端に水量が少ないのに健気に生きていてくれるんだな。



4時間かけて全行程の探釣が終わった。今日出会えた溪魚は10匹あまり、思いのほか大きく立派に育っていてくれて嬉しさがこみあげてきた。
下流に戻って簡単な昼食をとる。インスタントラ-メンの具をつまみにちょっとだけビ-ルを。



今日の昼食はチャルメラのしょうゆ豚骨1コ半。細麺の塩がイチ押しだがしょうゆ豚骨も侮れぬ味。大盛りの1コ半で大満足なのでした。



お酒を沢山飲んでもちょっとだけでも、やっぱり昼寝ははずせません。木漏れ日を浴びながらのお昼寝、気持ちいいですよぉ。皆さんもアウトドアでのお昼寝、是非是非やってみてくださいませ。



帰り道の林道から溪を覗いてみました。この穏やかな流れがいつまでも残りますように、妖艶なヤマメがいつまでも溪に生き続けますように。そのためになら地元有志の人たちと共に、私もずっとこの溪の川守りでいたいと思います。



林道の傍らには栗がたくさん落ちていました。見上げると頭上にも。もう秋なんですね。しばらくすると甘くて美味しいアゲビが実ります。ふるさとの秋、また来るからね。



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一生勉強

2006-10-08 23:26:40 | 独り言
休日は大好きである。
オフィスには誰もいないから仕事がはかどるし集中して勉強も出来る。
昨日の土曜日は仕事に集中し、予定していた仕事を仕上げた。

今日は研究日。レジュメを前に研修用ビデオ4本を8時間かけて見終わった。
目がチカチカ、ショボショボするが充実した一日となった。
学生時代よりも多分、この世界に入ってからの方が遙かに勉強している。
広く深く、学ぶべきことに限りがない。限りがないから自分の専門分野を極めることに徹している。徹しているがまだまだ足りない。今月は受講予定のセミナ-が2日間ある。人生一生が勉強である。学び続ける覚悟と意欲を失ったときは、潔くこの世界から身を退く覚悟をしている。その日は必ずやってくる。それまでに是が非でも若いスタッフを育て上げておきたい。

夕方、親友のOちゃんから電話が入った。鮎釣りの名手である。道志川の河原からであった。川の状況を聞いてみた。増水して徒渉困難、釣りにならないという。
当たり前だろ、こんな日は小さい沢に入らないとダメだよ。
近いうちに川飯やろうと言ってきた、結局オレが料理担当だろ!

親友の松ちゃんに電話してみた。ゴルフ練習場にいた。結局、みな休日はリフレッシュしているんだな。川飯に誘うとOK、OKと二つ返事が返ってきた。

Oちゃんと松ちゃんは高校時代からの大親友である。
二人とも建築家で、絵が驚くほどうまく、特に松ちゃんはプロの画家(水墨画家)でもある。ゴルフの腕も並はずれている。私はゴルフが大嫌いであるが年に1~2度は仕方なく二人につきあって宿で飲むのを楽しみにしている。

久しぶりで川飯でもやるか3人で。
それよりも明日の沢の水量が気になる。どの沢に入ろうか?ワクワクして今日は眠れないかも。




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ちょっと反省の一日

2006-10-07 01:43:05 | 独り言
先月のこと。ちょっとヘコんだことがある。
お客様を訪問すると院長先生、『あるコンサルタントにメ-ルで質問したら返事があった』とメ-ルをプリントアウトして見せてくれた。

(診療室の雰囲気が暗い、明るくするにはどうすれば良いか?)この質問の回答は(院長とスタッフ、スタッフとスタッフ同士で声を掛け合うこと)。院長先生は、まるで初めて受けたアドバイスと言いたげに嬉々としている。
これを見てヘコんだ。ショックでしばらく立ち直れず苦笑いであった。
だって、これと同じこと、全体ミ-ティングなどでもう何度も話しているのに、、、。

『人は活気のあるところに集まる習性がありますからね。だから先ず診療室に活気を蘇らせることから始めましょう。具体的には、毎日大きな声で率先して挨拶を交わしましょう。院長はスタッフに○○さんおはよう!。スタッフは先生おはようございま-す!と大きな声で返しましょう。何かを頼むときも、○○さん、これお願いします。ハイ、わかりました。先生、これお持ちしました。あっ、どうもありがとう!とはっきりした声でね』。

『声かけの習慣ができれば、診療室は自然に明るく活気に満ちて来ますよ。そして、明るく声かけができるようになれば患者さんにも自然に声をかけられるようになれます。患者さんに声をかけるときは、性別や年齢に応じて身振り手振りやイントネ-ションをかえて、心を込めてくださいね』などと実例を揚げながら話し、充分理解してもらっているつもりだったのに。でも、全然残っていなかったんだナ。

人に思いを伝えるとき、相手の心に染み入るような話し方をしないといけない。
心に染み入り、理解してもらい、ずっと心に残るような話し方ができないといけない。

とてもショックを受け、そして反省しきりの一日であった。
他のお客様は大丈夫だろうか?



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はひっ、はひっ、はっひぃぃ。。。。。っ!

2006-10-05 23:13:55 | 独り言
犬も歩けば歯医者に当たる、そう言われるようになって久しい。
そう言えば私の自宅の周り、半径0.5㎞以内に歯医者さん3軒、半径1㎞以内には7軒もある。

しばらく前のこと。10数年前にかぶせた左奥歯が痛み始めたので近所の歯医者で治療を受けた。忙しいのでただ近いという事だけで選んだ。ひどい歯医者だった。問診票もない。カウンセリングなど勿論ない。

診察室に通されて、チェア-に座らされて、患部を確認してすぐ治療に入った。
説明などなし。よぉ-し、こうなったらどんな治療をするか見てやろう。
上下2本のクラウンをはずして、コアの部分を少々削って印象を採り、4日後に来て下さい。保険を使うか私費治療にするかの確認もない。

4日後、クラウンをかぶせてかみ合わせをみて、、、。かなり高いですねと私。
じゃあ少し削りましょう。これで様子をみて下さいと言われて、帰って食事をすると左では噛めるが右では全然噛めない。おまけに前歯で蕎麦が噛み切れない。

翌日、調整してまたダメ。その翌日も、またその翌日もダメダメダメ。

調整4回目。うまくいかずにキレてしまった歯医者は高さを調整するために乱暴に削り続ける。削られるコチトラはその部分が熱くてたまらない。ついに我慢の限界に来た私は口を開いたまま叫んだ。『はっひぃぃ。。。っ、はひ、はひ、はっひぃぃ。。。っ!』
気づいた歯医者が手を止めた。すかさず私は歯医者の手を払いのけ、目をにらみつけて『あついよ!』と怒鳴りつけた。

(そんなに乱暴に削り続けたら熱を持ってアチッチッになるのは当たり前だろうが、このバカタレが!かみ合わせが悪いのは俺の責任かぁ?アンタの型取りが未熟か、技工士のテクニックが未熟か、大体こんな事でキレててまともに歯医者が務まるかってんだ)と言ってやりたかったが腹に収めた。

60代半ばのその歯医者、私の怒りを察してかプイッと横を向いてどこかへ、、、。代わりに若い歯医者と入れ替わってまた調整。かみ合わせは大切ですからねえ、かみ合わせが合わないと全身状態に影響しますから完璧になるまでいつでも来て下さいねえ。(だれが、二度と来るもんか。能書きたれる前に一発で完璧にしてみろってんだ)。言ってやりたかったが腹に収めた。ひどい話である。患者の対応もテクニックも最低。

結局、西荻窪まで行って私のお客様のクリニックで調整して頂いてなんとか噛めるようにはなった。こんなひどい歯医者は特別である。少なくとも私がおつきあいさせて頂いている50数件のクリニックはこんな事はないと信じる。なぜなら、患者さん一人ひとりに、一番大切な人だと思って接することの大切さをいつもお話ししているし、先生方もそれを自覚し実践しているからである。

皆さん、歯医者さんは近いという理由で選ぶことだけは絶対にやめましょう。くれぐれも周囲の評判を聞いてからにしましょうね。
こんな歯医者は絶対に許すことはできない。こんな歯医者が存在すること自体、世のため人のためにならない。私はこれから、ご近所や犬の散歩仲間を通じて私がされたことを詳細に伝えていく。負の連鎖の恐ろしさを思い知るが良い。

コメント (6)
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溪飲溪食溪泊まり

2006-10-01 17:28:28 | 川飯.B級グルメ
渓流シ-ズンの終盤は哀愁の溪泊まりで締めたい。相棒が多忙のため今回は単独行となった。45リットルのザックに酒や食材や家財道具を詰め込んで一人本流を遡り深山幽谷の溪を目指した。相棒がいればこんな重い荷物にならなかったのにとブツブツいいながら、、、。



途中、ロッドを振りたい欲望に駆られながらもひたすら遡ってテン場に着いた。
先ずは幕営。いつもはタ-プで済ませるが、肩を寄せ合う相棒がいない今日はツェルトを張る。たった400グラムのテントでザイルと木の枝2本があればOKだ。



テントを張って晩飯用の薪を集めたら、さぁ釣り始めよう。テン場の横の沢を釣り上がるとチビイワナが遊んでくれる。たとえキ-プサイズが出たとしても卵を抱え始めたイワナは殺せなかっただろうナ。



遡行する途中で日向ぼっこするガマガエルに出会った。目ヂカラがありキリリと締まった思慮深い顔はまるで溪の哲学者然としていた。



3時間ほど釣って3時にテン場に戻った。ちょっと早いが腹ぺこである。さぁ始めよう。今日のメインディッシュはきのこ鍋である。先ず食材と調味料を並べる。
いつも必ず忘れ物をするが今日は小芋を忘れた。何とかなるサ。



とりあえずビ-ル。ミョウガの梅肉あえと味噌あえ、次に油揚げをさっと炙ってネギと大根の粗みじんをまぶして醤油をたらす。簡単だけど旨いんだなこれが!



次は鍋用の鳥を使って焼き鳥を焼く。せっかく食べるんだから高くても地鶏にする。塩とガ-リックパウダ-で旨いぞ~。塩も良いものを選ぼう、味が全然ちがうのだ。並の焼鳥屋には絶対に負けないのだ。



ビ-ルから焼酎へと進む。今日は芋焼酎の黒霧島。芳醇な味と香りが酒肴を一層引き立ててくれる。そろそろキノコ鍋を作るとしようか。
先ずは鍋に鳥もも肉の皮を下にして並べ弱火でゆっくり炒める。鳥皮の上質な脂がジュワっと出てきたら、、、。



根菜を入れたっぷりの水を加えて中火でゆであげる。あくまでも水はたっぷりが鉄則、あとから水を加えるとキノコの風味が台無しになっちゃいますからね、、。



根菜が柔らかくなったら、いよいよキノコと油揚げを加えて15分ほど煮込みます。この出来上がりを待ってる時間も大好きなんですよね。



さぁ、仕上げの味付け。今日は塩で味を付けて少々煮込んでから最後に醤油で味を調えました。いゃぁ、最高の味に仕上がりましたよ。



やっぱり秋はキノコに限りますね。キノコ鍋でまた飲み直しましょう、ハフッハフッ。
これで鍋を囲む相棒がいたらもっと良かったのに、、、。今度は一緒にやろうナ。



溪飲溪食に2時間半もかけてしまいました、満足満足。やめられませんね~。
それでは、ちょっと早いけどツェルトに潜り込んで眠りにつきましょうかね。
なんてったって今日はひとりぼっち、夜の闇がことのほか恐いんですよ。
闇の世界になると鳥とも獣ともつかぬギャャャ~~~ッ!という悲鳴のような叫び声がそこここから鳴り響きます。サァ---ッと黒い影も走ります。
焚き火の炎を眺めながら飲んでいたいのはやまやまなんですが、一人ではできませんよそんなこと、、、。



翌日、王の入川に立ち寄った。河畔の田んぼでは稲の刈り入れが終わっていた。
田んぼの主の家に寄ってお茶をごちそうになり、庭になっていた栗を頂いて帰途についた。今年は王の入川に何度も通って沢山のヤマメに出会った。この川はことのほか山野草が豊富で目を楽しませてもらった。今日で禁漁期にはいる。寂しいけどまた来年もヤマメと花と田んぼに会いに来ますね。お世話になりました。
溪も田んぼもそこはかとない哀愁が漂っているように感じた。もう秋なんですね。



焼き鳥の映像が消えちゃったのでここにアップしておきます。




コメント (8)
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