山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

芋。。。掘ったど---!

2008-12-28 23:55:36 | 自然薯 山菜
山遊びはやっぱり楽しいものですなあ。

2ヶ月ぶりに八王子の熊さんのお宅を訪ねました。
正月用の自然薯を調達するためなんですがね、大好物なものでして。
今日は助っ人に二日酔いの息子を同行させて、僕は傍でここ掘れワンワンの役まわりを努めます。

さっそく熊さんのジムニ-に乗り替えて前回と同じ山へ向います。
エンジニアの熊さんは、前回11月9日の芋掘り以来一日も休まずの
働きづめだというのに快く僕たちを迎えていただきました。感謝感謝です。

すでに葉も弦も枯れて朽ちているのに事も無げに自然薯の在処を探し当てる。
さすが芋掘り名人の熊さんの面目躍如、眼力も嗅覚も只者ではありません。

熊さんが探し当てた自然薯の在処をひたすら掘り進みます。



ところが垂直に1.5メ-トルも掘り進んだというのに自然薯は影も形もないのですわ。
これはおかしいぞと、掘った土を探ってみると2~3センチにちぎれた芋が出てくるわ出てくるわ。

つまり掘りながら自然薯をズタズタに切り刻んでしまったという訳でして。
何ともまあ情けない結果となってしまった訳でして、、、、、。



諦めて次の穴を掘るど-。
芋の在処は倒れて朽ちた松の木の向う側、倒木の真下に在ったもので、、、、。

熊さんは、こっち側から掘り進んで倒木の下にトンネルを掘る作戦を立てました。



ところがでございます。
いくら掘っても芋が見当たりましぇん。
『芋がねえよ~、なんじゃこりゃあ、ありえねえ~』と熊さんが吠えまくります。



結局、潔く諦めて午前の部は完敗と言うわけで。
あぁこの徒労感、ホントに疲れましたわ。

仕方なく車に戻って腹ごしらえです。
ビ-ルを呑みながら車座になって、つい話しが弾んでしまって山飯の写真は失念。

そしてそして午後の部は、、、、、。
この激しく密生した笹藪のジャングルへ突入です。

このジャングルへの突撃は進軍に困難を極めた訳で。
でも、さすがにこの笹藪に戦いを挑むアホは僕たちだけと見えて掘り跡は皆無でありました。



笹藪をかき分け、天を仰ぎ、地べたをはいつくばりながら熊さんの千里眼が弦を探し当てました。
笹を刈り取り、張り巡らせた根っこや石混じりの土と格闘しながらの斜面掘り。

芋の姿が見えたときは俄然やる気が湧いてきてガシガシと掘り進みます。



そして、掘ったど---!と、ここは雄叫びを上げる場面でしょ、、、。
でも昨夜の深酒で気持ち悪そうな息子にそんな元気はなく青ざめた顔で喜びを表現しています。

しかしまあボリュ-ム感たっぷりの芋ではありませんか?
これで今年も『美味しいお正月』が約束されたということで。



一発逆転ホ-ムランをかまして満足そうな熊さんと二日酔いでヘロヘロの息子の図。



そしてまた藪をかき分けて勇躍の下山です。

この後、熊さんは休憩も取らずに海釣りの旅へと伊豆へ旅立っていきました。出来る男はタフなのですなあ。
お陰様で今年最後の山遊び、大満足の一日を過ごさせて頂きました、感謝の言葉もありません。


皆様、今年も本当にお世話になりありがとうございました。
僕も皆様も無事に1年を送れたことに感謝したいと思います。

来年もまた是非よろしく、そして良き友でいて頂ければこれほど嬉しいことはありません。



どうぞ皆様、良いお年をお迎え下さいますように!
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クリスマスサプライズ

2008-12-24 23:26:04 | フライフィッシング
アメリカから事務所に小包が届いた。

外国人ちゅうヤツは何でこんなに字が下手なんやろ?
全然読めんわ。これ読んでみ~と息子に手渡した。

『サトシ ヤマモト』って書いてあるよと息子。えぇ~っサトシから?
でも待てよ、小包の中でカラカラと音がしてるぞ。
もしやこれはSatoshiの名を語った爆弾テロかも知れんぞ?

爆弾テロだぁ~!全員床に伏せろ~っ!
叫ぼうとしたが、いや待て。
どうせ死ぬなら全員道連れにした方がアノ世に行っても楽しかろう。

叫ぶのはやめて、こっそりと小包を開けてみた。






ウイスキ-スキットルとLEDライト、そして年賀状が添えられてあった。

ウイスキ-フラスコは持っているのだが、こんな大型のスキットルが欲しかった。
来シ-ズンの溪飲は、このスキットルに注ぎ込んだウイスキ-だけで充分に楽しめそうだ。

LEDライトは防水仕様でエラく明るく実用性の高い優れものである。
ヘッドライトとこのLEDライトがあれば山道も溪泊も楽しいものになる。

僕が本当に欲しかった品が一度にふたつも、、、、。
おおらかなイエロ-スト-ンでのんびりと酒と食を楽しみながら
フライフィッシングライフに耽るSatoshiならではの心の込もったプレゼントである。

来シ-ズンは、このスキットルとライトを携えて溪に出よう。
溪でウイスキ-をちびりちびりとやりながら、
遠く離れたSatoshiと心の中で会話をしている情景が見えるような気がする。

年賀状にはマディソンリバ-で釣り上げた60センチを越えるブラウントラウトを抱えたSatoshiが居る。
目の毒である。こんな写真を見せられたら釣り師の心が騒がない筈がない。
いつか僕も彼と一緒にイエロ-スト-ンに立ちたい、そんな夢を抱いている。

スケ-ルの大きいアメリカでおおらかに生きるSatoshiが
更にまた逞しい男に成長したように感じて嬉しさがこみ上げてきた。


クリスマスイブ限定のカミさん手作りのロ-ストチキンに舌鼓を打ちながらワイングラスを傾けて
久しぶりにSatoshiの思い出話に花を咲かせた夜であった。

クリスマスイブのビッグサプライズ、アリガトネ!






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社長の器

2008-12-21 21:34:20 | 書籍
佐山典生さんと言えば、、、、。
株をやる方なら聞き覚えのある名前ではないでしょうか?

新興市場が華やかなりし頃、そうです『ホリエモン』が我が世の春を
謳歌していたあの頃、マスコミに登場する佐山さんの顔をご記憶ではないでしょうか?

一橋大学教授そしてM&Aアドバイザ-、株の世界では良識派とでも言いましょうか。
『ホリエモン』の買収対象となった会社のエ-ジェントとして
なりふり構わぬホリエモンを諫める場面も多々ありましたなあ。

その佐山先生が編集した『社長の器(日経新聞出版社)』
『企業価値向上論』という佐山先生の講座で著名な経営者が語った話を編集したものである。

『社長の器で会社は決まる』
正にそのとおりである。現在の、そして将来の経営者に是非読んで欲しい一冊である。



この本を読みながら、ふっと麻生首相の顔が浮かんだ。
麻生さんは首相の器なのだろうか?
首相として本気で日本を再生させる気概と覚悟と能力はあるのだろうか?

池田勇人は所得倍増論を、田中角栄は日本列島改造論を、強烈なメッセ-ジとして国民に発した。

麻生さんは分かりやすく濃縮された言葉に乗せて熱いメッセ-ジを国民に発しただろうか?
国民の不安を払拭し希望と共感を抱かせるような心に響くメッセ-ジを発したであろうか?

山積する問題を強行突破する壮大な政策を打ち出したであろうか?
閣僚を説き伏せて政策を実行に移したであろうか?

目の前に横たわる危急の問題解決のために猛スピ-ドで政策を実行したであろうか?

すべからく否である!
志の低い世襲議員に熱いメッセ-ジなどあろう筈もない。
自立していないお坊ちゃまに国を変革する能力も気概もあろう筈もない。

トップの器じゃない人間が間違ってトップの座に着いてしまったのではないのか?
本人にとっても国民にとっても、これほど不幸なことはない。

取り巻きに惑わされることなく自分の信念を貫く強いトップリ-ダ-の出現が今こそ待たれる時はない。

さて、それでは自分はどうだろうか?
自営業の経営者として、家庭という経営者として、
一人の人間の人生という経営者として反省すべきことはないであろうか?

この際、もう一度原点に還って見つめ直してみたいと思う。





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侘びしすぎるぜ!

2008-12-20 23:44:09 | 独り言
いま、『社長の器』という本を読み終えたところです。

『組織のトップというものは、どんな窮地に陥っても腐ることなく冷静に、社員の気持ちを鼓舞し現状を打破する強いメッセ-ジを出して夢と希望を与え続けて前に進む』
そうだよね、こうでなくっちゃね~と、ちょっと勇気づけられて心地よい余韻を味わっているところです。

それにつけてもこの年の瀬、世の中の一部の方々は侘びしく不安な日々を過ごしているのだろうな?
そんな貴方に、もっと侘びしくなる読み物をご紹介いたしましょうかね。

それは信州軽井沢の宿、『閑人舎(かんじんしゃ)』のブログ『閑人舎通信』。
以前は八千穂高原にありましてね、その頃は主の夫婦仲も良かったんですわ。



アウトドア雑誌にも『泊まれる呑み屋』な~んて紹介されたりして僕も一度は泊まってみたいと思っていたんですがね。
兎に角このご主人、ダンディかつ豪傑で泊まり客に毎夜タダ酒を振る舞っては朝まで呑んで二日酔いの毎日。

僕も職業柄、こんなことしてて経営は立ちゆくのだろうかと心配していた訳なんですわ。
果たしてその後、1年半に及ぶ奥様の不倫が発覚し修羅場ののち離婚と相成ったわけでして、、、、。

それからの一部終始が赤裸々にブログ上で紹介されておるのです。
修羅場そして神経科への入院、奥様への未練、捨てられた男の女々しさなどなど。

是非一度このブログ、以前のものから時系列に読んでみてくださいませ。
妻に捨てられた男というものは、ここまで腑抜けになってしまうものなのか、
女々しく今に拘るばかりで、もっと前を向いて生きられないものなのだろうかと
身につまされる思いがするのです。

そしてもし、このブログを奥様が書かれていたならば、、、、、。
多分、こんなことは一笑に付して明日から始まる一人暮らしを希望に満ちた文章で綴っていたことでしょうね。

そして教訓!
1.妻には絶対に捨てられないように稼げる男になろう。
2.もし捨てられてもやっていけるようにメシを作れる男になろう。
3.一人で生きていけるように孤独を楽しむ強さと趣味を身につけておこう。
4.気の置けない友を作っておこう。

とまあこんなところでしょうか?

これからも『閑人舎通信』を楽しみに読み続け、ご主人を応援しながら
どんな風になってゆくのか見守りたいと思うちょり鱒。

皆さんも是非ご一読あれ!



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形骸化してしまったボ-ナス

2008-12-13 23:18:41 | 独り言
今年もボ-ナスの季節になりましたねえ。

貴方は貰う側ですか、出す側でしょうか?
どちらの立場にしても厳しい世情となっています。

バブルが弾けて以来20年、未だにボ-ナスを出せない会社がいくつもあります。
諦めきった社員と活路を見出そうとしない経営者、双方の無気力と無策の結果と言っていいでしょう。

ボ-ナスを出すのも貰うのも当たり前。
社員はそれが既得権であるかのように、経営者はそれが義務であるかのように思っています。

それで良いのでしょうか?
ボ-ナス本来の意味が形骸化してしまったことを甚だ疑問に思います。

頑張らなかった人には出す必要なし。
それなりに頑張った人にはそれなりに。
目一杯頑張って組織に貢献した人にはタップリと。
これが本来の賞与です。

自分の実績と貢献度を計りに掛けて、このボ-ナスは自分の手で勝ち取ったものだ、
このくらいの額は当然なのだと自信をもって言える人がどれほどいるのでしょうか?

当事務所も今週がボ-ナスの支給日でした。
幸いにして開業以来19年間連続で増収増益を維持できたこと一重にお客様やスタッフに感謝する次第です。

それにしても時代は変わったものだとつくづく思います。
僕の修業時代、ボ-ナスを頂くと所長の部屋に出向いて直接御礼を言ったものでした。

最初の師匠に師事した5年間、育てて頂いている半人前の自分がボ-ナスを頂けることが有り難くて。
それからは、目標を達成し、それが評価されて満足する額を勝ち取ったことが嬉しくて。



ボ-ナスを貰った皆さん、今度は奥様とのボ-ナス闘争が待っている訳ですね。
なんだよ、これっぽっちかよ、そんな嘆きが聞こえて来るようです。

これっぽっちじゃ釣り具も登山用具も新調なんてできねえよ。
ましてや愛人と一夜の逃避行なんて絶対ムリに決まってる、、、あれえ?

まあね、家庭は円満で平和が一番!
と言うことにしておきましょうかね。

先般、亭主関白連盟なる団体が世界大会を開いたそうで、、、。

亭主関白とは良く言ったものです。
関白は天皇を補佐して政務を司る役目、つまり№2の存在なんですな。
家庭もカミさんが一番、亭主が2番、これ夫婦円満の秘訣かもしれませんな。

カミさんには『勝てない、勝たない、勝ちたくない』の三無主義。
これが亭主関白連盟の掟なのだそうで、、、、。

あゝ僕も№2でも何でも良いからボ-ナス貰ってみたいな~!



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移ろいゆくものたち

2008-12-07 23:24:44 | 山歩き.散歩
一ヶ月ぶりに山を歩いた。

仕事も趣味のようなものだから長期間没頭していても飽きることはない。
それでも時折自然の風に吹かれないと頭の中は急速に煮詰まってくる。

Work Life Balance
やはり人間には必要なことだと痛感する。 


今日は行き当たりばったりの旅である。
だが車はそれが必然であるかのように牧馬峠へと向っていた。

峠には自然薯を掘ると言って地下足袋と作業着姿で石砂山に向う叔父さんがいた。
石砂山へ登ると言う叔父さんがいた。
二人ともすでに定年を過ぎた方であろうか?

今日の僕には何の目的もない。ただ山を歩くだけでよかった。



穏やかな石砂山への道は何も変わってはいなかった。
いつものように降り積もった枯れ葉を踏みしめる感触が心地よい。



途中で気が変わった。
仕事道を辿って中沢へ下り七段の滝を見ようか?
どうせ行き当たりばったりの旅だもの、気の向くまま歩けばよい。

仕事道で土地の方にお会いした。
今年の初夏、養蜂家の巣箱が襲われたと言う。
この低山にも遂に熊が出没するようになったとは。
石砂の山も時と共に移ろっていると言う証であろうか?



沢にも落ち葉が降り積もり寒々とした冬の気配を感じる。
僕が子供だった頃、この沢は豊富な水が清冽な流れを作っていた。

あの頃は父に連れられて川海苔を採りに来ていたものだが、その面影も今はない。
誰も訪れる事のないこの谷でヤマメたちもじっと耐えて春を待つ。



七段の滝は『まぼろしの滝』とも呼ばれている。
3つの滝は溪通しで見ることができる。滝上から眺められる滝もひとつある。
他の3つを僕は見たことがない。土地の方の話しではロッククライマ-でないと無理だという。

滝見はやめて神の川へと向った。

犬越路への登山道に大型のパワ-ショベルが休んでいた。
昨夏の洪水で荒廃した日陰沢を復元する作業である。



ここまで荒れ果てると自然の復元力では無理なのであろうか?
枝分かれしてしまった流れが復元され、溪畔林と溪魚の復活を待ちたい。



日陰沢の中流部、山からの吹き下ろしを避けて大きな岩陰に身を隠した。



焚き火で暖を取り、熱い鍋で身体を芯から温めた。
ほろ酔い加減の身体を流れの傍に横たえる。
あゝこの感じがたまらない、暫く忘れていた感覚が蘇った。



しばらく眠って帰り支度をしていると嫌でも下流の荒れ果てた姿が目に入る。
倒木が至るところで流れを塞いでいる。僕の釣りのスタイルはこんな障害物などものともしないが
それでも改めて溪の全貌を見るとその荒れ方の何とすさまじいことか。



帰路、ヒュッテに立ち寄ってみた。
崩壊したヒュッテは何事もなかったかのように同じ姿で佇んでいた。

山をやる者にとって、人の気配がある小屋の存在は何にも代え難い安堵感がある。
小屋の二階には布団が積まれ灯が点って何とも言えない暖かみを感じた。
もう二度と崩壊することなく、ずっとこの場所にこのままの姿で佇んでいて欲しいと願う。





ザックを担いで家に入るとモモの食事時であった。
『おかえりなさ~い。ご飯食べたらお散歩に連れてってね』。
モモはそう言って僕を迎えてくれた。

勢いよく階段を駆け下りて僕にまとわりつく若さはもうない。
だからこそ尚更に愛しい。



自然も人の世も、時と供に移ろっていく。

溪も山も、そして我が家もこのままずっと変わらずにいてくれたらいいのに、、。

生者必滅、万物流転、僕が達観できるのはまだまだ先のことなのであろうか?


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野宿したくて旅の空

2008-12-01 23:23:37 | 山歩き.散歩
企業倒産やリストラ、内定取り消し。
またまた世知辛い記事が増えつつある昨今。
日経新聞にほっとする記事を見つけました。

富山大学の村上宜寛先生。
溜まった精神疲労を癒すために時々野宿生活を続けているという。
学会で上京するときは多摩川の河原に幕営しリバ-サイドホテルが定宿となる。



ホテルに3日も泊まると睡眠不足で倒れそうになるが、
動物の声や風のささやきの中での野宿は不思議と安眠が得られるという。

もちろん食事も結構豪華で凝っている。
これはもう河原乞食を自認する僕の生態と全く同じではないかと親愛の情が湧いてきてしまう。
ただ違うのは、僕はただの河原乞食であるが村上先生にはインテリジェンスを感じてしまうことか?

仕事をしなくなったら野宿三昧の日々になるのか、ストレスから解放されて野宿は必要なくなるのか?
村上先生はこう結んでいるが、おそらく野宿生活から抜け出すのは無理であろう。

12月1日、息子が今日入籍した。
結婚式はせずに資金が貯まったら学生時代を過ごした英国を旅しながら二人で式を挙げると言う。

いずれ僕もお爺ちゃんになるのだろうか?
たとえお爺ちゃんになったとしても野宿と山飯はやめられそうもない。



周りから『ジジイ』と呼ばれることのないように良い年の取り方をしたいものである。
忌み嫌われているような、この呼ばれ方だけは何故か疎外感を感じる悲しい響きがある。




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