吉田恵輔監督、石原さとみ主演、『ミッシング』、6/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円)。2024年23本目.。
この日3本目に観たのは吉田恵輔監督の『ミッシング』でした(13:50~16:02)。
今、日本の映画界で一番ハズレの少ない映画監督は誰か?と訊かれたら、自分は躊躇なく、吉田恵輔の名を挙げます。
あまり古い作品は知りませんが、ほとんどの作品が映画comで3.7以上の評価ですからね(『銀の匙 Silver Spoon』を除く)。
これほど打率の高い映画監督って他にいないんじゃないでしょうか。
ただ、ハズレの少ない映画監督だから、監督作を必ず観に行っているかというとそういうわけでもないのです。
吉田恵輔監督の作品って精神的に見るのがきつい、胃が重たくなるものが多いんですよ。
ハズレではないとわかっていても、敢えて胃が重たくなる思いをしたいかというと必ずしもそういうわけはないですからね。
本作は子どもが突然いなくなったことで壊れていく母親のお話です。
予告編を見た時点で間違いなくこれは観れば胃が重くなるだろうなと思いました。
たぶん単独で観に行くことはなかったでしょう。
けれど映画のハシゴをするのであれば、そのうちの一本に選ばないという選択はなかったです。
そういった意味ではタイミングってやはり重要なんですね。
さて、本作を観ての感想ですが、やはり吉田監督は才能があるな、ということでした。
母親が壊れていく様をここまで淡々と、そして冷酷にフィルムに収める監督はそうはいないでしょう。
観て損をした、とは全然思いませんでしたよ。
ただ、この作品が心に突き刺さったかというと、それはなかったですね。
この作品が心に刺さるのは、やっぱり現在進行形で子育てをしている親御さんではないでしょうか。
小さなお子さんがいる方が観れば、本作は並のホラー映画の100倍は怖いと思います。
涙するシーンも多いでしょう。
でも自分には過去でも現在でも子育て経験がないので、主人公の境遇に大変だな、とは思っても、どこか対岸の火事みたいな感じで、そこまで魂が揺さぶられることはありませんでした。
それがいいことなのか、悪いことなのかはわかりませんが…。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
この日3本目に観たのは吉田恵輔監督の『ミッシング』でした(13:50~16:02)。
今、日本の映画界で一番ハズレの少ない映画監督は誰か?と訊かれたら、自分は躊躇なく、吉田恵輔の名を挙げます。
あまり古い作品は知りませんが、ほとんどの作品が映画comで3.7以上の評価ですからね(『銀の匙 Silver Spoon』を除く)。
これほど打率の高い映画監督って他にいないんじゃないでしょうか。
ただ、ハズレの少ない映画監督だから、監督作を必ず観に行っているかというとそういうわけでもないのです。
吉田恵輔監督の作品って精神的に見るのがきつい、胃が重たくなるものが多いんですよ。
ハズレではないとわかっていても、敢えて胃が重たくなる思いをしたいかというと必ずしもそういうわけはないですからね。
本作は子どもが突然いなくなったことで壊れていく母親のお話です。
予告編を見た時点で間違いなくこれは観れば胃が重くなるだろうなと思いました。
たぶん単独で観に行くことはなかったでしょう。
けれど映画のハシゴをするのであれば、そのうちの一本に選ばないという選択はなかったです。
そういった意味ではタイミングってやはり重要なんですね。
さて、本作を観ての感想ですが、やはり吉田監督は才能があるな、ということでした。
母親が壊れていく様をここまで淡々と、そして冷酷にフィルムに収める監督はそうはいないでしょう。
観て損をした、とは全然思いませんでしたよ。
ただ、この作品が心に突き刺さったかというと、それはなかったですね。
この作品が心に刺さるのは、やっぱり現在進行形で子育てをしている親御さんではないでしょうか。
小さなお子さんがいる方が観れば、本作は並のホラー映画の100倍は怖いと思います。
涙するシーンも多いでしょう。
でも自分には過去でも現在でも子育て経験がないので、主人公の境遇に大変だな、とは思っても、どこか対岸の火事みたいな感じで、そこまで魂が揺さぶられることはありませんでした。
それがいいことなのか、悪いことなのかはわかりませんが…。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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