昼飯あれこれ

三週間のご無沙汰でございました。
訳あって当欄をしばらくお休みしていた次第です。

さて今年も残すところあと一週間、皆様も気忙しい日々をお過ごしのことでしょう。
忙しくても空腹のままでは仕事になりません、昼飯もしっかり美味しく頂きたいものですね。

僕の住む府中はここ数年間、駅前の再開発のために多くの飲食店が休業していたのですが
再開発の完了とともに沢山の飲食店が営業を再開し新しいお店や懐かしいお店の暖簾をくぐるのも楽しみの一つです。
昼食と言えば何といってもファストフ－ドに限ります、今週も府中駅周辺で早い安い旨いの昼飯を楽しませて頂きました。


月曜日は、丸亀製麺の冬季限定『かに玉あんかけうどん』６９０円。
いつもは３５０円のおろし醤油かとろろ醤油なのですが今回はちょっと奮発してみました。
あんかけのとろ味にかに味噌の風味が相まって滋味豊かな味に仕上がっておりました。




火曜日は、松の家の『得朝ロ－スカツ定食』、１１時までの限定ですが４００円は嬉しいお値打ちの一品。
さっくさくのとんかつ、にんじんドレッシングで頂くたっぷりの付け合わせのキャベツが美味しい！




水曜日は、人気店らいおんの『つけめん』７８０円。
濃厚なス－プが中太ストレ－ト麺にも良く絡みます。




木曜日は、回転寿司たいせい、お寿司の日は食べすぎに注意を払います。
お酒のおつまみも豊富でアジの刺身３８０円、居酒屋で残りかすのような突き出しにお金を払うなら
ここのおつまみの方が遥かに価値ある一品、家路につく前のちょいとイッパイはここに限りますねえ。




金曜日、がっつり肉を喰いたいときには、いきなりステ－キの『ワイルドステ－キ』１１３０円。
Ａ５ランクのリブロ－スも確かに美味しいのですが、刺しが多くてさすがに飽きてしまいます。
肉本来の味を楽しむならなんといっても赤身が一番、フライングして写真を撮る前に三切れほど食べてしまいました。




土曜日は、八王子ラ－メン。
ス－プとともに味わうたっぷりの玉ねぎがたまりません！




早くて安くてうまい昼飯を求めてあちこち彷徨うのも男にとっては至福の時間です。
１年のうちで数十件の新しい味との出会いを楽しみにこれからも昼飯旅を続けていきたいものでございます。

新婚と新蕎麦

１１月下旬、親族や友人たちに祝福されて２４歳の若い夫婦が誕生しました。
いやぁ結婚披露宴というのはなぜこんなにも楽しいものなのでしょうか？
家内の甥の晴れの日ですから尚更のことですが、なんといっても会う機会の少なくなった親戚の面々と
和やかに酒を酌み交わし、語り合い、笑いあえる、身内の結婚式の楽しみはそんなところにあるのかもしれませんね。

　


さて先週末は丹波山の紅葉を愛でながら新蕎麦を頂いてきました。
おばちゃん二人で切り盛りしている『やまびこ庵』というちいさなお蕎麦屋さんです。




細切りと平打ちの麺が適度に混ざって実に楽しそうでしょ？
つゆの味もいつも安定していて僕好みのお蕎麦屋さんの一つです。




帰路に立ち寄ったのは『花の里』、ここのお蕎麦は刻み海苔が載っているのが特徴でしょうか？




いつも、海苔は載せないで下さいね～とお願いするのですが毎回必ず載せてくるのです。
つゆはちょいと甘め、日によってかなり甘めにもなりますがここも僕好みのお蕎麦屋さんのひとつです。




今週は僕のカミサンのふるさと福島とも縁の深い南信州の蕎麦集落を訪ねる積りだったのですが
疲労困憊のため丹沢の低山を歩いた後で相模湖の『休屋』さんで新蕎麦を頂くことに致しました。




このお店は木曜～日曜の四日間だけの営業であとの３日間は野菜作りに専念しているそうです。
秋田杉の分厚い無垢のテ－ブルは１０人掛け、小上がりは４人掛けの欅の座卓がふたつ
店内に足を踏み入れて先ず驚くのは清潔さ、お蕎麦に対する店主の拘りが分かります。




久々の真打登場、このお蕎麦を見れば美味しさのほどは分かりますよね。
いつも開店と同時に満席となるのですが僕は時間をずらして入るので待たされたことはありません。




最近、老化が進んでいるのでしょうか？
蕎麦を一気に啜るとむせてしまいます。
蕎麦は一気に啜ってこそ旨いもの
その楽しみが少しずつ奪われつつある寂しい今日この頃なのでございます。