この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

将棋三昧の日。

2023-07-08 22:03:52 | ゲーム
 今日は一日雨が降っていて、家に引きこもっていました。
 でも退屈ではなかったですよ。
 なぜかというと、第64期王位戦七番勝負第1局藤井聡太王位対佐々木大地七段戦「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」一回戦第二局菅井竜也八段対斎藤慎太郎八段戦があったからです。
 
 現在、将棋界にはタイトル戦が8つあります。
 序列は上から、竜王、名人、王位、王座、棋王、叡王、王将、棋聖です。
 似たような名前ばかりで覚えられないよ!という人もいるかもしれませんが、実は覚え方があります。
 8つのタイトル戦のうち、「〇王」と「王」が後ろにつくものが3つ(竜王、棋王、叡王)、「王〇」と「王」が前につくものが3つ(王位、王座、王将)、「王」のつかないものが2つ(名人、棋聖)です。
 このことを覚えておけば8つのタイトル戦の名前もほぼ覚えられます。
 本当は序列も覚えた方がいいのかもしれませんが、これは変動する可能性もありますからね。
 序列が変動?どういうこと?と思われる方もいるかもしれませんが、序列というのは要は賞金額の順位のことです。
 竜王戦が最も賞金額が高いタイトル戦で、逆に最も低いタイトル戦が棋聖戦ってことですね。
 そして序列が上がるのではないかと言われているのが叡王戦です(叡王戦を上位に位置付けている記述もあり)。
 逆に序列が下がる、、、というか、廃止が噂されているのが棋聖戦です。
 どうなんですかねぇ、そうならないことを祈るばかりですが…。

 ところで、将棋界にはタイトル戦以外にも棋戦があって、それが一般棋戦です。
 一般棋戦は主に朝日杯将棋オープン戦、銀河戦、NHK杯、将棋日本シリーズの4つです。
 一般棋戦は一般的にタイトル戦よりも格が下とされています。
 まぁでも正直それは微妙ですね。
 前述の通り、タイトル戦の序列は賞金額で決まるのですが、その賞金額がタイトル戦のいくつかより上の一般棋戦もあるので…。
 ともかく、一般棋戦はタイトル戦より格が下なので、タイトル戦の対局がある日には一般棋戦の対局はないのだと自分は思っていました。
 なので今日、王位戦七番勝負第1局と将棋日本シリーズの一回戦第二局が行われて、え?とビックリしました。
 タイトル戦と一般棋戦の対局が同じ日に行われることってこれまでにもありましたっけ?
 自分の記憶にはないのですが、自分の記憶にないだけで、珍しいことではないのかもしれません。

 さて、結果はというと、王位戦は藤井王位が勝利し、将棋日本シリーズは菅井八段が勝利しました。
 どちらの対局もよい将棋だった、と言いたいところですが、王位戦の方は佐々木七段の投了がえらく早かったんですよね。
 確かに状況は藤井王位の優勢(というか勝勢)で間違いなかったのですが、だとしても早すぎる投了でした。
 数値的には80:20ぐらいだったと聞きましたが、藤井王位は別の対局で1:99まで追い詰められて、それでも投げずに逆転しましたけどね。
 佐々木七段にはタイトル戦にはスポンサーがいて、観戦者がいるということを忘れずに、次の対局では最後まで粘り強く戦って欲しいです。

 ps.タイトル戦などについて記述に誤りがあれば訂正のコメントをしてもらえると助かります。
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