この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

予想通りつまらなかった『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』。

2021-06-19 22:09:56 | 新作映画
 ジョン・クラシンスキー監督、エミリー・ブラント主演、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』、6/19、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2021年25本目。

 土曜日は映画を三本ハシゴしましたが、映画のハシゴをするかどうか、めちゃくちゃ迷いました。
 迷った理由、その1、どうしても観たい映画は特になかった。
 観てもいいかな、という映画なら何本かあったのですが、どうしても観たいと思う映画はありませんでした。
 迷った理由、その2、他にすることがあった。
 毎週毎週映画ばかり観に行っているように思われるかもしれませんが、一応自分にもすることがあるのです。
 迷った理由、その3、体力的にきつかった。
 映画のハシゴをするときついんですよねー、その日だけでなく、翌日も一日臥せっちゃって、、、無理をするもんじゃないですね。
 結局映画のハシゴをした理由、イオンシネマのワンデーフリーパスポートのキャンペーンが6月末までだった。
 これに尽きます。
 我ながらアホな理由で映画のハシゴをしたなと思いますが、アホは死んでも治らないですね。笑。

 さて、映画のハシゴの一本目は『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』です。
 前作『クワイエット・プレイス 』は、興行的には成功を収めたようですが、個人的な評価は恐ろしく低いものがありました。
 音や振動に反応して襲い来る怪物、という設定自体は決して悪くないと思います。
 ただ、この怪物によって人類が滅ぼされる寸前、というのはちょっとありえないだろうと思うんですよね。
 だってこの怪物、簡単なトラップにも引っかかるし、ライフル銃でも倒せちゃうんですから(ライフル銃で倒せるのは頭部がむき出しになった状態で、ですが)。
 あんな簡単にトラップに引っかかるのであれば、どこかの砂漠で盛大にサイレンを鳴らして奴らをおびき出して熱核兵器で一網打尽にすれば済む話では、と思ってしまうのです。

 それに細かいところがいろいろ引っかかりました。
 例えば、主人公たちは移動する際に裸足なんですよ。
 なぜ裸足なのかというと、音を立てないためなのですが、単に音を立てないことが目的であればスニーカーの裏に防音素材のものを張り付けて、それを履けば済むじゃないですか。
 実際すべての登場人物が裸足というわけではないので、なぜ主人公たちが裸足なのか、まったく説得力がないんですよね。
 単に作り手が主人公を裸足であることによる何らかのアクシデントに合わせたいとしか思えない…。
 そういう見え見えのトラブルやアクシデントは見ていて萎えます。

 本作は正当な続編なので、基本的に前作の設定がそのまま踏襲されています。
 つまり、前作のままなので予想通りつまらなかったってことです。
 つまらないことが予想出来たのであれば、観に行かなければいいじゃん!と思われる方もいるかもしれませんが、確かにその通りです。
 ただ、ワンデーフリーパスポートで一日三本観るとなると、つまらないことが予想される映画も観なければならないことがあるってことですね。

 お気に入り度★☆、お薦め度★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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