この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

IMAXレーザー/GTテクノロジー3Dを体感するには最適だった『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』。

2019-06-28 16:32:25 | 新作映画
 マイケル・ドハティ監督、ヴェラ・ファーミガ主演、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、6/22、109シネマズ大阪エキスポシティにて鑑賞。2019年25本目。


 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を109シネマズ大阪エキスポシティで観ました。
 なぜ九州でも上映している『ゴジラ~』を遠く大阪のシネコンで観たかというと、日本でここにしかないという上映システムIMAXレーザー/GTテクノロジーを体感するためでした。


   

 その試みは成功した、と言ってよいかと思います。
 『ゴジラ~』はIMAXレーザー/GTテクノロジーの凄さ、そして素晴らしさを体感するための最適な映画でした。

 ただ、それを抜きにして、純粋に一本の映画として『ゴジラ~』を観た場合、正直あまり高い評価をしようとは思わないですね。
 たぶん、同じことを思う人が多いと思うのですが、怪獣映画としては満点なのだけれど、人間ドラマの部分がこれ以上ないというぐらい邪魔。
 観ていてひたすらストレスがたまるというか。
 登場人物の誰一人として共感出来ない、行動原理が理解出来ないというのは作品として致命的だと思います。
 『ゴジラ~』を観て、改めて『アベンジャーズ/エンドゲーム』ってよく出来ていたのだな、って思えました。

 次回作でゴジラはキングコングと戦うそうです。
 マジで?って思いますよね。
 現時点でゴジラの身長は100m超、キングコングは30mちょっとと3倍以上の差があるのですが…。
 当然キングコングが巨大化するのでしょうが、そうなるとキングコングの良さである軽快な動きが失われるような気がしてなりません。
 というか、巨大化したところで怪力しか武器がないキングコングが放射熱線を発するゴジラにはとても敵わないと思うのだけれど…。
 本作を低く評価しながら次回作のことが気になるということは何だかんだ言って自分も作り手の掌の上で踊らされているのかもしれません。


 お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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