この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

いざ、ドライブへ、、、

2009-09-20 23:42:16 | 日常
 今日は姪っ子のなるみとお袋を連れてドライブに行くつもりでした。

 が、何だか知らないんですけど、なるみが朝の四時まで寝付けなくて、当然予定の時間になっても起きれなくて(結局起きたのはお昼近くだったそうな)、結局三人でのドライブはあっさりと中止になりました。
 ま、いいんだけどね、どうしても三人でドライブに行きたかったわけではないので。
 それにしても笑っちゃうぐらい予定通りに物事が進まないなぁ。。。

 ドライブ自体まで中止にするのはムカツクので、半ば意地になって一人で行ってきましたよ。涙。
 さて、どこに行ったかというとですね(昨日のヒントで目的地がわかった人はいるのかな?それ以前に考えてくれた人がいたのかな。。。)、自分が今日行ってきたのは、まさしく知る人ぞ知る、幻の『トンカラリン遺跡』です。

 ほとんどの人にとってはトンカラリン遺跡?何それ?隣り組?って感じではないでしょうか。
 よほど考古学に普段から興味を持っている人でなければ聞いたことがない名前だと思います(実際自分の周りで知ってる人はいませんでした)。
 でもですねぇ、本当にスゴイんですよ、トンカラリン遺跡は。
 
 遺跡って多かれ少なかれ謎を含むシロモノじゃないですか。
 考古学が好きな人はそこにイマジネーションを膨らませる余地があるからこそ好きなんだと思いますが。
 しかし、トンカラリン遺跡の謎は昨日の記事でも触れましたが半端じゃないんです。
 まず、誰が作った(作らせた)かがわからない。
 いつ作られたのかもわからない。
 そして何の目的で作られたのかもわからないんです。
 この三つのうち一つか二つがわからない遺跡はままあると思います。
 しかし三つとも不明な遺跡はそうはないんじゃないでしょうか(自分は別に考古学に詳しいってわけではないですけれど)。

 で、トンカラリン遺跡に具体的に何があるかというとですね、それはたった一つだけ、地下随道(トンネル)なんですよ。
 トンネルが延々と400メートル以上に渡って続いてるんです。
 これってスゴクないですか?
 そう思うのは自分だけ?

 などとトンカラリン遺跡について熱く語っちゃったりしているわけなんですが、お恥ずかしい報告をしなければいけません。
 実は、、、恥ずかしながらトンカラリン遺跡、全然踏破出来なかったんです。
 一応インターネットで下調べはしていったんですけど、もう想像していたのとはまったく違ってました。
 ここだけの話、自分は山口の秋芳洞のようなものをイメージしてました。
 人の手が加えられ、安全に配慮が行き届いてる観光地といったような感じ?
 いやぁ、甘かったですね。
 舐めてました。
 観光気分で行くようなところじゃなかったです。
 それこそ本当に洞窟探検でもするような重装備じゃないといけませんでしたね。
 一つ目の隋道を抜けて、二つ目の隋道には足を踏み入れられませんでした。
 そこには真の暗闇が広がっていました。
 安全を配慮した上での人工の光源、なんて気の利いたものは一切ありませんでした。
 
 万全の準備をした上でいつかリベンジしたいと思います(シルバーウィーク中はちょっと無理)。
 どなたかリベンジに付き合ってもいいって方、いらっしゃいますか?
 400メートルを超える暗闇の世界があなたをお待ちしていますよ。。。 
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いざ、宮崎へ、、、

2009-09-19 22:08:05 | 日常
 今日の深夜か明日の早朝、先日の記事でも予告した通り、宮崎へ出立するつもりでした。

 が、急遽姪っ子のなるみが遊びに来ることになり、その相手をしなければならなくなったので計画はあっさりお流れ。笑。
 ま、別にいいんですけどね、宮崎へどうしても行きたかった、というわけではなかったので(消去法で行き先を宮崎に決めただけ)。

 というわけで、明日はなるみを連れて(お袋も一緒に)ちょっとドライブに行ってこようかと思っています。
 では突然ですが問題です。
 明日のドライブの目的地はどこでしょう?次のヒントでわかるかな。
1.目的地があるのは熊本県である。
2.遺跡である。誰が、いつ、どのような目的で作ったのかは一切不明。一説によると卑弥呼が関係しているともいわれている。
3.全長は450メートル以上、全長だけであれば日本最大の古墳である仁徳天皇陵にも匹敵する。
4.その割には存在がマイナーである。自分の周りでこれを知ってる人はいなかった。
5.松本清張と縁がある。
 こんなところかな。
 ある種のマニアの人たちにはたまらない建造物だと思いますが、そういった人たちは陽の当たる場所には出てこないかもしれません。笑。
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献血に行ってきました。

2009-09-18 23:49:34 | 日常
 献血に行ってきました。

 自分はボランティアや無料奉仕といった言葉に無縁な男なのですが、献血だけは別です。
 大手を振って仕事をサボれるから、もしくはジュースやら卵やらいろいろグッズがもらえるから、といった理由も大きいですが、ある人と、献血は続けられる限り続けていくと約束したから、というのが今のメインの理由ですね。
 人間、出来る限り約束は守んないとね。

 というわけで、メインの理由はさておき、自分にとって献血でもらえるジュースや歯磨き粉、卵といったもらえるグッズの存在も大きいのですが、今日の献血ではジュースが一本しかもらえなかった!
 今まで長い間献血してきて、大概二本もらえていたような気がするんだけどなぁ(献血直後に一本、帰りに一本もらえてた。今日は献血直後の一本だけだった。)。
 それに卵は全員ワンパックもらえてたけど、歯磨き粉と駄菓子セットはどちらか一つしか選べなかった!(考えに考えて歯磨き粉をもらいました。駄菓子セットにすればよかったかなぁといつも自分の選択を悔やむ。)以前だったらどちらとももらえていたよーな???
 こんなところにも不況の影響が現れてるのかなぁ、、、などというようなケチ臭いことが気になるのは自分が不純な理由で献血をしているからでしょうね。笑。

 まぁいいか、ジュースと歯磨き粉と卵がもらえたんだからそれで充分!!と自己満足し、忘れないようにと思って車の中に卵を置いていたら、午後は思った以上に暑くなり、締め切った車内は蒸し風呂状態だったようで、、、持ち帰った卵は哀れ半煮え状態でした。
 勿体無いけど捨てるね、とお袋に言われたときはかなり悲しかったです。

 ま、いいけどね、献血をするメインの理由はグッズじゃないから!!!(強がりゆーな!!)
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グラーグ57。

2009-09-17 22:06:01 | 読書
 トム・ロブ・スミス著、『グラーグ57』、読了。


 2009年版『このミステリーがすごい!』海外編で一位を獲得した『チャイルド44』の続編。

 改めて『チャイルド44』を評すると、この作品が傑作足りえたのは、純粋にミステリーとしての出来栄えというよりむしろ、社会主義国家を舞台にした、その設定の上手さにあるんじゃないかと思う。
 孤高の主人公が国家を相手にして、自らの汚名を雪ぐ、というプロットは『チャイルド44』とスティーブン・ハンターの『極大射程』に共通している。
 単純にエンターティメント小説として比べた場合、『極大射程』の方がはるかに完成度が高く、面白く読める。
 あれだけ荒ぶる男が主人公で、読む者の血を滾らせておきながら、クライマックスの裁判シーンの静けさといったら!見事としか言いようがない。
 残念ながら『チャイルド44』はそこまでストーリーテリングが上手いとはいえないと思う(後半かなり無理がある展開だった)。
 だが、ことインパクトに関していえば『チャイルド44』の方が一枚も二枚も上だ。
 あのプロローグに度肝を抜かれなかった読者はおそらくいないだろう。

 さて、『グラーグ57』である。
 『チャイルド44』と同じレオ・デミトフが主人公である。
 今回レオが被る受難は並みではない。これでもかこれでもかとまさに怒涛、あらゆる精神的肉体的苦痛が彼を襲う。
 その点に関していえば感心するぐらいだった。
 だが、傑作かというとそうはいえないと思った。
 面白くないってことはないし、後半ハンガリー動乱に雪崩れ込む展開はそれなりによく出来てるとも思うのだが、やはりインパクトに欠ける。
 どうしたって『チャイルド44』の持つインパクトには敵いっこない。
 前作が傑作であるが故の続編だが、前作が傑作であるが故にどうしたって評価が低くなってしまう。
 『チャイルド44』が『このミス!』一位を見事に当てた自分であるが(これ、本当。笑。)、本作は一位を取れないだろうな、と思う。
 とはいえ、本作に続く第三部でもレオ・デミトフには付き合うつもりであるが。
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感謝の言葉、「すみません」。

2009-09-16 23:27:20 | 日常
 何だかよくわからないんですが、自分の周りでやたらと「すみません」を感謝の言葉で使いたがる人がいます。

 例えば、会社にほぼ毎日来るヤクルトのおばさん。
 自分が「ジョアのブルーベリーをください」って頼んだら、「あ~、すいませ~ん、ありがとうございま~す」といってジョアのブルーベーリーを手渡してくれます。
 待て待て待て。
 何ゆえ「あ~」という感動詞と「ありがとうございま~す」という感謝の言葉の間に「すいませ~ん」という謝罪の言葉が入るワケ?
 これが「すいませ~ん」の後に「今日はブルーベリーを切らしてるんです~」って来るならわかるよ。
 注文の品に応じられなかったことを詫びるんだからさ。
 でも別段そういうわけでも、特にミスをしたというわけでも何でもないのに何故詫びるの???
 ヤクルトのおばさんに「すいませ~ん」と謝られるたびに頭の中で疑問符が羽根を生やして飛び回るのです。

 しかし、「すみません」を感謝の言葉として使うのは何も上述のヤクルトのおばさんばかりじゃないんですよ。
 件のおばさんは代替わりして一週間ぐらいなんですが、先代のヤクルトのおばさんもやっぱり「すみませ~ん」といいながらジョアを手渡してくれましたし、その他うちの会社に出入りする営業の中にも注文を受けると「すいません」って謝る人が何人かいるんですよ。
 この人たちって何ゆえこうも「すみません」を連呼するんでしょうね?
 「すみません」を挿入したら言葉が丁寧になるとでも思ってるんでしょうか?
 また、もし何かミスしたときは何といって謝るんでしょう?やっぱり「ありがとう」かな?笑。

 自分は理由もなく謝られるたびに何だかムズムズして気持ちが悪いです。
 皆さんの周りにもこんな「すみません」人間はいますか?
 いるよ~!という方はすみませんが、コメントをよろしくお願いします。
 いないよ~!という方もすみませんが、最近コメント欄が寂しいので何か一言お願いします。
 上手くまとめ切れなくてすみません。
 あぁもう「すみません」の使い方がわからなくなってきてすみません。
 では今日のところはこれにてすみません。。。
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さよなら、シネテリエ天神。

2009-09-15 23:07:57 | 戯言
 シネテリエ天神が休館するそうです。

 といっても九州(福岡)の人間じゃなければシネテリエ?柴田理恵の親戚?ぐらいにしか思わないでしょうから(思わねーよ)、簡単に説明しておくと、シネテリエ天神というのは福岡の親不孝通りにあるミニシアターのことです。

 現在福岡には他にミニシアターは那の津にあるKBCシネマ、博多駅にあるシネ・リーブル博多駅がありますが、シネテリエ天神が一番お世話になったかなぁ。
 三館の中でここが一番マニアックな(別の言い方をすれば一般受けしない)作品を上映してくれていたような気がします。
 間違ってもアカデミー賞受賞作品が上映されることはなかったですね(それはKBCシネマの受け持ち)。笑。

 ここで観た作品はちょっと前だと『エグザイル/絆』がありました。
 その前は『未来を写した子どもたち』で、さらに前は『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』や『パンズ・ラビリンス』もここで観ました。
 さらにさらに遡ると『ホテル・ルワンダ』や『メメント』、『新暗行御史』もここで観たんだっけなぁ。
 上映予定作品では『マーターズ』が気になってました。
 『ホット・ファズ』や『パンズ・ラビリンス』といった上質の娯楽作品を上映してくれる映画館がなくなるのは如何にも惜しいです。
 今さら存続を訴える署名活動なんてしても無駄なんでしょうねぇ(あまりにも期間が短すぎる。休館は10/12。)。

 休館後は代わりに成人向け映画館が開館するそうです。
 シネテリエ天神と違ってお世話になることはないでしょう(もっとお世話になるようになったりして。。。笑。)。
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日本で最もインパクトのあるネーミングの温泉。

2009-09-14 23:40:32 | 旅行
 今度の連休に宮崎にでも行ってみようかなぁと思っています。
 といっても別に宮崎に惹かれるものは何もないんですけどね。
 などといったら宮崎の方が気を悪くされるかもしれませんが、ご心配なく(?)、自分は宮崎に限らず、日本全国どこであっても特に見たい、行きたいというところがないのです。
 それどころか、世界各地の観光地、名所にも惹かれるものはありません。
 ニューヨークの摩天楼から眺める夜景も、アラスカの夜空に揺らめくオーロラも、エジプトのピラミッドも、ナスカの地上絵も、特に見たいとは思わないのです。
 まぁ究極の引きこもり体質といえますかね。笑。

 とはいえ、自分でもそれがよいと思っているわけでなく、連休の四日間(半)、家に引きこもりっぱなしはさすがに精神衛生上よくなかろうと思い(やろうと思えば可能ですけどね)、どこかに泊りがけで出掛けようと思った次第です。
 
 さて、どこに出掛けるか。
 長崎は去年行きました。熊本、大分も結構行ってる気がします。鹿児島も何年か前に行きました(列車でですけど)。
 で、消去法的に宮崎に行ってみようか、と思ったわけです。

 パラパラと家にあった旅行ガイド本の宮崎のページをめくってみました。
 そこにあった温泉名に目が点になりましたよ。
 その温泉名とは『すっぽんぽん風呂 玉泉館』
 日本に果たしていくつ温泉があるのかは知りませんが、最もインパクトのあるネーミングの温泉ではないでしょうか。
 何だかオラ急にワクワクしてきたゾ♪(by孫悟空)
 とはいってもよくよく考えてみれば温泉にすっぽんぽんで入るのは当たり前なんですけどね。笑。
 そんなわけで、もう少し計画を煮詰めて、行けるようだったら十九日からの連休にすっぽんぽん風呂に行ってみようかと思っています(確定ではないです)。

 皆さんも今度の連休にどちらかへ出掛けられますか?
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削除と追加。

2009-09-13 23:26:52 | インターネット
 数日前にも予告しましたが、ブックマークから三つほどブログを外させてもらいました。
 いずれのブログも更新が滞っていたための処置なので、更新が再開され、再び相互リンクされることを望みます(こちらからリンクを外しておいてなんですが)。

 代わりにというわけでもないですが、ブックマークに三つほどブログを追加しました。
 これまで自分にとってブックマークは相互リンクを意味したのですが、新しく追加したブログは自分が日参する、純粋にお気に入りのブログです。相互リンクされる可能性はまずないですね。笑。
 いずれも更新頻度が高く、読み応えのあるブログなので、読んだことがないという方は是非一度読んでみて下さい。

 簡単に紹介。
 【HoneyDipped】
 今自分が一番贔屓にしている漫画家若木民喜のブログ。
 週刊連載を抱えていて毎日更新、っていうのはそれだけでスゴイと思います。
 若木氏の漫画への、少年サンデーへの、ケーキへの(?)愛が伝わってくるブログです。
 
 【セガール気分で逢いましょう。】
 フリーランスの映画ライター牛津厚信氏のブログ。
 今一番新作映画情報が充実しているブログの一つなんじゃないかって思っています。

 【きっこのブログ】
 今さら紹介するのも憚られるきっこさんのブログです。
 未読の方はまずは一読あれ。

 これからもお気に入りのブログはぼちぼち追加していきたいと思います。
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ウルヴァリン:X-MEN ZERO。

2009-09-12 23:46:37 | 新作映画
 ヒュー・ジャックマン主演、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』、9/12、Tジョイ久留米にて鑑賞。2009年36本目。


 『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』を観てきました。
 観てきたのはいいんですが、本家である『X-MEN』シリーズはパート1を見ただけで、パート2、3は未見なんですよね。
 なぜ見ないのか(見る気になれないのか)、我ながらちょっと不思議で、別に超能力ものが嫌いってワケでもないですし、アメコミ原作に抵抗があるってワケでもない、ブライアン・シンガーが苦手ってワケでもなければ(『スーパーマン・リターンズ』はその年のNo.1)、ヒュー・ジャックマンが殊更嫌いってワケでもない、自分でも自分の嗜好がよくわからなかったりします。笑。

 ともかく、本レビューは『X-MEN』シリーズをかろうじてパート1だけ見ていて(それもうろ覚え)、パート2、3は見ていない人間によって書かれているということを前提に読んでください。

 そんなわけで『X-MEN』シリーズにはまーったく思い入れがない自分なのですが、本作はそれなりに面白く観ることが出来ました。
 アクション映画として評価するのであれば、充分及第点を与えられると思います。
 ただ、ストーリーを丁寧に追っていくと意味不明というか、首をひねらざる得ない箇所が多々あるんですよね。
【以下若干ネタバレ】
 主人公ウルヴァリンの思考と行動はものすごくわかりやすいんです。
 掛け替えのない恋人ケイラを兄ビクターに殺され、復讐に走る男ウルヴァリン。
 わかりやすい。実にわかりやすいです、ウルヴァリン。
 でも彼を除いて、彼を取り巻く人物がことごとく行動原理がわかりにくいんですよね。

 まず、謎の組織を率いる、本作の黒幕ストライカー大佐。
 彼はビクターを倒させるため、ウルヴァリンに改造手術を受けさせます。
 ウルヴァリンが改造手術を受ける理由はわかるよ?
 そうしないとビクターに敵わないから、だよね。
 でも大佐がウルヴァリンに手術を受けさせるのかがわからない。
 ウルヴァリン自身には、私は凶暴化したビクターを閉じ込めたのだ(そのために怨まれている)、みたいなことをいってますが、それが嘘であることは後々になってわかります。
 また、彼には息子がいて、その息子がミュータントであり、その息子のために彼はミュータントを使った実験を行っていることが判明するのですが、だからといってそれがウルヴァリンを彼の支配下に置くことなく手術を受けさせる理由にはならないはずです。
 まして、ウルヴァリンが手術後に脱走し、彼の忠実な部下を殺すことまですべて計画通りだったとは到底思えません(計画通りであれば意味不明だし、計画通りでなければ間抜けすぎる)。

 しかし、ストライカー大佐に輪をかけてわからないのがウルヴァリンの兄であるビクターなんですよね。
 彼は第一次世界大戦、第二次世界大戦、ベトナム戦争といった一連の戦争の中で自らの残虐性に目覚め、まったく罪のない村人たちまでその手で殺そうとし、そのことでウルヴァリンと反目し、ウルヴァリンは彼と袂を分かつのです。
 つまり途中までは完全な悪役なんですよ。
 しかし、クライマックスのスリーマイル島での戦いではなぜだかいいヤツっぽくなっちゃってて、、、あれ、いつの間に改心しちゃったの、コイツ?って思っちゃいましたね。
 
 ついでにいっておくとウルヴァリンの恋人であるケイラ。彼女は妹をストライカー大佐に人質に取られていて、そのためにお目付け役でウルヴァリンの傍にいた、という設定なのですが、、、でも彼女は触れた人間を思い通り操れるという、ある意味本作最強の能力の持ち主なんです。
 そんな力を持っているなら、わざわざお目付け役なんて引き受けなくても簡単に妹を解放できるんじゃないの?って思ったのは自分だけでしょうか。
 何といってもミュータントが閉じ込められている檻ってすごいチャチですしね。鍵も単純な南京錠(みたいなヤツ)だったし。せめて電子錠で閉じ込めて欲しいところです。
 っていうか、あんなお粗末な警備システムから脱走できないミュータントって、、、って思っちゃいましたよ。

 といった具合に、ツッコミどころ満載の本作ですが、そういった脚本や設定上の矛盾が気にならないというアクション映画好きの方、逆にツッコミを入れるのが大好きな方にはお薦め出来る一作です。

 お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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夏祭りで。

2009-09-11 22:35:46 | 日常
 金曜日の夜は会社の近くのコミュニケーションセンターで催された夏祭り(秋祭り?)に行ってきました。
 目的は近所の人たちとの交流、、、といった殊勝なものではなく、射的です。笑。

 射的といっても夜店でよくあるようなコルク玉を詰めてするものでなく、モデルガンでBB弾を撃つ方式です。
 去年も祭りはあって、そのときも射的をしたんですけど、やっぱりモデルガンをバンバン撃つのは気持ちいいなぁ。
 無性にモデルガンが欲しくなります、、、といってもモデルガンだけ持ってても(撃つ場所がないと)どうしようもないから買いませんけどね。


   


 写真は射的でゲットしたギフトカード。
 そう、ここの射的は賞品に金券があるのです(!)。
 800円でゲットしました(弾が十発で200円)。200円の儲けですね。
 自分なんかはほとんどトントンですが、自分の次にやった中学生は100円で(学生は十発100円)1500円分ぐらい金券をゲットしてましたよ。

 来年祭りが開かれることがあったとしても、この射的はなくなってるだろうなと思わずにはいられません。
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