山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

山に居ることの幸せ!

2022-02-09 00:12:06 | 山歩き.散歩
土曜日、午前0時50分、ザックを積み込んでふるさとの山に向かった
午前2時すぎに登山口、これからちょっとだけナイトハイクして山で眠りたい
気分が高揚しているためなのかマイナス4度の冷気なのに少しも寒さを感じない
ウェアは
上が極暖のヒートテック、フリースのタートルネック、ダウンインナー、ハードシェル
下は極暖のヒートテック、ダウンインナー、裏地がフリースの厚手の暖パンの重装備になった
お蔭でヘッデンを灯して暗闇の登山道を歩きはじめると汗が滲んでくるほどに暖かい

フカフカに堆積した落ち葉の上に車のサンシェ-ドを敷いて小さなシェルに潜り込む
2本のストックにセットした折り畳み傘を広げれば狭いながらも快適な居住空間が生まれる
息子からもらった山崎の小瓶を水割りで呑み始めたら止まらなくなっておなかも空いてきた



ラ-メン東京百名店の『はやし田さん』の濃厚鶏醤油ラーメンのカップ麺版
喉越し滑らかな中太麺、甘味を感じる濃厚鶏醤油スープ、この再現度はカップ麺を超越する美味しさでございました
さあ、おなかも満ちてきたことだし、エスケイプビビイに包まれてこの静寂の中で心行くまで眠るとしようか!




たっぷり眠って午前9時半に目が覚めた、シェルタ-とビビイを畳んで暖かい陽だまりに移動した
どうしたことか今日はこの季節にしては珍しく登山者4人と鹿撃ち猟師8人に出会って言葉を交わした



午前10時、久方ぶりの山のブランチが嬉しい!
半年前に見つけて冷蔵庫に眠らせていたステーキ宮のステーキソ-ス
天に召された後輩バッカスちゃんお勧めのもので炒めたモヤシが絶品だと聞いていた

 

先ずは牛脂でお安いアンガス牛とモヤシを炒めてからステーキ宮のステーキソースを絡めて加熱する
玉ねぎのすりおろしとニンニクの良い香りが漂ってうっとり、もちろんレアで頂きたい、、、と、ここで尿意を催して、、、

 

急いで用を足して戻ると不覚にも火が通り過ぎて焼き加減はウェルダンに
ステ-キソ-スのお蔭で肉は十分に美味しいのだけれどモヤシの方が遥かに美味しいのが悔しい!

 

ビ-ルと缶チューハイを空けたら〆は東京ラーメン百名店『しば田さん』の半生麺を頂こう

 
 

きざみネギと煮玉子を忘れてしまったけれど甘味豊かなスープに良く絡むしっとりなめらかな麺が実に美味しゅうございました
醤油ラーメンの王道を行く『しば田さん』のラーメン、お店で頂く味には叶わないけれど再現度は充分な味わいでございました



ビビィに潜り込みシェルターにくるまって午後4時過ぎまでたっぷり眠ったら、さあ下山です



脊柱管狭窄症に苦悶して歩けなくなって山を諦めていました



それがこうしてザックを背負って山を歩くことができる喜びはひとしおでございます



少しずつリハビリして、またあの黒部の峪や飛騨山脈を歩けるかもしれない



4月には70歳になるけれど希望を捨てずに大好きな山々をもう一度歩けたらどんなに幸せでしょうか?
もし歩けるならば、もう山仲間に迷惑をかけないように独りでゆっくり歩こうと思っています。



コメント (24)
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