この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

アクションに度肝を抜かれた『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』。

2021-06-20 22:18:24 | 新作映画
 岡田准一主演、江口カン監督、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』、6/19、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2021年26本目。

 『ザ・ファブル』、原作は本誌連載時に読みました(立ち読みで。すみません。)。
 映画の方は一作目は未見です。
 一作目が未見の映画をなぜ観に行こうかと思ったかというと、予告編がやたら面白そうだったんですよね。
 これはもしかしたら良作を見逃しているんじゃないかと思って一作目の予告編をチェックしたんですがどうもピンと来なくて、レンタルして見ようという気にはなれませんでした。
 それでも新作公開に合わせて地上波で放映されたのですが、何だか疲れていて金曜の夜は見ることなく、結局一作目を見ることなく二作目を観ることになりました。
 『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』、メチャクチャ面白かったですよ。
 ストーリーは若干ツッコミどころがあるかな。
 ただ、アクションが本当にすごかったです。
 度肝を抜かれました。
 日本のアクション映画を見て度肝を抜かれたのは初めてのような気がします。
 今までは日本映画にしてはやるな、といった感じでしたからね。
 特に建設現場の足場が崩れ落ちる中でのアクションは目を瞠りました。
 あのアクションシーンを見るためだけに本作は観る価値があるといっても過言ではないと思います。

 主役の「ファブル」を演じた岡田准一はスタントを使わなかったそうですが、俄かには信じがたいですね。
 他に変態悪党を演じた堤真一、ヒロインを演じた平手友梨奈もはまり役でした。
 幕の下ろし方も自分の好みで、観に行って本当によかったです。

 そうそう、二作目を映画館で観た翌日、録画していた一作目を見たんですよね。
 そしたらビックリしました。
 あまりにもつまらなくて。
 基本的にやくざ映画なのですが、狂犬めいたキャラクターが三人ぐらいいて、皆演技が同じ。
 アクションもガチャガチャして見にくかったなぁ。
 もしかしたら一作目を先に見ていたら、二作目は映画館に観に行かなかったかもしれません。
 一作目がつまらなくても二作目が面白いこともあるってことを覚えておいた方がよいかもしれないですね。

 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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